竹屋の火事とはどんな意味のことわざ?例文や類語、英語も解説!

竹屋の火事とはどんなことわざ?

新人

竹屋の火事?竹屋が火事になったっていう意味にしか読めませんよ。
そうだね。でも、まったく違う意味なんだよ。

上司

新人

え~?日本語を読めているのに意味がわからないって、反則ですよ!

竹屋の火事は簡単な字面のことわざなのですが、そのまま読んでも意味がわからない難しさがあります。

でも、ことわざの中身を知れば「なるほど」と納得できるものなので、一度覚えればまず忘れることはないですよ。

竹屋の火事について学び、社会人として恥ずかしくない国語力を身につけましょう。

竹屋の火事の意味とは「ぽんぽん文句を言うこと」

竹屋の火事の読み方は「たけやのかじ」です。

竹屋の火事と聞いて、「そもそも竹屋って何?」と疑問に思った人もいますよね。竹屋はあまり耳にしない単語なので、若い人が知らなくても不思議ではありません。

まずは、竹屋の火事の意味を確認しておきましょう。

竹屋の火事
・怒って大声でぽんぽん文句を言う様子
・ぽんぽん好き放題に言うこと

ぽんぽんという擬音が、竹屋の火事の意味を考えるうえでポイントになります。ぽんぽん文句を言う、好き放題言う、という意味が基本となります。

竹屋の火事の語源・由来

竹屋の火事の「竹屋」は、竹や竹製品を販売しているお店、または竹で作られた粗末な家という意味。

竹屋の火事は、この「竹屋」が火事になって燃えることに由来することわざです。

竹は、節の中身が空洞になっているので燃やすと中の空気が膨張し、破裂するのでぽんぽんと音がします。

このことから、ぽんぽんやかましい竹屋の火事みたいに、次から次へと言葉が飛び出してくる様子を竹屋の火事というようになりました。

竹屋の火事の使い方・例文

竹屋の火事は、相手に遠慮することなく面と向かってずげずげ言う様子を表しています。

例文1

上司

部下の度重なる失敗に竹屋の火事になりそうなところをぐっとこらえた。
例文2

新人

堪忍袋の緒が切れた部長は、いつもの冷静さを捨てて竹屋の火事のようになっていた。
例文3

先輩

A部長といったら、竹屋の火事だといわれるくらいの人よ。A部長との打ち合わせが時間通りに終わるわけがないわ。
じゃあ、打ち合わせの後に別件の予定を入れるのは危険ですね。時間変更してもらってきます。

新人

竹屋の火事の類語

竹屋の火事の類語は「竹藪の火事」です。「たけやぶのかじ」と読みます。

竹屋の火事とまったく同じ意味になるので、一緒に覚えてしまいましょう。

竹屋の火事の英語表現

竹屋の火事を英語で表現したいときには、次の2つの言い方が使えます。

表現①:keep ranting and raving about

~について怒鳴り散らし続ける

 

【単語】
keep:保つ
rant:わめく、熱狂的に説教する
rave:どなる、荒れ狂う
about:~に関して

表現②:feel free to speak one’s mind

遠慮なく思ったことを話す

 

【単語】
feel:感じる
free:自由
※ feel free to~:遠慮なく〜する
speak:話す
mind:心、意見

2つ目の表現に関しては「遠慮なくずけずけと話す」というよりも「気兼ねなく話す」というニュアンスが適当です。竹屋の火事はやかましさを表すため、少し異なります。近い表現として覚えておきましょう。

竹屋の火事を使いこなそう!

好き放題に、ぽんぽんまくしたてられてイラっとすることってありますよね。誰かが文句を言われているのを目にする機会もあるでしょう。でも「言いすぎじゃないですか」と抗議するのは、直接的すぎて気が引けます。

ただ、「あの人と話すと竹屋の火事になる」と心構えをしておくだけでも、少し気が楽になるかも。