プライスレスの意味とは?無料?使い方や英語表現からテレビCMまで徹底解説!

プライスレスとは「価格が付けられない」!

「君の笑顔はプライスレス」、「この経験はプライスレスなものさ」というようなキザなセリフに使われる“プライスレス”。日常会話ではあまり使わないかもしれませんが、CMやドラマ、アニメなどでは耳にすることも多いと思います。

“プライスレス”は「価格が付けられない」という意味。広く知られるようになったきっかけのテレビCMをはじめ、英語での意味や関連語、使い方などを詳しく見ていきましょう。

プライスレスの意味

“プライスレス”は「価格が付けられない」という意味。つまり、お金では買えない、高価すぎて価格が付けられないということを表しています。“プライスレス”が日本語になったきっかけは某CMの影響が大きいでしょう。

広まるきっかけとなったテレビCM

国際的なクレジットカードブランド、マスターカード(MasterCard Worldwide)は“プライスレス”をキャッチフレーズにしています。テレビCMでも“プライスレス”を前面に出した作品が作られています。

親子で釣りに出かけて、「はじめての釣竿:¥9,500」「ちょっと大きめの長靴:¥8,200」「おそろいのベスト:¥17,000」ときて最後に「釣り仲間ができた日:priceless」。なんともクールなコマーシャルですよね。

こちらは1999年の作品ですが、近年でも2018年に逝去された樹木希林(きききりん)さん出演のCM(2017年~)でも“プライスレス”を使用しています。

当初は誤解された?

当初のテレビCMでは「お金で買えない価値がある。買えるものはMasterCardで。」というフレーズで締められていました。最初はこのフレーズが付いておらず、“プライスレス”をプライス(価格)がレス(ない)、つまり「タダ、無料」と誤解する人が続出したという説もあります。

この説の真偽はともかく、英語に不慣れな方であれば誤解する人もいるかもしれません。マスターカードのCMが“プライスレス”という言葉と「お金で買えない価値」という意味を日本社会に広めたと言っていいでしょう。

ちなみに“プライスレス”を前面に出したCMは全世界的に行っており、「お金で~」のフレーズも「There are some things money can’t buy. For everything else, there’s MasterCard.」を訳したもの。誤解があったから日本用に用意したものではありません。

樹木希林さん出演のCMでは「お金で~」のフレーズは使用されていませんよね。樹木さんを前面に出すという構成でカットしたのかもしれませんが、“プライスレス”の本当の意味が社会に浸透したのも理由の一つかも。

英語での意味

マスターカードが全世界的に“プライスレス(priceless)”をキャッチフレーズとしているように、英語でも「価格が付けられない」という意味で使われています。

誤解されることのある「価値がない」を英語で言うとすれば「not worth the price」でしょうか。pricelessと同じように単語にすれば「worthless」。

プライスレスの関連語

“プライスレス”について詳しくなったところで、“プライスレス”をタイトルに使用しているドラマや書籍なども見ておきましょう。

PRICELESS〜あるわけねぇだろ、んなもん!〜

2012年放送のキムタク主演月9ドラマ。「わらしべ長者」をテーマに、全てを失った男が再起を目指していく過程で「お金では買えない」ものに気づいていくというストーリー。

プライスレス 必ず得する行動経済学の法則

2010年発行、ウィリアム・パウンドストーン著。どのように価格が決められているのか、価格を高くできるのか等を具体例を出しながら解説。

プライスレスの使い方

“プライスレス”の使い方を例文で学んでいきましょう。

例①私にとって手術は、プライスレスのライフワークです

米倉涼子さん主演の人気医療ドラマ『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(2011年TBS)第4話のタイトル。横文字が苦手な人に言うと、「何言ってんだ、コイツ」と思われてしまうかもしれません。

例②二人の思い出はプライスレスだね

恋愛で使うとキザで不快感を与えてしまうかも。

例③プライスレスな付加価値が売り上げアップにつながる

ビジネスシーンでも意外と使える言葉かもしれません。

お金では買えない価値を

テレビCMによって広く普及したと思われる“プライスレス”。クレジットカード会社が“プライスレス”をキャッチフレーズにしているのは、一見皮肉のように思えますが、お金では買えない価値も提供したいという壮大なテーマがあるのかもしれませんね。