インプレッションとは「印象」のこと!
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ビジネスでは、インプレッションが「広告がみられた回数」という意味のマーケティング用語として使われることも多いです。
インプレッションの意味をくわしく勉強し、ビジネスパーソンとして知識を深めましょう!
インプレッションの意味を解説
インプレッションは、使用されるシチュエーションによって意味が大きく変わってきます。もともとの意味はどのようなものなのでしょうか?英語と日本語で違いがあるのか、順番にみていきましょう。
英語のインプレッション(impression)はどんな意味?
インプレッションは英語表記すると「impression」。「impression」には次のような意味があります。
・感じ、気持ち、感想
・効果、影響
・捺印
・刻印、跡、痕跡
「impression」を分解すると、im(中に)+press(押す、押しつける)+ion(こと、もの)となり、「押しつけるもの」という意味が隠れています。捺印などの意味は、ここからきているんですね。
カタカナ語のインプレッションとは?
カタカナ語のインプレッションは、次のような意味をもつ言葉です。
・感銘
Web・マーケティング分野でのインプレッションとは
Web・マーケティング分野でのインプレッションは、「広告が人々の目に触れること」「ウェブページに広告が表示される回数」という意味になります。SNSでもよく用いられるため、それぞれ何を意味するのか解説します。
インスタでのインプレッション
インスタでのインプレッションは、「投稿が表示された回数」のことで、「Instagramインサイト」で確認できます。1日あたりのインプレッションには、オーガニックアクティビティ、広告アクティビティ双方の表示回数が反映されます[efn_note]参考:Instagramでインサイトを見る|Instagram[/efn_note]。
オーガニックアクティビティ:検索エンジンの検索結果の中から、広告枠の表示を除いた一般枠からの表示
広告アクティビティ:インスタで自分が閲覧した広告を、再度表示させることができる個人ユーザー向け機能
Twitterでのインプレッション
Twitterでのインプレッションは、ユーザーの端末に「広告が表示された回数」のこと[efn_note]参考:ツイートアクティビティ管理画面|Twitter[/efn_note]。インプレッション数ということもあります。
インプレッション数や、その数の変化は、「ツイートアクティビティ管理画面」で確認できます。
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仕事で役立つ!インプレッションの使い方・例文
インプレッションには、基本の意味となる「印象」「感銘」のほか、「広告が表示された回数」という使い方があります。
次に、それぞれのインプレッションの使い方を例文で紹介します。意味の違いを考えながら読んでみてください。
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ビジネスマンが知っておきたい「インプレッション◯◯」の意味
「インプレッション◯◯」という形で使われる用語もいくつかあります。マーケティングで使われる言葉なので、覚えておくと役立ちますよ!
インプレッション収益
Googleアドセンスで、インプレッション収益という言葉が登場します。広告の表示回数1,000回を達成したときに得ることができる収益の、見積金額のこと[efn_note]参考:インプレッション収益(RPM)|AdSenseヘルプ[/efn_note]。次の式で計算します。
インプレッション収益 =(見積もり収益額/広告が表示された回数)×1000
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インプレッションシェア
Google広告で、インプレッションシェアという言葉に触れることがあります。自分が出した広告で得たインプレッション数を、表示候補に上がった広告のインプレッション数の合計で割ったもの[efn_note]参考:インプレッション シェアについて|Google広告ヘルプ[/efn_note]。次の式で求めることができます。
インプレッションシェア = 自分の広告の表示回数 / 広告が表示可能だった合計回数
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何が違うの?インプレッションの類語
Web・マーケティング分野でのインプレッションには、類語がいくつもあります。
広告効果の分析に使われる単語で、似たような使い方をする用語が多いですが、それぞれが意味しているのは別の事柄です。
インプレッションとリーチの違い
リーチとは、広告や投稿が端末に表示された人の数のこと。インターネットを使用している全ユーザーのうち、何%がその広告・投稿をみたか、その割合をリーチということもあります。
インプレッションは広告・投稿が表示された回数なので、人数をカウントしているリーチとは異なります。
インプレッションとエンゲージメントの違い
エンゲージメントは、消費者と企業・ブランドなどの絆のこと。消費者がどのくらいその企業・ブランドなどに愛着を持っているか、積極的に関わろうとしているかを意味するカタカナ語です。
Web業界の場合、端末に広告や投稿が表示された全ユーザーのうち、何らかのアクションを起こしたユーザーの人数を意味することが多いです。
エンゲージメントにおけるアクションとは、Facebookなら「いいね!」「広告のシェア」「コメント」など[efn_note]参考:投稿のエンゲージメント|Facebook Business 広告ヘルプセンター[/efn_note]。Twitterなら「リツイート数」「いいねの数」「動画の再生数」など[efn_note]参考:ツイートアクティビティ管理画面|Twitter[/efn_note]。SNSによって定義している項目は変わってきます。
インプレッションで自分の広告をより効果が出るものに変えよう!
インプレッションは、「印象」という意味のある言葉ですが、マーケティング用語としては特有の使い方が浸透しています。広告がどのくらいユーザーの目に触れる機会があったかを教えてくれるものです。
インプレッションを活用して、あなたの広告から無駄を省き、よりいい広告に変えていきましょう!