「孤立無援」の意味とは?「四面楚歌」との違いは?使い方、例文から類語、英語まで

「孤立無援」とは「一人きりで助けがない」状態のこと

学生時代、運動部だったんですけど「孤立無援」状態だったんですよ

えっ? 応援してくれる人は誰もいなかったってこと?

まあ、補欠の人やマネージャーは手助けしてくれてましたけど……選手じゃない彼らはいないようなもんでしょ

……そんな考えだから「孤立無援」になったんだよ

孤立無援でも奮闘する 

「孤立無援」……職場でも学校でも家庭でもこんな状況にはなりたくないですよね。

「孤立無援」とは「一人きりで助けがない様」を意味します。ここでいう「助け」というのは手伝い、理解、支援など広い意味での助けです。

「孤立無援」の漢字

「孤立無援」は「孤立(一人きり)」と「無援(助けがない)」という2つの言葉で構成されています。

「孤立」を「狐立」や「弧立」、「無援」を「無縁」と書くのは間違いです。注意しましょう。

意味合いが似ているから「無援」と「無縁」は間違えそう……

「孤立無援」の使い方・例文

例文

孤立無援で頑張る姿に日本中が感動

・会社の方針に反対したことで社内で孤立無援になった

孤立無援の孤児たちのために毎月寄付をしている

周りが離れていった、自分から一人になった、最初から一人だった等理由は関係なく「孤立無援」は使うことができます。

一人であっても協力者や理解者がいる場合は「孤立無援」ではありませんが、あまり厳密に問われることはありません。強調するための表現の一つとして使われることが多いです。

「孤立無援」の類語

類語

・四面楚歌(しめんそか)

・天涯孤独(てんがいこどく)

・孤軍奮闘(こぐんふんとう)

「四面楚歌」は「周りが敵だらけ」という意味で「孤立無援」とはニュアンスが異なるワードです。「孤立無援」は必ずしも敵の存在があるわけではありません。

また、「四面楚歌」には一人という意味合いはありません。「孤立無援」であり、「四面楚歌」である悲しい状況があるかもしれませんが、両者の違いをはっきりさせておいてください。

「天涯孤独」は身寄りがいない様を表しています。「天涯孤独」を「孤立無援」と表すことはできるかもしれませんが、社内や学校で孤立している様子を「天涯孤独」と表すことはできません。

「孤軍奮闘」は「一人で戦う」という意味。「孤軍奮闘」については下記で詳しく解説しています。

「孤軍奮闘」の意味とは?由来から使い方、例文、類語、対義語、英語まで

「孤立無援」を英語で

英語で

I stood alone with no one on my side 

孤立無援だった

「stand alone with no one on own side」で「孤立無援」を表しています。直訳すると「誰も傍にいずに一人でいる」となります。

「with no one in my defense」としても同じ意味です。

「孤立無援」になったら

望まずに「孤立無援」になってしまった場合、周囲に助けを求めましょう。自分で「孤立無援」と思っていても必ず助けてくれる人はいるはずです。