レギュラーとは?ビジネスや仕事における使い方って?英語・反対語・分野別の意味もご紹介

レギュラーとは「標準の」という意味

先輩

今回取り上げるワードは、レギュラーよ!
レギュラーは、いろいろなところで目にする言葉ですよね。ガソリンとか、コーヒーとか、芸人とか。

新人

先輩

確かに、レギュラーは日常的によく使うワードね。ビジネスでも使用するし、分野ごとに意味が変わるケースもあるのよ。

レギュラーは「標準の」という意味のカタカナ語。

レギュラーは普段よく用いる言葉ですが、あいまいな理解で使っていませんか?あたりまえに使用しているワードほど、正しく知っておく必要があるもの。この機会に、しっかり確認しておきましょう。

ちなみに、芸人のレギュラーはツッコミ担当の西川、ボケ担当の松本のコンビです。

レギュラーの意味を解説

レギュラーは、部活動などにおいて学生生活でも登場するワードなので、幅広い年代の人に馴染みのある言葉です。

分野別の特殊な意味もありますが、まずは基本の意味を勉強しましょう。

英語のレギュラー(regular)はどんな意味?

英語のレギュラー「regular」は「定規の」という意味の言葉が語源になって生まれた単語です。次のような意味をもっています。

regular
・規則正しい
・系統立った
・均整のとれた
・定期的な
・正常な
・いつもの
・左右対称の
・均一な
・きちょうめんな
・手続きに従った
・本職の

英語の「regular」には、「常連客」や「標準サイズ」という意味もあります。基本的には「規則正しい」「定期的な」と覚えておけば問題ありませんが、名詞で「regular」が使われているときには意味に注意しましょう。

カタカナ語のレギュラーとは?

カタカナ語のレギュラーは、次のような意味をもつ言葉です。

レギュラー
通例、通常のもの
・正式、正規のもの

英語の「regular」とカタカナ語のレギュラーには、同じような意味もありますが、異なる部分もあります。

カタカナでレギュラーといった場合には、「左右対称の」や「きちょうめんな」という意味にはなりません。シンプルに「通常」「正規」といった意味合いになります。

ビジネス・仕事におけるレギュラーの意味

ビジネスの話題でレギュラーが使われるときは、大きく分けて次の2つの意味で用いられるのが一般的です。

たった2つですが、まったく異なる意味になるので、しっかり理解しておきましょう。意味を取り違えると、話についていけなくなってしまうかも。

求人情報のレギュラー

レギュラーは、企業の求人情報で使われています。レギュラーアルバイトやレギュラースタッフ、レギュラーメンバーのように、ほかの語句と組み合わせて使用される場合も。

求人情報でのレギュラーは「いつもいる従業員」という意味で用いられるのが大半。フルタイム勤務の従業員をレギュラーと呼ぶのが一般的。

長期間就業の契約でいつもいる従業員は、フルタイム勤務ではなくてもレギュラーにしている企業もあります。

レギュラーアルバイトといわれたときには、通常のアルバイトよりも責任ある仕事が企業から求められているだろうと解釈して問題ありません。

企業形態のレギュラー

企業形態の話をしているときには、レギュラーそのものではなく「レギュラーチェーン」という関連語の形で使われます。

レギュラーチェーンは、直営店を用いた大規模な小売業集団です。

集団のトップにあたる企業本部は、自社の管理下にある直営店を各地に配置。直営店は、企業本部の資金で経営され、企業本部が立てた販売計画のもと運営・管理されます。コーポレイトチェーンといわれる場合もあります。

【分野別】レギュラーの意味を確認

レギュラーはプライベートでもよく登場する、日本人に馴染みのあるカタカナ語です。

しかし、レギュラーは使われる分野ごとに意味が変わる、専門用語的な性格をもっている言葉でもあります。同じ単語なのに意味がひとつでないのは、少々ややこしいですね。

文脈に合う意味を選びとれるように、分野ごとのレギュラーをしっかり押さえておきましょう。

サイズに関するレギュラーの意味

サイズの話をしているときにレギュラーが出てきたら「企業が定めた標準のサイズ」という意味になります。

企業によって、どのサイズが標準になるかが変わってくるので注意。コーヒーや服など、さまざまなジャンルの商品について、レギュラーという表現を用いることがあります。

しかし、同じジャンルの商品(たとえば、コーヒー)だったとしても、A社とB社でレギュラーになっているサイズが違うのは珍しくありません。くわしいサイズを知りたいときには、会社ごとのサイズ表を確認する必要があります。

