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自己肯定感の定義は「自分の価値や存在を認める感情」低い人や高い人の特徴、高める方法を紹介

自己肯定感は、自分をそのまま認める感情のことです。
仕事やプライベートで失敗するのを恐れ、挑戦するのを諦めるのは自己肯定感が低い可能性があります。自己肯定感が低いとネガティブな気持ちが続き、仕事に悪影響を及ぼします。

自己肯定感の低い人・高い人の特徴、高める方法も解説します。

自己肯定感とは「自分の価値や存在を認める感情」

自己肯定感とは、そのままの自分を受け入れて認める感情のこと。必要以上に他人と比較せず、自分の価値や存在を肯定します。

自己肯定感は心理カウンセラーがよく使用する呼称です。「セルフ・エスティーム」を訳した言葉です。自己肯定感を言い換えると「自尊心」「自己評価」などです。

また辞書によると下記のように定義されています。

    「自分のあり方を積極的に評価できる感情」
    「自らの価値や存在意義を肯定できる感情」

文部科学省による自己肯定感の調査では、日本の子どもは諸外国と比較して自己肯定感が低く、自分に満足している人は低いといった結果がでています。

自己肯定感が高い人の特徴

自己肯定感が高い人は精神的に安定しています。他者の価値観を肯定的に受け入れられるので、コミュニケーション能力も高いです。特徴を5つ、詳しく解説します。

他者の価値観を受容できる

自分を肯定的に受け入れているので、相手の価値観も初めから否定することはありません。自分の考えをもちつつ「相手はそう考えるのね」と認めることができます。相手を否定せず肯定的に接するので、コミュニケーション能力も高いです。

メンタルが安定している

気持ちの切り替えが早く、メンタルが安定しています。怒られても立ち直りが早いです。また、ほめられたら素直に受け取れるので、自分の気持ちに正直になれます。周りの意見を俯瞰して受け止め、フラットな状態で過ごせます。

良好な人間関係を築きやすい

心の状態が安定しているので、良好な人間関係を築きやすいです。他人の価値観や多様性を受け入れ、自分と異なる意見でも尊重して聴くことができます。周りとのコミュニケーションが上手なため、人間関係もうまくいきやすいでしょう。

失敗を恐れずチャレンジする

物事の失敗を恐れず、新しいことにチャレンジする意欲をもっています。たとえ失敗しても、前向きに課題解決に取り組むことができます。自信をもって行動することができるのです。

他者と自分を必要以上に比較しない

他者と自分を比較して落ち込むことはありません。他者とは趣味趣向が違うものだと理解しているので、人と比べることはしないです。自分の価値や存在を肯定できるので、客観的に捉えることができます。

自己肯定感が低い人の特徴

自己肯定感が低い人は「主体性がない」「承認欲求が強い」などの特徴があります。自分に自信がなく周囲からの評価を気にします。それぞれ具体的な特徴をみていきましょう。

主体性がない

自分の意志で行動できる主体性がありません。自ら意見やアイディアを伝えることが苦手です。自己肯定感が低いと、一度の失敗で自信を失いネガティブに考えてしまいます。「失敗したらどうしよう」という気持ちが強く、主体的な行動に繋がりづらいです。

承認欲求が強い

承認欲求は誰もがもっていますが、自己肯定感が低い人は存在を認めてほしいという気持ちが強いです。SNSで「いいね」をたくさん欲しい、すごいと思われたいといった気持ちはみんな持っています。しかし、自己肯定感が低い場合、周囲に褒めてほしいという承認欲求が高まります。

他者の価値観を認められない

他者の多様性や価値観を認めることができません。無意識に自分の価値観を強要している場合もあります。自分はこう考えるから、相手も同調するだろうと決めつけます。

他人と自分を比較する

自分に自信がないため、他人と比べてしまいます。周囲からどう見られているのか、他人の評価を気にするのです。自信が持てない人は褒められた経験が少ないです。幼少期の周りの環境が影響している可能性があります。

自己肯定感を高める方法

自己肯定感を高めるには、自分の存在をそのまま認めることが大事です。長所をみつけ自信をつけましょう。

ありのままの自分を受容する

あるがままの自分を受け入れることが大切です。自分を受け入れられないと、他者を受け入れるのは難しいでしょう。自分の欠点や短所もそのまま受け入れ、肯定的に捉えられます。自分や他人から存在を認められることや、成功体験を積むと自己肯定感が高まります。

自分を客観的にみる

自己肯定感が低いと、周囲の意見に振り回されて客観的にみれなくなります。冷静に判断することはビジネスの場面で重要視されます。自分をコントロールできると精神的に安定した日常を送れるでしょう。

自分の長所に目を向ける

自分の長所に目を向けると、ポジティブな視点をもつことができます。短所より長所を見つけやすいと、思考や行動にいい影響を与えます。思考がプラスになると物事に対して前向きに取り組めるでしょう。

成功体験を増やす

小さな成功体験を積み重ねていくと自信がつきます。達成できそうな目標を立てて、成功体験を増やしていくと自信がついていくでしょう。