「重ねてお詫び申し上げます」の使い方は?「重ねて御礼申し上げます」もあわせて解説!

「重ねてお詫び申し上げます」の意味は「謝罪×2」

~電話~「“重ねて”ごめんなさい!」

何を謝罪していたか知らないけど、「重ねて」を使うってことは深く謝罪するってことだから、「ごめんなさい」じゃなくて「お詫び申し上げます」のようなフォーマルな表現を使わなくっちゃ!

いや、さっきの電話の相手はお母さんです…皿を無理やり重ねて割っちゃったことを謝ってたんです

・重ねてお詫び申し上げます

・重ねて御礼申し上げます

ちょっとシャレにならないミスを犯してしまったときや、逆に感謝してもしきれないときなどに使うこれらの表現。手紙やメールで使うことの多いフォーマルな表現です。

「重ねてお詫び申し上げます」は「深く謝罪する」際の言葉。一度の謝罪では謝りきれないことに対して、もう一度「重ねて」謝罪します。

「重ねて御礼申し上げます」も同様。一度の言葉では伝えきれないほどの感謝の気持ちを「重ねる」ことで表現しています。

2つのことに対しては使わない

「重ねて」という表現は1つのことに対して改めて言及する際に使用するもの。1つのことを謝って、また別のことについても謝るようなシーンでは使いません。

2つ以上のことについて言及したい場合は「重ね重ね」という表現が使えます。また、「重ね重ね」は「重ねて」と同じように1つのことを「念押し」する際にも使用可能。

「重ね重ね」について詳しくはこちら。

「重ね重ね」の意味とは?使い方から注意点、類語、英語表現まで詳しく解説!

「重ねてお詫び申し上げます」の使い方・例文

「重ねて」を使った表現の使い方を例文で見ていきましょう。

例文

・私のミスにより御社に多大なる損害を与えてしまい大変申し訳ありませんでした。今後については再度ご連絡させていただきます。今回のこと、重ねてお詫び申し上げます

・先日は大変高価なものを贈っていただきありがとうございました。夫婦ともども気に入っております。重ねて御礼申し上げます

謝罪を重ねている表現なので、多少のミスくらいでは使いません。ただし、感謝の場合はそれほど気にせず使っても問題ありません。特に顧客や取引先に送るメールではよく使う表現。

謝罪の場合もお礼の場合も、締めの言葉として持ってくることが多いです。

「重ねてお詫び申し上げます」の類語

「重ねてお詫び申し上げます」「重ねて御礼申し上げます」の言い換えにはどのようなものがあるでしょうか。

「重ねてお詫び申し上げます」の類語(言い換え表現)

・心よりお詫び申し上げます

・お詫びの言葉もございません など

「重ねて御礼申し上げます」の類語(言い換え表現)

・改めてお礼申し上げます

・感謝の言葉もございません など

謝罪・感謝の言葉として、「すみません」や「ありがとうございます」をよく使います。しかし、他の表現も知っておくことで、いざというときに適切に気持ちを伝えることができます。

「重ねてお詫び申し上げます」の英語表現

「重ねて」を英語に訳す場合、謝罪や感謝を強調する表現を使用します。

「重ねてお詫び申し上げます」を英語で表現

I sincerely apologize for that

⇒心より(重ねて)お詫び申し上げます

「sincerely(心より)」の他、「deeply(深く)」を使っても「重ねて」のニュアンスを表現することが可能。

表現の幅が広がる

「重ねて」を使いこなせるようになれば、謝罪や感謝の表現の幅が広がります。誠意を伝えたいのになかなか伝わらないと悩んでいる人は、改めてこれらの表現を見直してみましょう。