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「成長期」とはいつ?人や企業の「成長期」って?詳しく解説!

「成長期」とは人間にも企業にもある

今って「成長期」ですよね

え?身長でも伸びた?太っただけじゃないの

失礼な!それに僕のことじゃなくてうちの会社のことですよ

人間が一番成長する時期は?

こう聞かれたら自身のことを思い浮かべて、ある人は「小学生高学年くらい」ある人は「中高生の頃かな」と答えるでしょう。つまり、成長期ですよね。

成長期は人間だけのものではありません。動物や植物にも成長期はあるでしょうが、それだけではありません。

企業の成長にも段階があり、人間でいう成長期に当たるものもあります。企業では働くビジネスパーソンであれば自社が今どの段階にきているか知っておきましょう。

人間の「成長期」とは

男女で差があり、女性であれば10歳くらいから男性であれば12歳くらいから成長期は始まります。1年で身長が20cm伸びることも珍しくありません。男女の時期の差は男性ホルモンと女性ホルモンの差。

これらのホルモンによって身長が伸びるだけではなく、体や心の変化も起きてきます。だれでも経験することなので説明するまでもありませんよね。

ですが、「人間が一番成長する時期は?」の答えはこの思春期の成長期ではありません。「えっ」と思うのも無理はないでしょう。でも体が倍になることはありませんよね。実はそんな時期が誰にでもあるんです。

人間の第一次成長期は新生児の頃。生まれてから数年で2倍ほどにもなります。思春期の頃は第二次成長期。

企業の「成長期」とは

これを読んでいる人の中には大企業に勤めている人も、スタートダッシュ企業に勤めている人もいるでしょう。

創業後何十年も経った大企業と、設立して間もないベンチャー企業は企業としての段階(フェーズ)が違います。それに伴い、目的や課題も変わってきます。このマネージメントを間違えると倒産してしまいかねません。

創業から5年以内に8割、10年以内に9割の企業が倒産するといわれています。創業数十年の老舗企業はいうまでもなく、創業10年を超えていれば1割に残った優秀な企業といえます。

企業の成長段階

STEP.1
創業期
いわゆる、ベンチャー。ビジネスモデルの確立が次のステップへの鍵
STEP.2
成長期
人材・資金の確保が課題。特に人材は将来の役員候補に。上場する企業もあり。
STEP.3
安定期
事業の拡大とともに新規事業開拓も必要。M&A(合併と買収)に乗り出すことも
STEP.4
衰退期
大企業の安定も永遠ではありません。改革やM&Aで新しい風を入れない限りは事業撤退を余儀なくされます

一人前になるために重要な「成長期」

企業の「成長期」は人のそれと同じく安定期(大人)になるための重要な時期。人材、資金の確保、組織作りなど課題はたくさんありますが、楽しい時期でもあります。起業、転職を考えている人はこれらの段階を一つの目安にするのも大事です。