リザーブの意味とは?予約時に使うだけじゃない?英語のスペル、類語、使い方も徹底解説!

リザーブとは『予約』や『確保』のこと!

先輩

私も老後のために銀行でリザーブしておかないと…あなたも今のうちからちゃんと考えておいたほうがいいわよ。
銀行で何を予約するんですか?リザーブって、予約するって意味ですよね?

新人

先輩

金融業界でのリザーブは『積立金』って意味なのよ。ほかにも業界でいろんなリザーブがあるから、この機会に調べてみると面白いかもね。
この会話の新人くんのように、『リザーブ=予約』と認識し、日常的に使っている方もいるのではないでしょうか。しかし、この『リザーブ』というカタカナ用語は、分野によってさまざまな意味で使われています。そのため、それぞれの意味をきちんと理解しておかないと話が通じないこともあります

今回はカタカナ用語の『リザーブ』の意味だけでなく、英語での使い方や関連語についても一緒に学んでいきましょう。この機会にボキャブラリーを増やしてみてくださいね。

リザーブの意味をチェック

まずは『リザーブ』という言葉の意味を明確にしておきましょう。カタカナ語は、由来になっている英語と同じ意味で使われる場合もあれば、そうでない場合もあります。リザーブという言葉が、英語と日本語で同じ意味合いで使えるのかチェックしてみてください。

カタカナ用語としてのリザーブの意味は?

ビジネスシーンや日常生活では、リザーブが『予約』や『確保』を指す場合が多いです。基本的にリザーブといわれたら、そのように解釈していいでしょう。

そして、確保と少し意味が似ていますが、『取っておく』の意味もあります。使用頻度は低いものの、リザーブが『予備』を指す場合もあります。

リザーブの類語

一般的によく使われる意味については前述しましたが、リザーブはほかにもこんな言葉で表すことができます

リザーブの類語(言い換え表現)
・取りおく
・押さえる
・蓄え/貯え
・留保 など

日本語で表現するとしたら、このような単語が使えます。

リザーブの英語は『reserve』

リザーブの英語のスペルは『reserve』。英語のリザーブはこんな意味をもつ単語です。

【動詞】
■取っておく
■予約する
■予定する
■遠慮する
■見合わせる など

【名詞】
■予備品
■蓄え
■積立金
■遠慮

日本語のリザーブといえば、『予約』の意味になることが多いです。しかし、英語の場合は『予約する』という動詞になり、名詞では『reservation』と表現します。日本語でも、予約を『リザベーション』ということはあります。マメ知識として一緒に覚えておくと便利ですね。

英熟語で『reserve』がどのように使われるのかいくつか紹介しておきます。

■reserve a plane ticket(航空券を予約する)
■reserve a seat(座席を予約する)
■reserve fund(積立資金) など

なお、『ホテルの予約をする』を英語で表現する場合は、『ホテルに予約を入れる』と『ホテルの部屋を予約する』で違いがあります。部屋の確保をする場合には『room』をつけると間違いがありません

■reserve a hotel in Tokyo(東京にあるホテルに予約を入れる)
■reserve a hotel room(ホテルを予約する)

リザーブは業界ごとに意味が違う?!

リザーブの意味は業界や使用シーンによって異なります。厳密には、まったく異なるというわけではなく、ニュアンスに違いがあるといえます。いくつか例をあげたので、チェックしてみてください。

サービス業界

ホテルやレストランなどのサービス業では、主に『予約』の意味で使われます。店内に入って案内されるとき、『reserve』のプレートを置かれた席が目についたことはありませんか?これは、予約を入れたお客様のために確保している席です。

レストランなどに予約をするときは、「予約お願いします」と日本語で言うことが多いです。しかし、業界用語として「この席はリザーブです」とカタカナ用語で表現されることも多いです。

金融業界

金融業界におけるリザーブは、将来的な何かのために『お金を取っておく』『予備金として蓄える』ことを目的をした預金、つまり『積立金』を指します。そのほか、保険会社では『責任準備金*』を指す場合もあるので、あわせて覚えておきましょう。

(責任準備金*:保険金の支払責任を果たすため、収入保険料の一部を積み立てたお金。)

スポーツ業界

野球、ラグビーなどでは、プレーする以上の人数がメンバーとして選ばれますよね?その中の交代要員のことを『リザーブ』といいます。そのほか、バドミントンや卓球など、ケガや病気のために補欠のメンバーが用意されています。この補欠も『リザーブ』です。『予備』の選手と考えると簡単ですね。

バイク業界

車に比べると、バイクはかなりタンク容量が少ないですよね。しかし、ツーリングをしているとガソリンスタンドが少ない場所もあります。そのため、バイクにはガス欠を防ぐための対策が施されています。それが『リザーブタンク』で、『リザーブ』と略語で呼ばれることがあります。

これは、ノーマルタンク(メインのタンク)の付近に、高さをかえてガソリンの出口が設置されている予備タンクです。

いろんな意味はあるけど、どれも『取っておく』というニュアンスで共通しているんだね。

[ビジネス版]リザーブの使い方・例文

リザーブには『予約』や『確保』、『予備』といった意味があります。ビジネスシーンでの会話ではどのように使われるのか、例文を使って確認してみましょう。

例文1

上司

今月末のアメリカ出張の準備は進んでるか?ホテルは早めにリザーブしておかないと、勝手の違う海外なんだから、事務所から遠くになってしまうと大変だぞ。
例文2

先輩

営業の全体会議は人数が多いから、早めに会議室をリザーブしておいてね。
例文3

新人

山田くん、社内のラグビーチームに入ったけど次の試合はリザーブ選手なんだって。

[番外編]日常生活の中にもこんなリザーブがある

日常生活の中にも、いろいろなリザーブが存在します。もしかすると、「それは知ってるよ!」というものがあるかもしれませんが、比較的有名なものをピックアップしました。

ウイスキーの『リザーブ』

飲料メーカーのサントリーから発売されている、ウイスキーの『リザーブ』。正式名称は『サントリースペシャルリザーブ』といいます。1969年に発売されて以来、長く愛されているウイスキーです。

参考 サントリーウイスキースペシャルリザーブ商品情報

リザーブワイン

品質の良い葡萄が収穫された年に造られた、質の良いブレンド用のワインをリザーブワインといいます。

一般的に販売されているシャンパンの中で、約8割はノン・ヴィンテージといわれていますが、これは、その年の葡萄で造ったワインに、複数年のワインがブレンドされたリザーブワインが調合されています。

スターバックスリザーブ

スターバックスでは、一般的に販売されているコーヒーとは別に、スターバックスの専門テイスターが厳選した、最も個性豊かで優れたコーヒーを提供しています。それが『スターバックスリザーブ』。

しかし、スターバックスリザーブのサービスを提供している店舗は全国で64件しかありません。
参考 スターバックスリザーブ店舗

また、スターバックスリザーブバーでは、あなた好みのコーヒー豆を選んだり、バリスタと会話を楽しむことができるので、コーヒー好きの人にはオススメの場所です。
参考 スターバックスリザーブトップページ

イオンシネマのリザーブ

イオングループの映画館であるイオンシネマでは、『e席リザーブ』というネット予約システムがあります。表記は『eRESERVE』『e席予約』といろいろありますが、どれも同じ予約システムを指しています。

予約管理に携わる人は必ず知っておきたい『リザーブ』

仕事で予約管理に携わる人は必ず知っておきたい『リザーブ』。スポーツ業界では『予備』、金融機関では『積立金』など、違った意味合いで使われることもあります。そのときに話している内容をしっかり聞き分け、正しい意味で理解するようにしましょう