イナフとはどんな意味?ビジネス会話の例文や英語での日常的な使い方も解説

イナフとは「十分な」という意味

先輩

「十分な」という意味のイナフは、英会話で日常的によく使う単語なのよ。
僕は英語とは縁遠い生活を送っているので、イナフは覚えなくても大丈夫そうですね。

新人

先輩

覚えたほうがいいわよ。ビジネス用語として使う人がいるし、外国出身の仕事関係者が日本語に混ぜてイナフを使用するケースも考えられるわ。

イナフは「十分な」という意味のカタカナ語です。

イナフはビジネス用語としても使われますが、ブランド名やショップの名前にもよく使用されています。

また、英語のイナフは日常的に用いられるワードのひとつ。ビジネスで外国の人と接する機会も増えている現代のビジネスマンは、ぜひおさえておきたいカタカナ語ですよ。

イナフの英語スペルは?意味は?

イナフは、英語で書くと「enough」というスペル。「ナ」を強く発音して「イナァフ」といいます。

「enough」は、次のような意味で使う単語です。

enough
・十分な
・十分な量
・必要なだけの
・~に十分な
・不足のない
・足る
・飽き飽きする量の

「enough」の意味は、どれも核に「不足がない」「足りている」というニュアンスをもっています。

カタカナ語のイナフの意味は?

英語の「enough」は「不足がない」「足りている」という意味をもつ単語でした。カタカナ語のイナフにも英語の「enough」と同じニュアンスがあり、次のような意味になります。

イナフ
・十分に
・足りている
・確実に
・満足する
・もうたくさんだ

イナフは、量や数が必要なだけあって足りていることを意味しますが、余分があるほどたくさんそろっているわけではありません。100点満点申し分なしという、完璧に満足した状況でもないです。

「必要十分は満たしているよ」「それなりに満足しているよ」というのがイナフになります。

イナフは、小池都知事が使用したカタカナ語のひとつです。小池都知事のように、さまざまなワードを使いこなせたらかっこいいですね!

英語のイナフ(enough)の日常的な使い方とその意味

イナフは、英語だとビジネスでもプライベートでも使う、ごくごく日常的な単語です。

日本人が「え?そんな使い方していいの?」っと思うような、英語ならではの言い回しもありますよ。ひとつずつみていきましょう!

「Fair enough(フェア イナフ)」の意味は「なるほどね」

「Fair enough(フェア イナフ)」は次のような意味をもっています。

Fair enough
・わかった
・いいでしょう
・なるほどね
それなら仕方ないですね

「Fair enough」は、前向きにすべてを受け入れているわけではないけれど、理由を聞いてそれなりに納得したときに使うフレーズです。

「That’s enough(ザッツ イナフ)」の意味は「やめろ!」

「That’s enough」は、相手の言い方次第でニュアンスが微妙に変わってくる言葉です。

That's enough
・もうよせ!
・やめろ!
・いい加減にしろ
・もう十分

「That’s enough」は、うんざりして怒っているときによく使う言い回しです。強い口調で「That’s enough」といわれたら要注意。

しかし「Thank you, that’s enough.」だと「ありがとう。もう十分ですよ」という意味になります。言い方から相手の感情を読み取りましょう。

「good enough(グッド イナフ)」の意味は「十分にいい」

「good enough(グッド イナフ)」も相手の気持ちを読む必要がある言い回しです。

good enough
十分にいい
・結構間に合う
・(皮肉をこめた)まあまあの

相手が満足して「good enough」といっているのか、あきれているのか言い方から感じ取ってください。

「enough」は「十分足りているからこのくらいでいいでしょう」というニュアンスをもっている単語。「good」は「いい」という意味です。似たような意味をもつ単語2つを重ねた重複表現ですね。

「not enough(ノット イナフ)」の意味は「物足りない」

「not enough(ノット イナフ)」は次のような意味になります。

not enough
・ろくに
十分ではない
・不十分な
・足りない
・物足りない

「not enough」は「enough」に「not 」をつけた否定形です。「enough」の対義語になります。

「never enough(ネバー イナフ)」の意味は「まったく十分じゃない」

「never enough(ネバー イナフ」は「not enough」に似ていますが、もっと強い否定の意味になります。

never enough
まったく十分じゃない
・決して満たされない

「never」は「not」よりも強い否定のニュアンスを付け加える単語です。

「Enough is enough(イナフ イズ イナフ)」の意味は「もうたくさんだ」

「Enough is enough(イナフ イズ イナフ)」は、同じ言葉を2回使った重複表現で意味を強調した言い方です。

日本語では、重複表現は誤用とされるケースが大半なので、このような言い方は普通しませんよね。でも英語ではOKな表現になります。

Enough is enough
・もうたくさんだ
・もう十分すぎる
・これ以上は必要ない

「Enough is enough」は、うんざりしたときに使う言い回しです。

イナフの使い方・例文

イナフは、いい意味で「十分な」といっている場合と、うんざりして「もうたくさんだ」というニュアンスで用いるケースがあります。

ビジネス会話でのイナフの使い方を例文でイメージしましょう。

例文1

新人

イベントの会場準備が遅れているみたいです。ヘルプの要請がきました。
5人もいればイナフだろう。新人君、手が空いてる人に声をかけて手伝いに行ってくれ。

上司

この例文でのイナフは「十分足りる」という意味で使われています。

例文2

上司

新人君が、先輩君に次回の打ち合わせもついてきてもらいたいっていってるよ。
私はもうイナフです。新人君には、そろそろひとりで仕事関係者の相手をできるようになってもらってください。

先輩

こちらの例文でのイナフは「もうたくさんだ」という意味。イナフには、先輩が感じている、いつまでも人に頼り切りで自立しようとしない後輩君に対するうんざりした気持ちが込められています。

イナフはいい意味でも悪い意味でも使う言葉

イナフは「十分足りているからもういいよ」というニュアンスの言葉です。

プラスの意味でイナフが「もう十分」を表すケースもあれば、マイナスの「もううんざりだ」というニュアンスで用いられる場合もあります。

意味が複数あるイナフを使いこなして、かっこいいビジネス会話ができる社会人にレベルアップしましょう!