「必須」とは「欠かせない」という意味
コミュニケーション能力はビジネスでは必須である
社内外を問わず、ちょっとしたトラブル程度ならコミュニケーション能力で乗り切ることができますよね。またそれができる人は尊敬されます。面接で学生が「自分は潤滑油です」とアピールするのも頷けますね。
「必須」とは「欠かせない」という意味です。「あった方がいい」ではなくて、「なくてはならない」。ビジネスではコミュニケーション能力がないと生き残れないぞーと厳しいことを言っています。
「必須」と「必要」の違い
「必須」と似たような表現に「必要」があります。「必要」は「必ずいる」という意味なので、「必須」とほぼ同じ意味。
あえて違いを挙げるとすれば、「必須」の方が「必要」よりも意味合いが強い表現。絶対に「必要」というニュアンスが「必須」にはあります。
・雨の日は傘が必要(ないと困るくらいのニュアンス) ・試験には受験票が必須(なくてはだめ)
「必須」のその他の類語
・必需(ひつじゅ) ・不可欠(ふかけつ) ・マスト
「必要」だけではなく、「必需」や「不可欠」も「必須」の言い換え表現として使うことができます。
また、カタカナ語では「マスト」も類語として挙げられます。
マストとはどんな意味?ビジネスで使える例文、ベターやベストとの違い、英語や類語を徹底解説
「必須」の使い方・例文
・世の中の動きに敏感でいることは必須です ・決勝に進むには後2勝することが必須条件 ・表示名は入力必須項目です ・必須アミノ酸と必須脂肪酸は体内で合成できない ・必須ではないとされたサービスが規制された
「必須条件」「必須項目」のように他の名詞と組み合わせて使われることも多いです。
「必須」を英語で
Working in our office is required ⇒オフィスでの勤務が必須です
「required」で「必須」を表現しています。「必要」と訳すこともできます。
「mandatory」や「compulsory」は「required」よりも強い意味の表現に。「mandatory」は規則や法律について、「compulsory」は義務や規定について使用します。
「必須」を見逃さないように
「必須条件」や「必須事項」のように書かれてなくても「必須」なものは社会にはたくさんありますよね。それらを欠かすことないようにしていきたいものです。
あの人はうちの会社に「必須」と言われるようなビジネスパーソンを目指しましょう。