フィジカルって?サッカーや音楽産業での意味は?対義語や関連語、英語表現からフィジカルセラピーまで徹底解説!

フィジカルは「肉体」という意味で使われることが多いが…

「フィジカルが足りない」「フィジカルでは負ける気がしない」などスポーツ関連の記事やニュースではよく見聞きする言葉「フィジカル」。フィジカルは「肉体」という意味で使われることが多い言葉ですが、音楽業界やその他の話で使われることも。今回はフィジカルの2つの意味や関連語、英語表現など詳しく解説していきます。

フィジカルの意味

フィジカルには主にスポーツ業界や医療で使われる意味と、音楽業界やその他のシーンで使用される意味の2つがあります。それぞれを詳しく見ていきましょう。

①スポール業界・医療でのフィジカルの意味

スポーツ業界や医療ではフィジカルを主に「肉体」という意味で使用します。使用例もあわせて見ていきましょう。

フィジカル×スポーツシーン

サッカーをはじめ、野球やテニスなどスポーツ業界では“フィジカル”を「肉体」という意味で使用し、見聞きすることが多いのは身体が資本の世界だからこそですね。

さらに詳しくお話すると、ここでいう“フィジカル”には筋肉や骨格、体幹、パワー、持久力、スピード、柔軟性など広い意味での身体能力が含まれます。

使用例:長友の強さは計算されたフィジカルトレーニングのたまものだ

フィジカル×医療:フィジカルセラピー

日本語では「理学療法」と呼ばれる治療のこと。「Physical Therapist」の頭文字からPTと呼ばれることもあります。怪我や病気を原因とする身体のトラブルを回復するための治療法で、リハビリやマッサージ、器具を使用した筋力トレーニングなどを行います。スポーツでのトラブルを専門とするスポーツフィジカルセラピーもあり。

理学療法士(フィジカルセラピスト)は国家資格であり、海外でも活躍できる職業。日本よりも高い年収で働けることが多く、海外で働きたいという方にも人気があります。例えばアメリカでは日本よりも200万円ほど高い年収が期待できるようです。

使用例:フィジカルセラピーで肩の故障を治療する

②音楽業界やその他の話でのフィジカルの意味

音楽業界やその他のビジネスシーンでは、「物理的・物質的」という意味で“フィジカル”が使われます。使用例もあわせて見ていきましょう。

フィジカル×音楽シーン:フィジカルリリース

曲をダウンロードで購入・レンタルするという人も増えていますが、フィジカルリリースはCD・DVDでの販売のこと。ひと昔前は当たり前でしたが需要は大きく減りつつあります。CDという”物”が手に入るので“フィジカル”なんですね。「フィジカルで買う」というように使用されることも。ダウンロード販売はデジタルリリースと呼ばれます。

使用例:フィジカルリリースは歌詞カードが付いてくるからいいよね

フィジカル×IT:サイバーフィジカルシステム

Cyber Physical Systemの頭文字からCPSと呼ばれるIT関連の用語です。簡単に説明すると膨大なデータを収集・分析して、人間が経験や勘で行っていたものもコンピュータで処理できるようにするシステムのこと。もっと簡単に言えば人工知能の精度を高めてあらゆる社会システムに利用していこうということです。

物理世界とコンピューターネットワークの世界をより近づけるものとして期待されています。まだまだ発展途上ですが、これからの社会ではどんどん重要なキーワードになってくるでしょう。例えば自動車の自動運転にもCPSは使用されます。

使用例:CPSを利用した監視システムで災害時の人的被害を減らす

英語でのフィジカルの意味

英語でフィジカルはphysical。「物質的・肉体的」という意味の形容詞です。physical education(PE)というと「体育」のこと。

physical afairやphysical relationshipは「肉体関係」の意味ですが、日本語でも同じ意味で「フィジカルな関係」と言うこともあるようです。

フィジカルの対義語・関連語

フィジカルに大きく分けて2つの意味があることが分かったところで、ここからはフィジカルの対義語・関連語について見ていきましょう。

フィジカルの対義語は?

フィジカルの対義語というと「メンタル(mental)」や「スピリチュアル(spiritual)」が考えられます。メンタルは「精神」を意味して「メンタルトレーニング」、「メンタルヘルス」と言ったりしますね。スポーツではフィジカルと同じくメンタルも重要と考えられています。

スピリチュアルは「目に見えない世界」や「宗教的・霊的な存在」のことを指します。フィジカル「肉体」の対義語がメンタルだとしたら、フィジカル「物理的」の対義語はスピリチュアルと言えるかもしれません。

フィジカルイヤーは間違い?

フィジカルイヤーは「フィスカルイヤー」の間違いです。カタカナにすると似ていますが、physicalとfiscalは全くの別単語。fiscalは「会計の」という意味で、fiscal yearは「会計年度」を意味します。かっこつけて使い方を間違うと、残念なことになるので注意が必要です。

フィジカルを大切に

フィジカルについて学んできました。アスリートに限らず、ビジネスパーソンもフィジカルが大事。メンタル面、スピリチュアル面とのバランスも取りながらケアしていきましょう。