BAとは?ベストアンサーのこと?化粧品業界・IT業界・医療における意味を解説

BAとは多くの意味をもつ略語

新人

先輩、名古屋店の田中さん、スタッフ紹介の欄に『BA』って書いてるんですけど、どんな役職なんですか?
あぁ、それは役職っていうより職種かな。『ビューティーアドバイザー』って意味よ。

先輩

新人

そういえば、バンドではベースも『BA』って書きますよね。略語ってややこしいですね。

英語の略語は、その意味を理解しているだけで正しい解釈ができる場合もありますが、上の会話のように、さまざまな意味をもっている場合もあります。

今回は、『BA』を略語にもつ言葉の正式名称や意味についてわかりやすく解説していきます。

BAの意味をチェック

BAは英語の略語になっている場合が多く、日本でもよく使われています。まずは、どんなBAがあるのかを分野別に見ていきましょう。

BAの意味①:化粧品業界では「ビューティーアドバイザー」

化粧品業界におけるBAとは『Beauty Advisor』の略で、日本語では『美容部員』と呼ばれている職種です。

BAの主な仕事は、化粧品店に来られたお客さんの接客だけでなく、実際に肌を見て、その人にあった化粧品や、メイクのアドバイスをすることです。

ただし、ブランドや店舗によって細かい仕事内容は異なってくるので、BA職に就きたい人はしっかり確認するようにしましょう。

また、日常会話の中では、「私が担当してもらっているBAさんは…」といった使い方もします。

BAの意味②:医療では「気管支喘息」「バリウム」

医療現場においてのBAは、次の二つの略語として使われています。

■bronchial asthma(=気管支喘息)
■barium(=バリウム)

同じBAではありますが、気管支喘息は両方を大文字で表す『BA』、バリウムは最初を大文字にする『Ba』と表すのが一般的です。

BAの意味③:ITでは「ビジネスアナリティクス」

IT業界でのBAは、Business Analytics(=ビジネスアナリティクス)の略語として使われます。

アナリティクスとは、ある特定のデータに含まれているパターンや法則などを見出して抽出することを意味する言葉です。そして、ビジネスアナリティクスは、企業で抽出したパターンや法則から、次にどんな行動を起こせばいいのかを決定していくことも含まれます

また、同じBAと略す言葉にBusiness Analysis(=ビジネスアナリシス)があります。アナリシスは『分析』を意味する言葉なので、ビジネスアナリシスは分析する行動そのものを表します。

分析することを指すのか、分析データからの行動が必要なのかで、『アナリシス』と『アナリティクス』を使い分けます。

なお、アナリティクスもアナリシスも、『分析する』の意味がある『アナライズ』の変化形です。アナライズについては次の記事で解説しているので、ぜひあわせて読んでみてください。
アナライズの意味とは?アナリティクスとの違いは?似た言葉・英語表現・使い方も解説

BIとの違い

Business Analysis(=ビジネスアナリシス)と混同しやすい言葉として、BIの略語で表現されるBusiness Intelligence(=ビジネスインテリジェンス)があります。

ビジネスインテリジェンスとは、システム内に蓄積されているデータを収集して分析し、結果を可視化することを指す言葉です。

BIは『データの可視化』が、BAは『データを分析して未来予測をする』ことが目的であると区別すると覚えておきましょう。

BAの意味④:バンドでは「ベース」

バンド活動をしている人が『BA』を見ると『ベース』が頭に思い浮かぶでしょう。一般的には『Ba』と、aを小文字にして表現します。参考までに、バンドスコアで表記されている楽器の略語も紹介しておきますね。

■Gt⇒ギター(=Guitar)
■Ba⇒ベース(=Base)
■Dr⇒ドラム(=Drum)
■Key⇒キーボード(=Keyboard)
■Vo⇒ボーカル(=Vocal)
■Cho⇒コーラス(=Chorus)

