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同じ営業職にも異なる魅力を発見~元専門商社の営業マンが語る転職秘話~

2020年2月に転職し、IT系企業の営業をしているきゃすです。

前職も同じ営業職だったのですが「なぜ転職したのか」、これまでのキャリアや背景を踏まえながらお話ししようと思います。

大卒後入社したのは環境分野の専門商社

前職では、環境分野の商材を取り扱う専門商社に営業職として約3年半勤めていました。環境分野を扱っているので社会貢献につながる仕事で、企業の規模も大きく安定していると思い、その企業を選びました。

近年では、CO2の増加や地球温暖化の問題が世界各国で取り上げられています。今後もオゾン層の破壊をはじめ、環境問題はますます深刻になっていくでしょう。私は地球全体を挙げて取り組んでいくべき問題だと感じており、こうした分野に少しでも役立ちたい!という思いで取り組んできました。

営業職志望ではありませんでした

「恐らく営業になるとは思うけれど、適性を見てからね」

実は営業職を志望して応募したわけではなく、業界に興味を持って応募したところ、内定をいただき、営業職に配属されました。

前任者からの引継いだ案件の対応とテレアポ、半々をこなしながら基本的にはルートセールスに携わっていました。

もともと営業職志望ではなかったですし、お客様からお叱りの言葉をいただいたり、準備を重ねても結果に繋がらなかったりとつらい時期もありましたが、仕事を覚えていくうちに経験やスキルが着実にアップしていきました。

ある時、相手企業様から「エンドユーザー様がとても喜んでいたよ」と、いっていただけたときはエンドユーザー様が喜んでくれている顔をイメージすることができ、「環境分野で世の中を少し改善するお手伝いができたかな」とやりがいを感じる瞬間でした。

また、「うちの扱っているメーカーなら○○機能がついています。××のようなお客様に売りやすいですよ」と積極的に提案することもありました。

自社の環境分野に限らず、お客さまにとってベストな提案ができ、実販売へ繋がったときはうれしかったです。

3年以上も大きなストレスなく続けてこれたのは、こういう営業職の魅力があったからだと思います。

転職のきっかけは大学時代の知人から

「入社しないか」

今の企業にと声をかけられたのは、2019年10月のことでした。

前職に大きな不満はなく、やりがいもあり3年以上のキャリアを着実に積んでいる最中。「絶対転職するぞ!」なんて気持ちはなく、もちろんエージェントなどの転職サービスに登録もしていませんでした。

そんな中、大学時代にお世話になった知人から紹介された会社が、今回転職した東北地方のIT系企業

一度断った話だけど…最終的に承諾した2つの理由

最初に声をかけていただいたとき、一度はお断りしました。

専門商社の仕事でキャリアを積んでいましたし、せっかく覚えた商材の知識、相手企業担当者との繋がりなどもあります。それをゼロにしてしまうのはもったいないな、と思ったから。

けれど熟考の末、転職することを決めました。その理由は大きく2つあります。

「地元にある企業で地域に役立ちたい」

東京で就職が決まったときは、「いずれは地元へ」といった感覚もそれほどなく、まずは東京でしっかり頑張ろう!と思っていました。

声をかけていただいたことで、自分がどこで働きたいのかを明確にイメージして、どこに愛着があるのかを考えると、地元に対する想いがわいてきました。

それと同時に、環境分野に対する「社会貢献」から地元に対する「地域貢献」へとの意識がシフトしていったような気がします。

「今後伸びていくであろうIT企業」に期待を込めて

もうひとつの理由は「業種」でした。環境分野も社会貢献には繋がりますが、将来的にIT業界は必ず伸びていく。

ITの普及に伴い、企業内でできることも多様化しつつあります。そんななか、少しでも企業の利益アップに役立つIT関連のサービスを提供すれば、地域および企業の発展にも貢献できるのでは、と思っています。

成長が見込める業界だったからこそ、一度お断りをしたのですが、最終的に転職に至りました。

その他には、誘っていただいた企業も同じ営業職だったので、前職で培った営業スキルをうまく活用できるのでは、という思いもありました。「違う仕事がしたい!」「営業職はやりたいくない!」という思いもなく、営業職の魅力も知っていましたので、同じ職種でキャリアが積める点もよかったです。

最終的には、2019年の10月に声をかけられて、11月には前会社へ退職の意思を伝えました。その後2020年1月に退職し、2月には現在の会社へ入社。大きなタイムラグもなく、スムーズに転職が実現しました。

前会社へ退職する旨を伝えてから退職するまで3ヵ月は、引継ぎをしつつ、ITの知識を勉強しました。

たとえば、このプログラミング言語ではどんなことができるのか、どんなところで使われているのかなど。独学で教本を3冊読み、プログラミングの練習ができるサイトにて実際に動かせる簡単なプログラムを組みました。

私は営業職として入社したので、制作系に携わるわけではありませんが、プログラミング言語など専門知識がなければ、相手企業様にうまくサービスを提案することは困難だと思って取り組みました。

2020年2月から新しい職場で働きはじめたわけですが、実際のところは新型コロナウイルスの影響によってまだ実感をつかみきれていないのが本音です。

2月~3月は先輩社員に教わりつつ、半分研修を兼ねたような勉強期間。4月からは国内全体が自粛の状況なので、在宅で主にテレアポ業務を中心に行いました。

勤務時間は平日9時~20時くらいで、前職とほぼ変わらないため、身体的に大きな負荷がかかることもなく、今のところ順調に新しい知識を吸収している最中です。

同じ営業職でも違う!転職後の楽しみにしていること

これから楽しみにしていることがあります。

それは、私の提案でサービスを契約してもらい、しばらくしたらどんな変化があったのか、自分の目で見届けられること

前職ではBtoBで、私が販売した商品を購入したエンドユーザーの顔は見えない状況で、大きな実感にはつながらなかったように思います。

今回転職した企業もBtoBではありますが、その企業がよくなるためのサービスを提案・提供するので、対応する企業や担当者様から、結果や反応がダイレクトに返ってきます。

相手企業がよくなることを前提に提案しているので、本当に改善できればお客様も喜んでくれますし、私のやりがいや喜びにも直結します。

鋼のメンタルではありません…けれどBtoBの営業職は魅力ある仕事

営業職を目指して始めたわけではなかったですが、やってみると営業職って魅力ある仕事でした。

きつく断られたり、最終的にやっぱりなし…となったときには凹みますね。また、自分がいいと思って提案してもまったく結果に繋がらなかったときは、方向性を考え直す必要があります。

試行錯誤の過程は大変ですが、必要不可欠です。リフレッシュするためには、早く寝たり、同僚とご飯を食べたりしながら乗り越えます。

メンタルがやられることもありますが、他の職種にも負けないようなやりがいもあるのが営業職の仕事。取引先企業がどんどんよくなっていくことを喜びに、これからも営業マンとして頑張っていきたいなと思います。

取材・執筆:Tomomi Sugimoto
編集:chewy編集部 はら