「暫定」とは?意味や正しい使い方から類語、英語表現まで詳しく解説!

「暫定」とは「とりあえずの決定」

暫定のゴミ捨て係は新人君ってことで

ええー、でも「暫定」ってことは変わる可能性もあるんですよね

まあね(暫定は正式な決定ではないけど、そのまま正式になることも多いんだよね)

「暫定(ざんてい)」は難しい響きの漢字ではありますが、ビジネスシーンから政治、スポーツの話題まで幅広く使われています。

ニュースで「暫定処置」や「暫定対策」といったワードを聞いたことはあるはず。

「暫定」の意味は「とりあえずの決定」。本決定ではなく現段階での仮決めという意味の便利な表現です。

「暫定」の「暫」は「しばらく」とも読み、文字通り「ちょっとの間」という意味を持っています。

「暫定」の使い方・例文

「暫定」の使い方を例文で確認していきましょう。

「暫定」を使った例文

・社外取締役が暫定的に選定した現CEOに対して不満の声が上がる

・予算案は暫定版ではあるが、ほぼ変わりはないだろう

暫定政府になってからも混乱は続いている

・4連勝した結果、暫定トップに躍り出た

議論や勝負などがまだ決着しないものの、現在の決定や立場にいる人に対して「暫定」を使います。

スポーツ等の順位は変動が大きいものですが、政治の決定や政権などはそのまま正式になることも少なくありません。あくまで変わる可能性があるのであって、必ずしも変更が行われるわけではないことがポイント。

「暫定」の類語

「暫定」は言い換えるとどのような表現ができるでしょうか。

「暫定」の類語(言い換え表現)

・一時的(いちじてき)

・臨時(りんじ)など

どちらも「暫定」と同じように、本決定ではないものを指しますが、ちょっとしたニュアンスの違いがあります。

「暫定(的)」と「一時的」の違い

・暫定(的)⇒期間は関係ない

・一時的⇒少しの期間

「一時的」とあった場合は長くは続かないことが予想できます。一方で「暫定(的)」とあった場合は、仮のものであったとしても期間は未定。「暫定政府」が何年も続いたなんてニュースもよく聞く話です。

「暫定」と「臨時」の違い

「臨時ニュース」や「臨時総会」「臨時電車」など、状況に応じて決められること、行われることに対して「臨時」は使用されます。

緊急性が高いものが多いのも特徴です。「今」に対処することに焦点が置かれているため、その決定、対処は長くは続きません。

「暫定」の英語表現

「暫定」を英語で表現したい場合、しっくりくるワードはあるのでしょうか。最終的な決定ではないけれど、ほぼ決まっていることを伝えたい場合は「preliminary」が使えます。

「preliminary」を使った英語例文

・These are the preliminary numbers sales for this month

⇒今月の売り上げの暫定的な数字がこちらです

議論や競争の最中でもとりあえず決められる

議論や競争が行われている中であっても、「暫定」のものあれば決定事項を発表できます。「暫定」をあらかじめ知っておくことで、次の行動に移しやすくなるかも。「暫定」をうまく活用できるスマートなビジネスパーソンを目指しましょう。