オウンドメディアとは?公式HPとの違いやトリプルメディアも解説

オウンドメディアとは『自社が保有するメディア』

新人

昨日友人とある企業の話をしていて「それ公式ホームページの情報?」っていったら「今は『オウンドメディア』 っしょ!」って笑われました……。それってどう違うんですか?
う〜ん、似ているけど役割が違うんだよね。

先輩

自社の販売サイトへの集客やコンバージョン獲得のためオウンドメディアを立ち上げる企業が増加中です。

このオウンドメディア、名前はちょくちょく耳にすることがあっても、公式ホームページとの違いなどがよくわからないという人も、結構いるのではないでしょうか。

ここではオウンドメディア の意味や公式ホームページとの違いなどをできるだけわかりやすく解説するので、しっかりと認識して使ってくださいね。

オウンドメディアの意味をチェック

近頃はたまに聞くようになってきた言葉であるこの呼び名は、『企業が自社で保有するメディア』を総称してそう呼びます。本来の意味からは『パンフレットや自社のホームページ、広告物まですべて』を指します。

しかし、オンラインマーケティングの文脈の中では、おおむね『自社で運営して情報発信を行うブログ的なサイト』を意味します。

オウンドメディアを作るメリットとデメリット

オウンドメディアを作ることによるメリットとデメリットを紹介しておきます。まずはメリットからです。

メリット1:広告費の削減
オウンドメディアは、ネットユーザーの検索経由での流入をねらうコンテンツマーケティングです。つまり、それ自体が広告としての機能を備えているといえます。リスティング広告やバナー広告、その他のネット広告と比較して、大幅な広告費削減が可能です。
メリット2:ブランディング
コンテンツ内容をすべてコントロールし、蓄積することができるので、企業としてのブランディングが可能です。価値ある情報の継続的な発信で認知度や信頼度を上げれば、オウンドメディアに繰り返し訪れてくれるファンを増やすことができます。
メリット3:SNS経由の情報拡散
オウンドメディアで公開する記事等のコンテンツが興味を惹くものであれば、TwitterやFacebookなどのSNSで紹介され、広められる可能性があります。コンテンツの質が平均的によいのなら、過去記事でも情報が拡散され、共有されていきます。SNS上で話題になれば、オウンドメディア へのトラフィックが増えます。

次にデメリットです

デメリット1:即効性は低い
従来の広告手法による集客はコストはたしかにかかりますが、さほど時間をかけることなく、成果が出やすいというメリットがあります。一方オウンドメディアは、コンテンツの質を重視するSEO対策(検索エンジン対策)を行うためにすぐに結果を出すことは難しいのです。良質なメディアに育て上げるには、やはり時間がかかります。
デメリット2:運用に手間がかかる
オウンドメディアは、コンテンツとなる記事を時折更新し、ユーザーにとって意味がある内容の記事をどんどん蓄えていかなければなりません。オウンドメディアは広告費用を抑えられますが、人的リソースがその分求められます。

オウンドメディア作りのポイント

オウンドメディアを作るときのポイントを参考に挙げてみます。

サイト内の導線の設計
ユーザー視点に立ったサイトを意識する
各ページに検索ワードを決める

これらに留意することで、ユーザーがより一層訪れやすいメディアとなるでしょう。

オウンドメディアの英語は『owned media』

オウンドメディアは英語で『owned media』と表記します。使い方は日本と同じです。

以下のように使われます。

例文
In a broad sense, owned media refers to all media owned by companies and transmitted to consumers, such as information magazines and pamphlets issued by the company, and own sites.
広義のオウンドメディアは、自社発行の情報誌やパンフレット、自社サイトなど、企業が所有し、消費者に向けて発信する媒体全般を指します。

オウンドメディアと公式HPの違い

ホームページは企業の公開情報を発信する場です。そして企業の理念やプロダクト、サービスの情報などを発信します。企業理念などの短期間で変化しない情報や普遍的な情報などを掲載することが多いです。

ターゲットとしては主に社内や取引先、そしてすでに興味を持っているユーザーです。一般の新規ユーザーの獲得は難しいという特徴があります。

一方、オウンドメディアは、運営主体の企業を認識していなくても、ユーザーに情報を発信できるできるメディアです。企業情報というより、ユーザーにとっての有益な情報発信によって、ブランディングの効果を期待します。そしてオウンドメディアの場合はその存在自体がマーケティングツールになるという面が特徴です。

オウンドメディアの使い方・例文

日常会話にもちょくちょく登場するオウンドメディア ですが、ビジネスでの会話ではいったいどんな使い方をするのでしょうか。例文で見てみましょう

例文1

上司

我が社も公式ホームページとは別のオウンドメディアをローンチするらしいよ。
例文2

新人

]A社のオウンドメディア、チェックされました?なかなか洗練されているので、負けておれませんね!

[おまけ]オウンドメディアを含むトリプルメディア

企業のメディアには3種類あります。「ペイドメディア」「アーンドメディア」「ステルスマーケティング」です。

「ペイドメディア」とは、企業が費用を払うことで利用できるメディアです。いわゆる「広告」のことです。テレビ、雑誌、新聞、Web広告のすべてを包含します。

「アーンドメディア」とは、口コミなどのユーザー発信の情報により、評判を獲得することにつながりえるメディアのことです。SNSや個人のブログ、また商品やサービスの比較サイトなどもこれに含まれます。

企業が消費者をモニターとして利用し、良い面を口コミさせる「ステルスマーケティング」はアーンドメディアとは別物です。

戦略的な意味を理解して使おう

オウンドメディア は公式ホームページと比べて、コンテンツマーケティングに主眼を置くサイトであることを学びました。ホームページとの方向性の違いをしっかり理解して、『オウンドメディア』を使いこなしましょう。