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「いってらっしゃい」はビジネスで使える表現?言葉の意味や言い換え表現を徹底リサーチ

「いってらっしゃい」はビジネスシーンで使っても問題のない表現

「いってらっしゃい」は、くだけた表現に聞こえますが、ビジネスシーンで使っても問題のない言葉です。しかし、使うシチュエーションによって、文頭や語尾に”言葉を付け加える”ひと工夫が必要です。

同僚や目下の人に対しては「いってらっしゃい」をそのまま使っても問題ありません。注意したいのは、上司や目上の人に対して使用する場合です。

上司や目上の人に対して「いってらっしゃい」とだけ言うのは失礼にあたります!

そのため、ビジネスシーンでの使用は、「お気をつけて」を文頭に加えて「お気をつけていってらっしゃい」や、語尾に「ませ」を加えて「いってらっしゃいませ」と変化させる必要があります。

身近な言葉であるからこそビジネスシーンでの使い方には最新の注意を払いましょう。

今すぐ使える!「いってらっしゃい」の活用法
  • 同僚に使う⇒「いってらっしゃい」
  • 上司や目上の人に使う/お客様に対して使う
    ⇒「いってらっしゃいませ」「お気をつけていってらっしゃいませ」

※「いってらっしゃい」は「お気をつけて」と言い換えることもできます。しかし、「お気をつけて」のみの場合、フランクなイメージを与えてしまうため、上司や目上の人、お客様に対して使う場合は、やはり「いってらっしゃいませ」や「お気をつけていってらっしゃいませ」の使用が適しています。

「いってらっしゃい」の意味

「いってらっしゃい」は、「人を送り出す際に使うあいさつ」としての意味を持った表現です。普段、私たちが家族に対して使う意味合いと同じです。また、「無事に戻ってきて」という意味も含んで使います。

もう少し深く掘り下げると「いってらっしゃい」はその言葉だけで意味が分かり成立する、活用がほかにない自立語”感動詞”に分類されます。感動詞はほかにも「おかえり」や「おはよう」、「はい」「もしもし」などがあります。

よく使う言葉であるため、意味としてはそれほど深く考える必要はなく、使う際の活用方法に注意すると良いでしょう。

「いってらっしゃい」の使い方

人を送り出す際に使うあいさつ「いってらっしゃい」は使い方が重要です。

相手や状況を判断して使わないと失礼な言葉として受け止められる可能性があります。間違いをなくすためにも正しい使い方をしっかり押さえておきましょう。

ビジネスシーンで使える「いってらっしゃい」の言い換え表現

「いってらっしゃい」を使う際、特に注意したいのがビジネスシーンです。

同僚に使うパターン、上司や目上の人に使うパターン、お客様に対して使うパターンによって「いってらっしゃい」を言い換えることが必要です。

同僚に使うパターン 「いってらっしゃい」
上司や目上の人に使うパターン 「いってらっしゃいませ」
お客様に対して使うパターン 「お気をつけていってらっしゃいませ」

「いってらっしゃいませ」「お気をつけていってらっしゃいませ」という「いってらっしゃい」を丁寧にした表現は上司や目上の人、お客様などに対して使用しても失礼にならないため、幅広く使うことが可能です。

MEMO
「いってらっしゃいませ」や「お気をつけて」という言葉自体が、そもそも「いってらっしゃい」の類語です。「いってらっしゃい」の代わりに「お気をつけて」と言い換えても問題ありませんが、より丁寧に聞こえるのは「お気をつけていってらっしゃいませ」となります。

帰ってきた上司に対して使えるフレーズは?

「いってらっしゃい」の使い方はしっかり確認できたと思いますが、送り出すときに使う「いってらっしゃい」があると言うことは、帰ってきた際に言うべき言葉もあると言うこと。

「いってらっしゃい」だけではなく、帰ってきた人に対しても使える表現を覚えておくと安心できます。

帰ってきた人に対して使えるフレーズは「おかえりなさい」です。

普段の生活の中で多く使用する言葉のため、抵抗なく使えるでしょう。しかし、注意点として、そのまま「おかえりなさい」を使うと相手に対してフランクな印象を与えてしまう可能性もあります。

上司や目上の人、お客様に対して使用する際は、「いってらっしゃい」と同様に、言葉を付け加えてより丁寧な表現へと変化させることが大事です!

帰ってきた上司や目上の人、お客様に対して使用できる「おかえりなさい」の丁寧な表現は下記の通りです。


・「おかえりなさい」の語尾に「ませ」を加えた⇒「おかえりなさいませ。

・「おかえりなさい」に「お疲れ様です。」を加えた⇒「おかえりなさい、お疲れ様です。

・「おかえりなさい」は「出張お疲れ様でした」など「~お疲れ様でした」と言い換えて使うことも可能です。


「いってらっしゃい」の英語表現

「いってらっしゃい」を英語で表現するフレーズも知っておくことで、いざと言う時に備えましょう。

「いってらっしゃい」は英語で表現しようとするとドンピシャで当てはまる言葉はありません。

「いってらっしゃい」には”無事に戻ってきて”という意味も含んでいることから、英語の場合、「気を付けて」という意味を持つフレーズで表現すると良いでしょう。

・Take care(気を付けて)
・Please be safe(安全に行って)

「いってらっしゃい」は変化させることで目上の人にも使える敬語

「いってらっしゃい」は相手を送り出す際に使える便利な言葉です。

しかし、そのまま「いってらっしゃい」と使って良いのは家族や友達、ビジネスシーンであれば同僚や目下の人までです。

上司や目上の人、お客様に対して使う場合は「いってらっしゃいませ」「お気をつけていってらっしゃいませ」と言葉を前後に付け加え、より丁寧な表現にする必要があります

「いってらっしゃい」はビジネスシーンで使用可能です。しかし、失礼にならないよう、相手や状況に合わせ、変化させて使うことを忘れないようにしましょう!

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