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オポチュニティとはどんな意味?ビジネスにおける使い方・例文やチャンスとの違いも解説

オポチュニティとは「機会」のこと!

新人

先輩、ものすごく不機嫌ですがどうしたんですか?
ユニバーサルスタジオのスヌーピーのフォト・オポチュニティを楽しみにしてたのに、社員旅行の自由行動時間が短すぎてできなかったのよ!

先輩

新人

社員旅行の自由行動ってそういうものですよ。ところでオポチュニティってなんですか?
「オポチュニティ」は「機会」という意味のカタカナ語。先輩が楽しみにしていたスヌーピーのフォト・オポチュニティは、スヌーピーと写真を撮る機会が得られる有料サービスのことです。

ユニバーサルスタジオで楽しい使われ方をしていた「オポチュニティ」は、ビジネス用語としても用いられることがあります。ビジネスでの使用法など、「オポチュニティ」について詳しくみてみましょう。

オポチュニティの意味をチェック

「オポチュニティ」は「機会」という意味で使われることが多いですが、もともとの意味はどのようなものなのでしょうか?英語での「オポチュニティ」がどんな言葉なのかも気になりますね。「オポチュニティ」の意味について勉強し、周囲に差をつけましょう!

オポチュニティの英語は「opportunity」

オポチュニティは英語表記すると「opportunity」。「opportunity」には次のような意味があります。

opportunity
【名】
・有利な条件[状況]
良い機会、好機
MEMO
「opportunity」には努力して引き寄せた機会というニュアンスがあります。

日本語のオポチュニティはどんな意味?

日本語の「オポチュニティ」の意味は、努力してつかんだ「機会」「好機」。「オポチュニティ」を使いたくないときは、これらの言葉に言い換えることができます。

MEMO
ビジネス用語の「オポチュニティ」は、取引や営業における「機会」という意味合いで使用することが多いです。

オポチュニティの類語「チャンス」との違い

オポチュニティは「機会」「好機」という意味ですが、似た言葉に「チャンス」がありますよね。日本語ではチャンスのほうが親しみやすい言葉になっています。この2つの言葉にはニュアンスに違いがあるので確認してみましょう。

ニュアンスの違いを整理!

英語では、オポチュニティ(opportunity)とチャンス(chance)の意味が次のように異なります。

opportunity ■努力して得た「機会」「好機」
chance  ■運・偶然がもたらす「機会」「好機」

自分が頑張ってつかんだ機会ならばオポチュニティ、ラッキーな機会ならばチャンスとなります。

一方、日本語では次のようなニュアンスで用いられています。

オポチュニティ ■努力して得た「機会」「好機」
チャンス ■努力して得た「機会」「好機」
■運・偶然がもたらす「機会」「好機」

チャンスといえば、努力・運にかかわらず、とにかく「好機」であることを指します。一方、努力してつかんだ「機会」「好機」だけに使われるのが「オポチュニティ」です。

具体例から考える「オポチュニティ」と「チャンス」

「オポチュニティ」と「チャンス」の違いをより明確にするために、具体例から考えていきます。

①根回しして取引先の偉い人と会えることになった:オポチュニティorチャンス
②他社のパーティーに出席したらたまたま取引先の偉い人と会えた:チャンス

このように、チャンスのほうが幅広い「機会」をカバーできるので、迷ったらチャンスを使っておけば間違いはありません。多かれ少なかれ、何らかの努力が反映された結果ならば、オポチュニティも使ってみましょう!

[ビジネス版]オポチュニティの使い方・例文

「オポチュニティ」の意味がわかったら、次は使い方を習得してみましょう。例文を通してビジネス版の「オポチュニティ」を紹介します。

例文1

上司

先輩君!Aデパートの社長さんが君の押している新商品を店舗に置いてくれるっていったんだって?粘り強く交渉した成果が出たね。おめでとう!
まだ期間限定のお試し出品ですよ。でも、このオポチュニティは逃がせません。常時置いてもらえるように精一杯販売してきます!