なお、ギターとボーカルを兼任するなら『Gt.Vo』、ベースをボーカルなら『Ba.Vo』と表記します。

BAの意味⑤:スラングでは「最高にかっこいいじゃない!」

英語表現の中には、一般的によく使われるものの、標準語としては認められていない『スラング』と呼ばれる言葉があります。

この中の一つとして「最高にかっこいいじゃない!」「超イケてるね!」を意味する『badass(=バダス)』があります。これをSNSなどは、『b.a』と略して書く場合があります

ほかにもBAを使うスラングとして『bae』があり、『愛しい人』『大切な人』『大好きなもの』を意味して使います。なお、読み方は『ベイ』です。

『my honey』の『honey』の部分を『bae』に変え、『my bae』といった感じで使います。

BAはいろんな分野で使われる略語なんだね。全部覚えるのは大変だなぁ。

ほかにもBAを略語とする言葉がある

『Ba』『ba』『bA』など、大文字、小文字の違いはありますが、前述した言葉以外にも『BA』の略語を使うものがあります。特殊分野の言葉も含めていくつか紹介しておきますね。

ベストアンサー

わからないことを質問して、閲覧者から回答をもらう『Yahoo!知恵袋』がありますよね。質問者は、もらった回答の中から最もいいと思った回答を『ベストアンサー』として選びます。これを英語で書くと『Best Answer』になるので、『BA』と略して表現する場合があります。

ブリティッシュ・エアウェイズ

ブリティッシュ・エアウェイズとは、イギリスの航空会社で『BRITISH AIRWAYS』と表記し、業界では『BA』という略語が使われています。

世界でも10位以内に入る大手の航空会社で、日本では『英国航空(えいこくこうくう)』とも呼ばれています。
参考 TOPBRITISH AIRWAYS

文系の学士号

四年制大学の教養学部を卒業すると得られる学士号で、正式名称は『Bachelor of Arts』といいます。

『Bachelor』には『学士』の意味があります。学士とは、四年制大学を卒業した人に与えられる称号で、『BA』以外にもこんな学士号があります。

・BS(Bachelor of Science)⇒自然科学
・BM(Bachelor of Management)⇒経営系
・BE(Bachelor of Engineering)⇒工学系
・BFA(Bachelor of Fine Arts)⇒芸術系 など

銀行引受手形

銀行引受手形とは、銀行が支払人(引受人)となって発行される手形で、正式名称は『Bankers’ acceptance』といいます。銀行が支払人になっていることで、信用度が高まるとされており、主に貿易取引で利用されています。

たとえば、日本の企業A社がアメリカの企業B社から商品を輸入する契約を交わしたとします。

A社は、日本の取引銀行経由でアメリカの銀行に信用状*を発行し、B社は信用状を受け取ったアメリカの銀行あてに銀行引受手形を発行します。

(信用状*:間違いなく支払いをするということを示した確認書)

BAの使い方・例文

BAはさまざまな言葉の略語なので、使い方もたくさんあります。ここでは、比較的身近なBAを使った例文を用意したのでチェックしてみましょう。

例文1
自分にあった肌のケア方法がわからないので、店舗でBAさんに相談してみることにした。
例文1のBAは『Beauty Advisor(ビューティーアドバイザー)』の意味で使われています。
例文2
BAの資格を取得するために、講習を受け始めた。
例文2は今回は『Business Analysis(=ビジネスアナリシス)』の意味で使われています。しかし、文面としては『Beauty Advisor(ビューティーアドバイザー)』の意味にとらえることもできます。
例文3
イギリスの商社との取引ではBAが発行されることになった。
例文3の場合は『Bankers’ acceptance(=銀行引受手形)』の意味で使われています。

BAの意味を数多く覚えて状況に応じた解釈をしよう

BAを略語とする言葉は、医学、音楽など、さまざまな分野で数多く存在します。すべてを覚えるのは大変かもしれませんが、できるだけたくさん覚え、その場に応じた解釈ができるようになってください