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コアタイムとは?意味や使い方、英語って?フレックスやフレキシブルタイムの概要も解説

コアタイムとは「出勤義務のある時間」のこと

上司

今回勉強するコアタイムは「必ず出勤しないといけない時間」っていう意味だよ。
部長、何いってるんですか。就業時間は「必ず出勤しないといけない時間」に決まってますよ。

新人

上司

うん。新人君は間違ってない。でも、就業時間を自分で選べる働き方制度もあるんだよ!

コアタイムは「出勤義務のある時間」という意味のビジネス用語です。

就業時間を定めている一般的な企業にいると、耳慣れないワードかもしれませんね。しかし、働き方改革の影響もあり、近年重要度を増している言葉です。

勉強不足で恥ずかしい思いをしないように、コアタイムに関する知識を深めておきましょう。

コアタイムとフレックスタイム制の意味

コアタイムは、フレックスタイム制をとっている企業でよく用いられるワードです。

フレックスタイム制とは、社員が毎日、今日の出社・退社時間を自分で決める仕組み。スケジュール管理も各自でするので、その日何時間働くかも、ある程度は社員が自由に決められます。

コアタイムは、フレックスタイム制の企業が「必ずこの時間は出社して仕事をしていなければならない」と定めた出勤義務のある時間です。社員を完全にフリーにすると不都合がある場合に導入しますが、コアタイムを設定しない会社もあります。

コアタイムとフレキシブルタイム

フレックスタイム制では、コアタイムとあわせてフレキシブルタイムという言葉もよく登場します。

フレキシブルタイムとは、出社して勤務を始めても、仕事を終えて退社していてもいい時間のこと。

フレキシブルタイムは、必ず出社して勤務しなければならないコアタイムと、対になるワードです。

コアタイムとフレキシブルタイムの例

フレックスタイム制の企業が、午前5時~午後10時を会社で仕事ができる時間。午前10時~午後3時をコアタイムと定めていたとしましょう。

この場合は、午前5時~午前10時、午後3時~午後10時がフレキシブルタイム。

社員はコアタイムにちゃんと会社で仕事をしていれば、フレキシブルタイム中の出社・退社時間は、各自の裁量で決められます

フレキシブルタイムの間なら、途中仕事を中断して、私用で外出するのもOKです。

フレックスタイム制について、くわしくは下記の記事で紹介しています。こちらも読んでみてください。
フレックスタイム制の意味とは?残業やコアタイムの扱い、メリットとデメリットをわかりやすく解説

コアタイムは英語でいうと?

カタカナ語のコアタイムは、英語表記すると「core time」

「core time」の意味は、カタカナ語のコアタイムと同じく「フレックスタイム制で社員が必ず出勤していなければならない時間帯」です。

「core work hours」や「core hours」と表記する場合もあります。

コアタイムを設ける会社で働くときに知っておきたいこと

コアタイムの会社は、一般的な労働システムの会社とはいろいろな点が異なります。コアタイムの気になるあれこれを事前に確認しておきましょう。

①:コアタイムの開始・終了時間は何時設定の会社が多い?

コアタイムの開始・終了時間は、企業によって異なります。コアタイムの時間設定に、特別な決まりがあるわけではないですが、午前10時開始、午後3時終了の会社が比較的多くなっています。

午前10時~午後3時の設定だと、社員の出社・退社時間をある程度自由にできるので、コアタイムとして扱いやすいのでしょう。

コアタイムの設定を長時間にしすぎると、コアタイムが1日あたりの標準労働時間と大差なくなってしまいます。フレックスタイム制の利点がなくなるため避けましょう。

②:コアタイムに遅刻・早退・欠席するとどうなる?

社員がコアタイムに遅刻・早退・欠席したとしても、清算期間の所定労働時間分をしっかり働いていれば、賃金控除などのペナルティはありません

ただし、就業規則に「正当な理由なく遅刻・早退・欠席してはならないと」定めてあり、違反した場合の罰則も決められている場合には、それに基づいた罰則が科せられます。

1回の減給が平均賃金1日分の5割を超え、減給総額が賃金支払い期間1回分の賃金総額(給料日にもらえる給料の総額)の1割を超える場合は、労働基準法第91条に違反します[efn_note]参考:労働基準法|電子政府の総合窓口 e-Gov[イーガブ][/efn_note]。

過剰なペナルティにならないように気をつけてください。

MEMO
清算期間は、労働者が何時間働かなければならないか、決めるときの単位になる期間(最長3か月)。「清算期間中に○○時間働く」のように、会社と労働者が取り決めします

コアタイムなしの会社はどんな感じ?

コアタイムなしの会社は、フルフレックス(スーパーフレックス制度)と呼ばれます。

フルフレックスでは、会社が労働を許可している時間帯なら、出社・退社時間を完全自由に選べるんですよ。その日何時間働くかも自分で決められます。

社員の自由度がすごいですよね。でも、いいことばかりではありません。

フルフレックスのデメリット

フルフレックスには、次のようなデメリットもあります。

・スケジュール管理ができないと、勤務時間が所定労働時間より短くなる恐れがある
・会議など、社員同士が集まるときに調整が必要
・取引先からの連絡にすぐ対応できない場合がある
・勤務時間を調整して半休を作れるので有休消化率が低くなりがち

フルフレックスを導入するときには、社員の意識改革や社内ルールの整備など、デメリットを解消するための対策が必要です。事前にしっかり準備してください。

[ビジネス版]コアタイムの使い方・例文

コアタイムの意味がわかったら、ビジネス会話での使い方も気になってきますよね。ビジネスシーンでのコアタイムの使用法を、例文でイメージしてみましょう。

例文1

新人

来週の月曜日、私用で午後1時出勤にしたいです。午前10時からのコアタイムに間に合わないんですが、どうしたらいいですか?
昼休みを挟むから、午前中のコアタイム2時間分を遅刻する届けを出してくれれば大丈夫だよ。

上司

例文2

副社長

フレックスタイム制にすると、ミーティングの日程が決められなくなるんじゃないですか?参加者の予定と会議室予約の調整が難しくなります。
コアタイムの設定で対応しよう。会議やミーティングは、コアタイムに行うルールを作れば問題解決だ。

社長

社員の情報共有や共同作業はコアタイムに!

フレックスタイムを採用した企業は、いつでも社員が職場にそろっているわけではありません。そのため、社員同士のコミュニケーションが取りにくくなってしまう場合も。

会議やミーティングなど、社員の情報共有やチーム作業はコアタイムをうまく活用しましょう。

コアタイムが設定されていれば、必要なメンバーを集めやすくなりますね。