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大手企業の経理職に就きたい!転職成功のポイントとは

大手企業の経理は転職のハードルも高そうなイメージがあります。確かに、入社するにはいろいろな条件を満たすことが必要ですが、これまでの実績や積み重ねてきたスキルを活かすことで大手の経理職に就くことも可能です。大手企業の経理へ転職するために大切なポイントを紹介します。

大手企業の経理マンってカッコいいよな~!大手に転職してみたい!

じゃあ、どうすれば大手企業の経理に転職できると思う?

新人

えっと…

あのね、大手企業に転職したいなら、その仕事や求人の特徴くらいは知っておかなくちゃ。その上で、転職の対策を立てましょうね!

先輩

大手企業の経理の魅力

高層ビル群

経理は会社の経営状況を知り得る責任の重い立場であり、最終的には幹部へのキャリアアップも可能な職種です。企業の規模に関係なく必要とされる仕事ですが、企業の規模に応じて仕事の規模も大きくなり、必要なスキルや専門性も高くなります。

つまり、大手企業であればあるほど、ビッグな仕事のチャンスもあるということです。また、大手ならば収入も安定的なアップが見込まれ、さらに経理は他の事務職よりも高めの年収が期待できます。

専門分野の知識が深まる

大手企業の経理はスキルアップの面から見ると、一つの専門分野を突き詰めるのに適しているといえます。経理部という部署内には多くのスタッフがおり、それぞれに業務を分業することが多いのが大企業の経理部の特徴です。

そのため、一人当たりの仕事の幅は狭い範囲になりますが、業務内容は難易度が高いので、突き詰めることで専門分野の知識やスキルを磨けます。

難易度の高い仕事ができる

大手企業の経理では、中小企業では行うことのない、株式上場やグループ企業に関する業務もあります。開示資料の作成や連結決算、海外子会社の経理など、難易度の高い業務内容に触れるチャンスが多いのも大手の特徴です。

給料が高め

基本的にお給料の額は個々によってケースバイケースで、断定はできませんが、一般的には中小企業よりも高めになっています。

中小企業では一人経理部や総務から人事までをこなさなければいけない状況など、大忙しにも関わらず、年収が頭打ちといったケースも多いものです。ところが大手の経理部なら、仕事は自分の受け持った範疇で済むのに、安定的な年収アップも叶うといったメリットもあります。

大手の平均年収の目安は30歳で450~550万円、40歳で600~700万円。

年齢が上がるにつれて、役職の有無によっても金額に差が出ます。

大手企業の経理への転職を成功させるするためのポイント

洗練されたオフィス

大手企業の経理は、魅力も多い分ライバルも多いものです。ライバルに打ち勝って希望の企業へ転職するには的確なアプローチ方法が必要となります。

20代は第二新卒枠を狙う

まだまだ若い20代なら、実績や経験は少なくても、若さと熱意を活かしてポテンシャル枠を狙いましょう。第二新卒枠なら企業側もイチから育てようと考えており、即戦力を求めていません。ただし、基本的な仕訳や月次決算程度は押さえておいた方が有利です。

30代は管理スキルをアピール

30代は即戦力であり、企業からの期待も大きい年代です。将来の管理職候補の求人も多く、やりがいあるポストに就きやすいといえます。マネジメント経験や管理スキルなど、管理職候補としての魅力を積極的にアピールしましょう。

ただし、30代はライバルも多く、その質も高くなるため、人気の高い大手企業では競争は苛烈になりそうです。コミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキル、交渉力など、経営幹部や金融機関との折衝もできる能力があると有利 です。

海外取引を視野にスキルを磨く

大手企業は海外取引や海外進出している企業が多いものです。しかし、外国語や海外のビジネスの仕方は、日本人では苦手な人もまだまだ多いため、外国語習得や国際的な経理資格などがあると即戦力として優遇されます。

経験がある人もない人も、能力の証明やスキルアピールの後押しに資格取得は有利です。

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求める人物像と合っているか見極める

大手でも中小でも同じですが、転職ではその企業の必要としている人材やスキル、実績を知ることが大切です。応募に当たっては求人情報や企業の事業展開などを分析し、自分が必要なものを備えているか、判断してみましょう。

大手企業の経理へ転職する際の注意点

大手企業の経理は憧れのポジションかも知れませんが、大企業だから良いというものではありません。中には、大企業の経理が合わずに中小企業に転職する人もいます。大手の経理の特徴を見極めて、自分の適性や伸ばしたいスキルなどに合っているかどうか考えてみましょう。

幅広い業務に携われないこともある

大手の経理は分業制で、細かく業務内容が分かれていると前述しました。業務内容が細かく分かれているということは、 毎日の仕事に変化が少なく、ルーティンの繰り返しになる可能性も多いということです。

経理業務の一部のスペシャリストにはなれますが、広い範囲の経理業務に関わり、トータルな技能を積むことは難しくなります。大企業で長く勤務しても、転職では一連の経理業務をこなせる中小企業経験者より評価が低くなることもあるようです。

上司が経理に詳しくないこともある

大手企業では、人事異動の一環でこれまで経験したことのない部署へ異動になることもあります。そのため、経理部でも全く違った部署から異動になった上司の直属となる可能性も考えられます。

経理の知識が少ない上司に当たった場合、業務内容の相談がしにくかったり、知識がないために指示が的確でなかったりして業務に差し支えることもあります。

面接から内定まで時間がかかることもある

大手企業の採用フローは、中小企業と比べて遅いことも多くなります。書類選考から数回に渡る面接、さらに最終的な合否の決定まで、人事担当や幹部など多くの人を介するためです。

退職時期のめどが立ちにくく、いざ採用された時に前職の退職時期と入社時期の調整が難しくなることもあります。

求人自体が少ない

大手企業の経理部は大きく、スタッフもたくさん必要ですが、ライバルも多く、希望者に対してという意味では離職者や求人は少ない傾向です。また、大々的に求人広告などを出すと応募者が集まり過ぎるため、求人を公開していないこともあります。

大手企業は求人を見つけるのも大変そうだな。

そんな時には、非公開求人を紹介してもらえる転職エージェントを利用するのもおすすめよ!

大手企業の経理を目指す人におすすめ!転職エージェント

大手企業の経理求人は公開されないこともあり、ライバルも多いため、転職エージェントを利用して、非公開案件を紹介されるのが近道です。自分にピッタリの大手企業の経理職を探してくれる、大手企業と経理が得意な転職エージェントを紹介します。

エンエージェント

エンエージェントは、入社前から入社後までの丁寧なサポートが魅力の転職エージェントです。大手企業に強いキャリアサポーターが、その人にピッタリの求人を紹介してくれます。

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MSジャパン

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dodaは大手総合転職サイトですが、転職エージェントやスカウトサービスも利用できます。総合的な求人を扱っており、経理以外の求人もありますが、求人の総数が多いため経理求人も多く、大手企業の取り扱いも豊富です。第二新卒に強く、非公開求人は10万件以上と言われています。

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大企業が経理転職者に求めるものを意識しよう

たくさんのオフィスワーカー

大手企業の経理に転職するには、企業が求めているスキルを身に着け、それをしっかりとアピールすることが大切です。即戦力として採用を目指すならば海外とのやり取りも想定し、言語や国際的な資格取得も視野に入れましょう。