先輩

例文2

若手社員

いずれ独立して自分の会社を持ちたいと思って機会を待っているんですが、不安でなかなかチャンスをつかみにいけないんです。
その不安は君の目の前を通り過ぎる機会がオポチュニティじゃないからだと思うよ。

上司

若手社員

オポチュニティですか?
棚ぼたで上手くいくほど独立は甘くないよ。本気で独立したいならチャンスじゃなく、オポチュニティをつかみにいきなさい。

上司

上司

「オポチュニティ」は「オポチュニティー」といわれることもあるよ。「オポチュニティー」に置き換えて使うのもOKだ。

オポチュニティの関連用語

ビジネスの大事な概念である「オポチュニティ」には、ビジネスで使用されている関連用語がたくさんあります。どのような用語がどんな意味で使われるのかこれを機に覚えて、ビジネス会話で登場したときに慌てないようにしましょう。

オポチュニティコスト

オポチュニティコストは何かを選択した結果、得ることができなかった利益

たとえば、100万円を銀行に預けるか、投資資金とするかの選択肢があったとします。1年後に、銀行に預けた場合に1万円の利子がつき、投資資金とした場合には10万円の利益が得られるとします。

この場合、差額の9万円がオポチュニティコストになります。

オポチュニティファンド

オポチュニティファンドは市場平均以上の運用実績を出すことを目的とした私募ファンド。比較的安い価格で取得することができ、大きな収益が期待できる不動産に対して投資します。ハイリスク、ハイリターンな投資です。

MEMO
私募ファンドは50人未満の投資家を私的に募集し、集めた資金を運用するファンド。または、募集対象を専門的な知識を持った投資家のみに限定したファンドのこと。

オポチュニティギャップ

オポチュニティギャップは今現在の姿と、将来なりたいと思っている姿(今はまだない姿)のギャップのこと。

たとえば、入社したてで毎日四苦八苦している新人社員が、バリバリ仕事ができるハイパービジネスマンになりたいと思っている場合。両者の差がオポチュニティギャップになります。

オポチュニティロス

オポチュニティロスは何かをしなかったことで発生する損失のこと。機会損失ともいいます。

たとえば、赤字店舗が適切な対策をとらずに営業を続けていて、ひと月あたり10万円の損失が出たとします。適切な対策をとっていたらこの10万円の損失は出なかったことになるので、10万円のオポチュニティロスになります。

オポチュニティアセスメント

オポチュニティアセスメントはビジネスの機会を分析すること

たとえば、新店舗の出店を計画しているときに、その地域に新店舗の需要があるかどうかを調査・分析することをオポチュニティアセスメントといいます。

オポチュニティレポート

オポチュニティレポートは顧客から出された要望や、商談結果をまとめた報告資料のこと。オポチュニティレポートをもとに別の取引先への提案を考えるなど、次のビジネス機会を生み出すことができます。

キャリアオポチュニティ

キャリアオポチュニティはビジネスでの経験を積む機会のこと。人材育成にはキャリアオポチュニティを作り出し、社員に提供することが必要です。

[番外編]NASAの火星探査車「オポチュニティ」

「オポチュニティ」は火星に残る水の痕跡を探す目的で、NASAが火星に送った探査車の愛称です。正式名称はマーズ・エクスプロレーション・ローバーB。

「オポチュニティ」という愛称はNASA主催の学生エッセイコンテストで、最優秀賞を受賞した9歳の少女が出した案からつけられました。火星を探検できる「機会」や「好機」という意味が込められた、探査車にぴったりの愛称ですね。

「オポチュニティ」は火星に無事着陸した2004年1月25日から2018年6月6日まで火星表面の探査を続けていました。しかし、2018年6月1日に大規模砂嵐に巻き込まれ、太陽電池の充電ができなくなったことで低電力モードに移行。この状態は現在も継続しています。

ビジネスシーンではオポチュニティを生かそう!

オポチュニティは棚ぼた的に舞い込む幸運ではありません。努力によりつかみ取る好機です。ビジネスで結果を出そうと思うなら、チャンスではなくオポチュニティをつかみにいく必要があります。

オポチュニティを引き寄せられるように、普段から努力を怠らないようにしましょう。