オンタイムとは?リアルタイムとは意味が違う?ビジネス・音楽・飛行機関係の使い方を徹底解説

オンタイムとは『時間どおり』のこと!

先輩

明日のグループミーティング、会議室が1時間しか使えないから、オンタイムで始められるよう準備しておいてね。
参加者に再確認の意味も含め通達しておきますね。

新人

先輩

お!気が利くじゃない!よろしくね。
「オンタイムでよろしくね」といわれたら、何をすればいいかピンとくるでしょうか。この『オンタイム』には、『時間どおり』の意味があるのですが、ほかにもいろいろな意味があります

この記事を読み始めたあなたは、もしかするとこれまで使い方を間違っていたかもしれません。これを機に、どんな場面でも正確に意味をとらえ、『オンタイム』を正しく使えるよう、しっかり学んでいってくださいね!

オンタイムの意味をチェック!

カタカナ用語の中には、意味を取り違えて使われるものも多く存在します。オンタイムが間違った意味で覚えてしまわないよう、まずはここで正しい意味をチェックしておきましょう。英語の意味も紹介するので、一緒に覚えておいてください

日本語のオンタイム

カタカナ用語としてのオンタイムは、次のようにいろいろな意味があります。

■定刻
■時間どおり
■間に合う
■勤務中

基本的には『時間どおり』という意味になりますが、場合によっては『勤務中』を指すことも。オンタイムという言葉を見聞きした場合は、どの意味で使われているのか文脈で判断しなければなりません

オンタイムの英語は『on time』

オンタイムは英語で表記すると『on』+『time』。一つの単語ではなく熟語になります。

■on(~の上に、~に接して)
■time(時間)

つまり、『時間に接する』から派生して、『時間どおり』の意味になったわけです。

また、オンタイムに似た意味の英語で『just in time(ジャストインタイム)』があります。「ジャストだったよ」「ジャストインタイム!」などと聞いたことがあるかもしれません。

これは、『ギリギリ間に合う』を指す熟語。特に指定した時間はないけれど、タイミングがちょうどよかったよ、というニュアンスになります。

時間が決まっていた場合には『on time』、特に時間は定まっていなかった場合には『just in time』と、正しく使い分けてください。

分野別にみるオンタイムの意味

日本語の中で使われるオンタイムは、広い意味では『時間どおり』を指しています。しかし、分野別にみると若干ニュアンスが異なります。ここでは、比較的『オンタイム』がよく登場する、『ビジネスシーン』『音楽業界』『飛行機分野』において、どのように使われているのかをチェックしておきましょう。

オンタイムの意味①:ビジネスシーン

ビジネスシーンにおいては、『時間どおり』のほかに、『勤務中』の意味でも使われます。会話で登場したオンタイムがどちらの意味を指すのか、文脈で判断する必要があります。

オンタイムの意味②:音楽業界用語

今はコンピュータ技術、デジタル機材もどんどん進化しています。音楽業界でも、音楽編集ソフトを使った音源の製作、ライブ音源を編集したCDの製作も増えています。その際、画面上で打ち込み、演奏を拍に合わせて入力されていることを『オンタイム』といいます。

オンタイムの意味③:飛行機

飛行機は前の便や天候の関係で、離発着の時間は決まっていても、予定どおりに実行できない場合も多いです。その中で、『定刻どおり』に離陸、着陸ができる時に『オンタイム』という表現が使われます

また、飛行機業界において、『定刻どおり』の反対語にあたる『遅延』は『ディレイ』というので、あわせて覚えておくと便利ですよ。

[ビジネス版]オンタイムの使い方・例文

言葉の意味がわかっても、「ここはオンタイムで表現してもいいのかなぁ?」と、使い方に迷う人もいるでしょう。自信をもって使えるよう、ビジネスシーンでの使用例をいくつか用意しました。実際に会話している姿を思い浮かべながら読んでみてください。

例文1
会議開始が17時なので、オンタイムに終了できるよう重要課題をピックアップしておいてください。
例文1のオンタイムは『勤務中』を指しており、「勤務時間内で終わらせましょう」という意味の会話となります。
例文2

あなたが遅刻したからオンタイムで会議始められなかったじゃない!
文脈から推測できるように、例文2のオンタイムは『時間どおり』を指しています。
例文3

オンタイムでイベントが開始できるよう、入場者の誘導は迅速に行ってください。
例文3のオンタイムは『定刻』の意味で使われています。

オンタイムと似ているカタカナ用語との違い

カタカナ用語の中には意味やニュアンスが似ているために、間違って使いやすい言葉が存在します。ここでは、オンタイムに似ている言葉をいくつか紹介するので、比較しながらチェックしましょう。

リアルタイム

リアルタイムとは、『実時間』『即時』を意味する言葉です。オンタイムは『定刻』で、一つの決められた時間を指しますが、リアルタイムは、経過している時間も対象となります。

野球中継開始が18時で、時間どおりに始まると『オンタイム』。録画ではなく実際に行われている試合をそのまま流している状況が『リアルタイム』になります。

インタイム

英語の『in』は、中にあるモノや状況を表すので、インタイム(in time)は、『決められた時間内』を意味します

たとえば、18:00に提出が締め切りで、17:30に提出すれば時間内なので『インタイム』です。18:00ちょうどであれば、『on time』のイメージです。

オフタイム

ビジネスシーンにおいて、オンタイムには『勤務中』の意味もあると前述しました。そして、その反対語にあたるのが『オフタイム』で、タイムカードでは『勤務時間外』になる部分を指します。

オンスケジュール

オンスケジュールは、『作業に遅れナシ』を意味するカタカナ用語で、『オンスケ』と略語で使われることも多いです。作業に対して予定どおりの場合は『オンスケジュール』、時間ピッタリの場合は『オンタイム』になります。

なお、オンスケについては次の記事でもくわしく解説しています。あわせて読むと、オンタイムとの違いもよりわかりやすいので、ぜひ一読してみてください。
オンスケとはどんな意味?スケジュールが前倒し・遅延になったときの使い方もチェック!

類語と区別してオンタイムを正しく使おう!

オンタイムは、英語としても簡単な言葉なので日常でも使いやすいでしょう。しかし、似たニュアンスの用語も多いので、意味を正しく覚え、適切な場面で正しく使えるようにしておきましょう