エスカレーションの意味とは?関連語、使い方やあわせて覚えたいカタカナ語を解説!

エスカレーションとは「段階的拡大」のこと!

新人

エスカレーションといえばヒットマンですよね!ステージ別の本編終了後にそれぞれエスカレーションがたっぷり用意されてて、やり込み好きにはたまらない神ゲーです。
ヒットマンのエスカレーションは難しいし、セーブ不可だし、むしろこっちが本編なんじゃ?って気がするゲームよね。ところで、新人君。今、エスカレーションの意味はわかって会話してる?

先輩

新人

エスカレーションの意味ですか?そんな細かいこと気にしてたら楽しくゲームできませんよ!
エスカレーションは「段階的拡大」という意味のカタカナ語。

ヒットマンはスマートに暗殺する方法を試行錯誤して楽しむゲームです。ステージ別のエスカレーションはレベル1~レベル5まで用意されていて、段階的に難易度が上がっていきます。

ゲームなら言葉の意味がわからなくても楽しめますが、エスカレーションはビジネスでもよく使われる重要な用語。しかも、意味がわからないからと放置していると重大なトラブルに発展する可能性のある危険な言葉です。

しっかりエスカレーションの意味を理解して、ビジネスに支障が出ないようにしましょう!

エスカレーションの意味を確認

ビジネスでのエスカレーションについてより深く理解できるように、まずはエスカレーションという言葉の意味をしっかり確認しましょう。

英語のエスカレーション(escalation)ってどんな意味?

エスカレーションは英語表記すると「escalation」。「escalation」には次のような意味があります。

escalation
段階的拡大
・段階的上昇
・深刻化
英語の「escalation」は上申(上の立場の人に情況や意見などを申し上げること)という意味で使われることもあります。

カタカナ語のエスカレーションって?

カタカナ語のエスカレーションは次のような意味をもつ言葉です。

エスカレーション
・段階的に増えること
・段階的に激化すること
・仕事で下位の立場の者が対応できない事態が起きたときに、上位の者に報告して対応を引き継ぐこと
エスカレーションは一気にではなく、少しずつ段階的にレベルが上がっていくときに使う言葉です。

ビジネスシーンではトラブルが起きたときに上の人に対応してもらうことについていうときにも用いるので、覚えておきましょう。

エスカレーションとあわせて覚えたいカタカナ語

エスカレーションにはあわせて覚えておきたいカタカナ語がいくつかあります。ビジネス会話で一緒に使う機会も多い言葉なので、この機に勉強しておきましょう。

デスカレーション

デスカレーションは段階的に小さくなることや、徐々に規模を縮小することを意味するカタカナ語です。これは、エスカレーションの反対の意味をもつ言葉ですね。

ただし、デスカレーションには上司から部下への連絡や報告という意味はありません

ハレーション

ビジネス会話でハレーションが使われるときには、「副作用」や「悪い影響」という意味になります。

「ちゃんとエスカレーションしないとハレーションしてしまうよ」というような感じで使用します。

MEMO
もともとのハレーションは写真で用いられる言葉です。光が強すぎて写真が白くぼやけてしまうこと。

[ビジネス版]エスカレーションの使い方・例文

エスカレーションの意味がわかったら、次はビジネスでのエスカレーションの使い方を例文でイメージしてみましょう。

例文1

お客様

(電話)この前納品してもらったシステムに不具合が発生したので、早急に対応お願いします。
申し訳ございませんでした。エンジニアにエスカレーションしますので、電話はそのままで少しお待ちください。

コールセンターのオペレーター

お客さんにエスカレーションという言葉を理解してもらえない可能性もありますが、使い方としてはこんな感じで成立します。

例文2

新人

僕が担当しているお客さんが無理な注文をしてきて、どう返答したらいいかわからないんだ。
それ、勝手に返答しちゃいけないやつだと思うよ。上司にエスカレーションはしたの?

同期の仲間

どちらの例文にも共通しているように、「エスカレーションする」と動詞的に使うことが可能となります。

エスカレーションの関連語

エスカレーションには知らないとビジネスに支障が出るかもしれない、重要な関連語がいくつかあります。いざその言葉に直面したときに慌てないように、しっかり知識を身につけておきましょう。

エスカレーションフロー

エスカレーションフローはエスカレーションするときに情報伝達する順序(流れ)を示したもの。

エスカレーションが必要な事態が発生したときに、「誰が」「誰に(どの上司に)」「何分以内に」連絡するかを決めておきます。各自の連絡先(電話番号・メールアドレス)を記載したエスカレーションフローの図を作成することをおすすめします。

エスカレーションルール

エスカレーションルールは何か事態が発生したときに、それをエスカレーションするべきかどうかを判断する基準のこと。これが決まっていないと、対応する人によってエスカレーションするかどうかの判断がまちまちになってしまいます。

誰もが同じ基準で客観的な判断をできるように、事前に発生する可能性のあるリスクを洗い出し、それぞれのリスクの緊急度を評価。それをまとめてエスカレーションのルールにします。

エスカレーションエンジニア

エスカレーションされてきたトラブルに対応するエンジニアのこと。エスカレーションエンジニアがエスカレーションフローの、どの位置になるのかは企業によって変わってきます。

たとえば、マイクロソフトではエスカレーションされたトラブルにはまず一般エンジニアの「サポートエンジニア」が対応。

サポートエンジニアで対応できなかったときには「エスカレーションエンジニア」にエスカレーション。それでもダメなら、さらに上位の「シニアエスカレーションエンジニア」にエスカレーションするというフローになっています。

[豆知識]身近にあるエスカレーション

エスカレーションはビジネスだけでなく、プライベートでもたくさん使われています。楽しいエスカレーションについて雑学を深めておきましょう。

Destiny 2のエスカレーション・プロトコル

エスカレーション・プロトコルはアクションシューティングRPG「Destiny 2」のアクティビティ。火星だけで楽しめます。

段階的に難易度が上がるアクティビティで、完了すると毎週ローテーションのボス戦に挑戦できます。

カードゲームのエスカレーション

エスカレーションは簡単なルールで、大人も子供も楽しむことができます。いろいろなボードゲームアイテムの絵がカードにデザインされていて、見た目もかわいいカードゲーム。

持ち運びしやすい小箱サイズ。短時間でも盛り上がれるゲームなので、旅行のお供にもおすすめです。

プレイヤーは順番に、手札の中から前の人よりも大きな数字のカードを出していくルールなので、エスカレーション。同じ数字のカードは足し算して一緒に出すことができます。出す札がないときは、場に出されているカードを全部もらわなければなりません。

楽曲に使われるエスカレーション

エスカレーションは楽曲のタイトルにも使われています。

ともさかりえ:エスカレーション
河合奈保子:エスカレーション
ジュダ(CV:斉藤壮馬)エスカレーション!
葛葉紘汰(C.V.佐野岳)/駆紋戒斗(C.V.小林豊):乱舞 Escalation

あなたの知っている楽曲はありましたか?歌詞を比べてみるのも楽しいですよ!

適切にエスカレーションできるビジネスマンになろう!

ビジネスでは自分の手に余ると判断したら、速やかに上司にエスカレーションするのが大切です。

自己を過信したり、エスカレーションしたら上司に怒られるかも…なんて不安になったりするかもしれませんが、トラブルの対応は早ければ早いほど被害を小さく済ませることができます。

エスカレーションすべき状況か、的確に判断できるビジネスマンになりましょう!