ガソリンに関するレギュラーの意味

ガソリンには、レギュラーとハイオクの2種類があります。レギュラーは、軽自動車から普通車まで幅広い自動車に使われている一般的なガソリン。ハイオクは、高級車やスポーツカーに使用されるケースが多い高価なガソリンです。

レギュラーとハイオクは、オクタン価(ガソリンの発火しにくさを表す数値。最大100)によって区別されています。

レギュラーはオクタン価、85~92くらい。ハイオクはオクタン価、98~100くらいで、オクタン価が高いほど発火しにくいです。

ハイオクはレギュラーよりも燃えにくいですが、高温で一気に燃える性質があるので、大きな燃焼エネルギーを生み出せます

タバコに関するレギュラーの意味

タバコ分野のレギュラーは、次のように複数の意味があります。

・メンソールではないタバコ
・紙巻煙草の標準の長さ。レギュラーサイズ
・派生銘柄に対するオリジナルの銘柄

タバコの話でレギュラーが使われるときには、文脈からどの意味になるのか考える必要があります。

古着に関するレギュラーの意味

古着の世界でのレギュラーは、年代が新しくて価格も安い古着という意味です。レギュラーは普段使いの服にぴったりで「オールド」といわれる場合もあります。

古着は年代が古くなると呼び名が変わり、30~50年ほど経った人気アイテムは「ヴィンテージ」。年代は古くなくても、ヴィンテージに負けない良質な古着は「グッドレギュラー」と呼ばれます。

スポーツ・部活に関するレギュラーの意味

スポーツや部活の話でのレギュラーは、大体いつも試合に出ている選手のこと。ときどき試合に出してもらえる選手は、レギュラーとは呼ばれません。

任せられているポジションでいつも仕事をさせてもらえる主力選手が、レギュラーと呼ばれると考えておけばOKです。

レギュラーの使い方・例文

レギュラーには、分野ごとにいろいろな意味がありましたよね。

複数の意味をもつレギュラーは、シチュエーションごとに使い方も変化しますが、今回はビジネスでの使用法を紹介します。例文を通して学んでみましょう。

いつもいる従業員の例文

上司

繁忙期を乗り切ったら、店長は有休を取るように。余裕があるときにしっかり休んで、英気を養ってくれ。
先にレギュラーの子たちに休みを取らせてもいいですか?皆にかなり無理を聞いてもらっているので。

店長

上司

構わないよ。君が休むときは、店舗をレギュラーに任せられるように、準備だけはしっかりしておいてくれよ。
レギュラーチェーンの例文

上司

うちの商品が、○○社の社長のお眼鏡にかなったらしい。レギュラーチェーンで販売してもらえることになったよ!
本当ですか!?在庫切れを起こさないように、製造計画を見直さないといけませんね。工場に連絡を入れてきます!

新人

レギュラーの反対語は「イレギュラー」

レギュラーの反対語は「イレギュラー」です。イレギュラーの意味は「規則的でないこと」。不規則だったり、変則的だったり、とにかく正規の状態ではないのがイレギュラーです。

イレギュラーについて、くわしくは下記の記事で紹介しています。こちらも読んでみてください。
イレギュラーとは?英語や日本語の意味って?用語の使い方から反対語までわかりやすく解説

レギュラーは仕事でもプライベートでも使う言葉

レギュラーは、仕事でもプライベートでもよく使うカタカナ語。外来語ではありますが、日本語にすっかり浸透しているので、会話に挟みやすい言葉ですよね。

ただ、レギュラーは複数の意味をもっているワードでもあるため、正しく理解しておかないと困った勘違いが起こる場合も。

レギュラーの分野ごとの意味を理解し、シチュエーションに合うものを選べるようになりましょう。