道場破りとはどんな言葉?
新人
上司
新人
道場破りは、現代ではあまり使わない言葉ですよね。
なんとなく知っていても、くわしくはわからないという人が大半なのではないでしょうか。
実は、道場破りはビジネスに応用できる言葉なんですよ。道場破りについて学び、仕事で活かす方法を探してみましょう!
道場破りの意味とは「道場に乗り込んで勝負を挑むこと」
道場破りは、もともと武術や武道の世界で使われていた言葉。まずは、道場破りの意味を確認しておきましょう。
道場破りに成功した場合、道場破り側は道場の看板を戦利品として強奪または破壊。道場側は奪われた看板を買い戻すか、廃業するかの選択を強いられました。
ただし、全滅するまでつぶし合うガチの道場破りは、双方にデメリットが大きかったために、江戸時代の武家社会でもあまり行われることはなかったといわれています。
さらに、この時代の道場に看板があったのか定かではありません。そのため、後世の創作なのではないかとも考えられています。
道場破りの語源・由来
道場破りの「道場」は、もともとは仏教語です。
道場は、お釈迦様が悟りを開いた場所のこと。道は「仏道」や「仏道の悟り」を表します。
そこから意味が広がり「仏道の所業をする場所」のことも道場と呼ぶようになりました。
柔道や剣道など武芸の稽古をする場所を道場というようになったのは、武芸で精神面の修行もしていたからだといわれています。
道場破りの使い方・例文
道場破りの意味がわかったら次は、ビジネスでどのように使えるかイメージしてみましょう。あわせて、道場破りのビジネス会話での使い方も紹介しますよ。
先輩
新人
「頼もう!!」は、道場破りをする人が道場の入り口で叫ぶお決まりの言葉。
「お頼み申します」の略で、現代の言い方だと「ごめんください。案内をお願いします」になります。
上司
新人
上司
店長
店員
道場破りの類語は「道場荒らし」
道場破りの類語は「道場荒らし」です。
道場破りと同じ意味、使い方も一緒の言葉なので、セットにして覚えておきましょう。
道場破りの英語表現
道場破りを英語で表現するときには「challenge another training group and defeat each member」といいます。
前半の「challenge another training group」の単語は、次のような意味です。
challenge:挑戦する
another:別の
training:トレーニング
group:グループ
「challenge another training group」で「別のトレーニンググループに挑戦する」。
次は、後半の「defeat each member」の単語を確認しましょう。
defeat:破る
each:おのおのの
member:メンバー
「defeat each member」は「おのおののメンバーを破る」。
「challenge another training group and defeat each member」で「別のトレーニンググループに挑戦して、おのおののメンバーを破る」となります。
現代の道場破りはビジネスと組み合わせると面白い!
道場破りと聞くと、なんとなく心が騒ぐ気がしませんか?
対決ものには人を惹きつける力があるので、うまく使うと宣伝効果をアップできますよ。
普段から組み合わせたら楽しそうなものを探して、新しい企画の材料にストックしておきましょう。
あなたならではの道場破りをみつけてください!