ハイライトは「強調する」
”ハイライト”と聞いて何を思い浮かべますか?メイク?ツイッター?スポーツ中継?人によって様々ですよね。ハイライトは「強調する」を意味しますが、様々な用語として使われている言葉です。今回はそんなハイライトの意味をそれぞれ詳しく解説していきます。
ハイライトの意味
ハイライトの意味は使われる分野によって異なります。ここでは、それぞれの意味を見ていきましょう。
①メイク
メイクにおける”ハイライト”は肌に明るい色を乗せて凹凸を強調するメイク術。パウダーやリキッド、クリームなどのタイプがあります。ハイライトを使うことで立体感のある顔立ちや小顔にしてくれる効果あり。「意味があるの?面倒」と思っている女子もハイライトを入れてみると驚くほど顔立ちが変わるかもしれません。
使用例文:ハイライトを入れると小顔に見えるからおすすめだよ
②SNS
TwitterやインスタなどのSNSでも”ハイライト”は使われています。Twitterにおけるハイライトはおすすめのツイートをお知らせしてくれる機能。インスタにおけるハイライトは24時間で消えるストーリー(正式名称はストーリーズ)での投稿を消さずに残しておける機能のことです。同じSNSでも全く別の機能なんですね。
使用例文:(ストーリーの投稿が)消えるのもったいないからハイライトで残しとく
③スポーツ
スポーツでの”ハイライト”と言ったら試合の盛り上がったシーンのこと。時間のない人でもハイライトを見ることで楽しむことができますよね。映像や写真、文章などでハイライトは紹介されます。長くなりがちな野球やサッカーの試合にはつきものです。
使用例文:ワールドカップのハイライトを見て興奮を思い出す
④パソコン
IT用語にも”ハイライト”はあります。パソコンの文書や表を作成する際に文字の背景色を反転させて強調することをハイライト、もしくはハイライト表示と言います。
使用例文:ハイライトさせた箇所を修正しておいてね
⑤音楽
”ハイライト”をバンド名や曲名に使用しているアーティストはたくさんいます。椎名林檎『輪廻ハイライト』、ベリーグッドマン『ハイライト』等。
使用例文:CM曲の『輪廻ハイライト』が気になる
⑥タバコ
タバコの銘柄にも”ハイライト”はあります。1960年発売以来のロングセラー商品です。
使用例文:コンビニでハイライトを買ってきて
英語では?
”ハイライト”は英語のhighlightが語源。日本で使われているのと同じようにメイクやIT用語、スポーツシーンなどで使用。「強調する」という意味で使われる日常会話やビジネス会話でも使用頻度の高いワードでもあります。
使用例文:I want to highlight this point(この点を強調したい)
ハイライトの類語
”ハイライト”には同じような意味で使われる言葉があります。微妙に意味は異なるのでこれを機会に覚えておきましょう。
ダイジェスト
テレビのスポーツコーナーでよく耳にする「ダイジェスト」。”ハイライト”と同じような意味と思っている人も多いかもしれません。
ハイライトが盛り上がったシーンであるのに対して、ダイジェストは「全体の流れを短く編集したもの」を指します。プロ野球の試合を例にすると、ハイライトは点が入った時や好プレーのシーン、対してダイジェストはプレイボールからゲームセットまでを短くまとめたもの。
シェーディング
シェーディングは”ハイライト”と同じメイク用語。ハイライトが明るい色を重ねるのに対して、シェーディングは陰になる部分に暗い色を入れて陰影を強調します。ハイライトとシェーディングの両方入れることで、それぞれの効果を引き立たせることもできます。
ハイライトのある生き方を
”ハイライト”について学んできました。ハイライトは様々な用語に使われていますが「強調」するという意味では共通しているのかもしれません。仕事でもプライベートでもハイライトシーンを作れるように精力的に取り組みましょう。