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ミシュランガイドのビブグルマンって何?意味や使い方、ミシュランプレートも解説!

ミシュランガイドのビブグルマンとは?

新人

安月給の僕らに、ミシュランガイドは関係ない本ですね。
それがそうでもないんだよ!ビブグルマンなら僕たちでもミシュランを楽しめるんだ。

上司

新人

えーと、どういうことですか?

一般庶民の我が家にとって、ミシュランの星付きレストランはテレビで見聞きするだけの別世界。外食先の候補になんて、考えたこともありません。

だって、星をもらうような名店は軒並み高いんですもの。とても手が出せません。

でも、こんな我が家でもミシュランガイドを楽しむ方法があったんです。それがビブグルマン!

ビブグルマンについて学び、明日からのランチタイムや休日のディナーにミシュランデビューしてみませんか?

ビブグルマンの意味とは「安くてコスパがいいおすすめ店」

ミシュランガイドといえば星付きの名店が有名ですが、それだけではありません。より幅広いユーザーが楽しめるように、ビブグルマンという格付けが設定されています。

ビブグルマンとは、ミシュランがおすすめする安くてコスパがいいお店のこと。次のような条件で選定されます。

ビブグルマン
・サービス料、席料を含む設定価格が6,000円以下
良質な食材を使った価格以上に満足できる料理が提供される

設定価格は地域によって異なる場合があるので注意。次に挙げる相場のように値段が違います。

新潟・愛知・岐阜・三重・福岡・佐賀・長崎:

5,000円以下

北海道・宮城・富山・石川・広島・愛媛・熊本・大分:

3,500円以下

ビブグルマンの語源・由来はマスコットキャラクター

ビブグルマンは、ミシュランのマスコットキャラクターである「ビバンダム(Bibendum)」に由来する名前です。

ミシュランはもともと、本拠地をフランスに置く世界的なタイヤメーカー。

ビバンダムは、積み重ねたタイヤからデザインされたぽっちゃり体系の白いキャラクターです。なぜタイヤなのに白かというと、当時のタイヤは高級品で、一本一本白い紙に巻かれた状態で売られていたためといわれています。

このビバンダムの愛称が「ビブ(Bib)」。

「グルマン(Gourmand)」は、食いしん坊や欲張りという意味のフランス語です。

「ビブ(Bib)」と「グルマン(Gourmand)」をくっつけて「ビブグルマン」になりました。

ビブグルマンの使い方・例文

ビブグルマンは、ミシュランガイドに掲載されているお店に関する話題で登場するのが一般的です。

ビブグルマンの使い方を例文でイメージしてみましょう。

例文1

上司

忘年会実行委員のみんなに連絡だ。残念ながら、新型コロナの影響で今年の忘年会は中止になったよ。
そうなんですか?せっかくビブグルマン選出のお店を予約しようと思って、ミシュランガイド東京 2020を熟読していたのに・・・。

新人

上司

元気出して。状況が落ち着いたら僕のおごりでビブグルマンにも度々選出されているうまい店に連れて行ってあげるから。
例文2

先輩

今日は給料日だから、ビブグルマンでプチ贅沢しちゃいましょう!
ビブグルマンはダテじゃないですね。1,000円ランチでも格が違います。

新人

ビブグルマンの類語「ミシュランプレート」とは?

「ミシュランプレート」とは、ミシュランの基準を満たしている料理が食べられる飲食店やレストランです。

星獲得まではいかなかったものの、ミシュランがいい評価を与えているお店になります。

ビブグルマンの英語表現

ビブグルマンを英語で表現するときには「Bib Gourmand」といえばOK。

フランス語のつづりが、そのまま英語でも使えるので覚えておきましょう。

ビブグルマンでミシュランを楽しもう!

ミシュランガイドのビブグルマンでは、設定価格6,000円以下のお店が紹介されています。

星付きレストランよりだいぶましとはいえ、6,000円はまだ高すぎると感じる人も少なくないですよね。

でも大丈夫です。ビブグルマンには、1,000円台で楽しめる庶民派な飲食店もたくさん掲載されています。

ビブグルマンで、ミシュランのお墨付きをもらったグルメを気軽に堪能してみましょう!