カスタマイズとはどんな言葉?ビジネスでの意味や使い方、カスタムとの違いもわかりやすく解説

カスタマイズとは「作り変えること」という意味

新人

カスタマイズってどう訳したらいいんでしょう?
なんとなく意味がわかる気もするから、わざわざ辞書で調べようって気が起きない言葉のひとつね。

先輩

新人

そうなんですよ。だから、カスタマイズの意味を聞かれても答えられなくって…。

カスタマイズとは「作り変えること」という意味のカタカナ語。

近年いろいろなシチュエーションで用いられている言葉です。しかし、意味を聞かれると困ってしまう人が多いワードでもあります。

「なんとなくこんなニュアンスかな?」という感じで使用すると、間違った使い方になっているかも。

カスタマイズの意味や使い方を学び、ビジネスマンとしてレベルアップしましょう!

カスタマイズの英語スペルは?意味は?

カスタマイズの英語スペルは、イギリス式の場合は「customise」。アメリカ式だと「customize」になります。

つづりは違いますが意味は同じです。ここから先は、アメリカ式の「customize」で意味や使い方をみていきましょう。

customize
・特別注文に応じて作る
・自分の要求に合うように直す

「customize」は「作っている最中」「直している最中」に使う単語です。「作り終わった」「直し終わった」ものには「customized 」か「custom」を使います。

MEMO
「カスタマイズする」と動詞にしたいときは、「customize」をそのまま使ってOKです。

カタカナ語のカスタマイズの意味は?

カタカナ語のカスタマイズは、英語の「customize」からきた言葉。意味も「customize」と変わらず同じです。

カスタマイズ
・特別注文で作ること
・注文に応じて作り替えること
・ユーザーの好みや使い勝手に合わせて、製品の仕様を変更すること
・既製品に手を加えて、好みのものに作り変えること

業者に注文して一般的に市販されているものとは違う仕様の製品に作り変えるケース。既製品に自分で手を加えて作り変える場合

どちらもカスタマイズといいます。カストマイズという場合もあるので覚えておきましょう。

カスタマイズとカスタムの意味の違い

カスタマイズは「作り替え中」や「仕様変更中」というニュアンス。それに対し、カスタムは「作り替え後」や「仕様変更後」という意味になります。

カスタマイズは作業中のときに使う言葉。カスタマイズが終わったものには、カスタムを使用してください。

使用例
作業中:カスタマイズする
作業終了後:カスタムした

現在進行形なら「カスタマイズ」、過去形なら「カスタム」と使い分けます。

ただし、日本語の場合は、カスタマイズとカスタムの区別を曖昧に使っている人も珍しくありません。作業終了後を「カスタマイズした」と表現することもありえます。

正しい使い方を身につけた上で、そのような言い方もするのだなと頭の隅に入れておきましょう。

ビジネスでのカスタマイズの使い方・例文

カスタマイズは「作り変えること」という意味の言葉。少しずつニュアンスを変えていろいろなシチュエーションで使われています。

カスタマイズをどのように使用するか、例文でイメージしてみましょう。

システム関係でのカスタマイズの使い方と意味

例文

上司

新しく切り替える予定のシステムの使い勝手はどうかな?このまま使用できそう?
ダメですね。うちの会社の業務に合うようにカスタマイズしてもらわないと、扱いにくくって仕事になりません。

先輩

ここでのカスタマイズは、業者に注文して作り替えてもらうという意味です。

パソコン関係でのカスタマイズの使い方と意味

例文

先輩

パソコンの入れ替えが終わるまでとはいえ、共用だと使いにくいわね。勝手にいじるわけにもいかないし…。
そうですね。僕は、新しいパソコンを支給してもらったら、設定をカスタマイズしますよ!

新人

この例文でのカスタマイズは、自分で自分が使いやすいように仕様を変更するという意味になります。

製造販売関係でのカスタマイズの使い方と意味

例文

店員

こちらの商品はカスタマイズに対応しておりますので、お好みの仕様に変更可能です。
カスタマイズできるのはいいですね!皆と同じ既製品はつまらないと思っていたんです。

お客さん

ここでのカスタマイズは、特別注文で作ることという意味です。

近年では、カスタマイズできる商品が増えています。時計やスニーカー、シャンプー、ペンなどいろいろなアイテムを好みに合わせて注文できるので楽しいですよ。

覚えておきたいカスタマイズの類語

カスタマイズには、似たようなニュアンスの類語がいくつかあります。

それらは、カスタマイズとイコールの意味ではないので言い換えには使えません。でも、覚えておくと役立ちますよ。

オーダーメイド

オーダーメイドは、カスタマイズ終了を意味する「カスタム」にニュアンスが似ている言葉。製品の仕様がすべて自分好みになるように細かく注文して、ゼロから作ってもらった1点物の商品を意味します。

カスタムは既製品の仕様を変更するものなので、オーダーメイドほど自由はありません。

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カスタムオーダー

カスタムオーダーは、顧客の要望により既製品のサイズやデザインなどとは仕様を変えた特別注文の製品を作ること

カスタムオーダーでは、完全に自由なフルオーダーはできません。ある程度制限がある中での変更になります。

パーソナライズ

パーソナライズは、その人に合うように作り変えるという意味。ターゲットの年齢・性別・興味・行動などの情報から個人に合うよう商品やサービスを組み立てていきます。

ターゲットに最適なものを紹介することもパーソナライズです。

カスタマイズは、ユーザーが自分に合うように仕様を変更します。パーソナライズは、企業のほうからユーザーに合うものを提案するので、その点が両者の違いです。

カスタマイズはシチュエーションによって意味合いが変わる言葉

業者に特別注文で作ってもらうのがカスタマイズです。業者に既製品を自分好みに作り替えてもらうのもカスタマイズ。自分で既製品を改造することもカスタマイズになります。

カスタマイズがもつ「作り変える」という基本の意味は変わりません。少しずつニュアンスを変化させてさまざまなシチュエーションで使える便利な言葉ですね。

カスタマイズをマスターし、使いこなせるようになりましょう!