アシスタントの意味とは?英語表現や使い方って?秘書・スタッフとの違いもわかりやすくガイド

アシスタントとは「助手」のこと

上司

次のイベントの運営責任者は先輩君にお願いするよ。アシスタントを何人か選んでおいてくれ。
ひとりは後輩君ですね。あとは声をかけてみてから報告します。

先輩

上司

アシスタントの人選は来週までに頼むよ。人数が集まらないようなら、僕からも声がけするから早めにいってね。
「アシスタント」は「助手」という意味のカタカナ語です。「アシスタント」はプライベートでもよく耳にするなじみの言葉ですが、「アシスタント」と似たような意味の単語も多くありますよね。使い分けできていますか?

「アシスタント」の意味や使い方を詳しくみてみましょう。

アシスタントの意味をチェック

「アシスタント」と似た単語の違いを考えようにも、そもそもの「アシスタント」がちゃんとわかっていないと比較のしようがないですよね。

「アシスタント」の詳しい意味や使い方を確認してみましょう。

アシスタントの英語は「assistant」

アシスタントは英語表記すると「assistant」。「assist:手伝う」に、「〜するもの」という意味の「ant」がついた単語で、次のような意味があります。

assistant
【名】
力を貸す人、助手
・助けとなるもの、補佐
・店員
・大統領補佐官

【形】
・助けとなる

「assistant」の使い方
・assistant branch chief(副支店長、副支部長)
・assistant cook(見習い料理人)
・My assistant(私のアシスタント) など

上司

カタカナ語の「アシスタント」は「assistant」がもつ「力を貸す人、助手」という意味で使われることが多いよ。「アシスタント〇〇」みたいに熟語にして、「助けとなる〇〇」という意味で使用されることもあるよ。

アシスタントが登場するシーン

ビジネスでもプライベートでも、猫の手も借りたい状況に、「アシスタント」がいてくれたら助かりますよね。「アシスタント」が必要になるシーンの身近な例をみてみましょう。

・美容室(美容院)
・小中学校などの教育の場
・テレビ業界
・航空業界
・障害のある方の介助や介護 など

アシスタントの使い方・例文

「アシスタント」の意味はつかめてきましたか?この見出しでは「アシスタント」を使った例文を通して、「アシスタント」の意味や使い方をより実践的に考えてみましょう。

美容室の場合

例文

先輩

シャンプーテスト合格よ。新人君もお客様のシャンプーをしていいわ。アシスタントのうちは1日に何度もシャンプーすることになるから、手荒れ対策を特にしっかりしないと酷いことになるわよ。
ありがとうございます!明日から頑張ります!ところで、先輩はどんな手荒れ対策をしてるんですか?

新人

先輩

このハンドクリームが結構いいからおすすめよ。手荒れがひどくなったらすぐに、私でも先生でもいいから相談しなさいね。手荒れで美容師を諦めるアシスタントは大勢いるんだから、新人君も手荒れを甘くみちゃだめよ。
美容室でのアシスタントは見習いという扱い。スタイリストとアシスタントでは技術力に大きな差があります。

スタイリストはお客様に行うすべての施術の担当が可能。対して、アシスタントは掃除などの雑務や、スタイリストを補佐するのが仕事になります。

先輩

スタイリストはアシスタントの指導も行うわ。技術力だけでなく指導力も必要よ。

テレビ業界の場合

例文

上司

大学生バイト君はテレビ局に就職を目指してるんだってね。番組制作希望なの?制作の新人は採用されたらADから始めることになるけど、君はADの仕事内容を知ってるの?
ADはディレクターのアシスタントですよね。ロケの下調べや番組収録の準備など、裏方がADの仕事だと認識しています。一生懸命頑張って、面白い番組を作れるディレクターになりたいです。

バイト君

上司

燃えてるねぇ。テレビの仕事にはしっかりしたマニュアルがないんだよ。丁寧に教えてくれる暇な人間もいないから、ADの仕事は基本みて覚えることになる。たくさん怒られてきつい仕事もすることになるだろう。でも、今の気持ちを忘れないで頑張ってね。
テレビ番組制作の仕事をする人は基本、AD(アシスタントディレクター:ディレクターのアシスタント)からキャリアをスタートすることになります。

今、プロデューサーやディレクターとして活躍している人たちも、ADを経験して今の地位についています。プロデューサーは総監督の役割、ディレクターは現場監督の立場です。ディレクターの助手であるADはディレクターの手足として動き回り、さまざまな業務を行います。

アシスタントと◯◯の違いを整理

助手として誰かを補佐する人を「アシスタント」と呼んでいましたね。でも、誰かの補佐を仕事とする人の肩書きはほかにもありますよ。それらと「アシスタント」は何が違うのでしょうか?

「アシスタント」との違いがわかりにくい言葉についてみてみましょう。

アシスタントと秘書の違い

アシスタントは会社の一部門や中間管理職を補佐する人。秘書は会社の社長など、経営に関わる人物を補佐する人。という使い分けをすることが多いです。

秘書をしている人が自分の職務の呼び名に「秘書」ではなく「アシスタント」を選んで、「アシスタント」と名乗ることはあります。しかし、その逆にアシスタントが自分を「秘書」と呼ぶことはありません。

アシスタントとスタッフの違い

スタッフはひとつの仕事を担当しているすべての人に対して使われる言葉です。表から見える仕事をしている人も、アシスタントのように裏方の仕事をしている人も、すべてスタッフになります。

上司

テレビや映画などの制作現場では、出演者を除くすべての作品制作関係者がスタッフと呼ばれるよ。

アシスタントとアシストの違い

アシストは人の仕事を補佐する行為に対して使われる言葉です。補佐する「人間」のことは「アシスタント」と呼ぶのが一般的ですが、スポーツの場合は「人」に対しても「アシスト」を使用することがあります。

スポーツの場合のアシスト
スポーツでは、シュートできる位置にいる選手にパスを送って得点の補佐をする行為がアシストです。そこから意味が広がり、パスを出して補佐をした選手そのものもアシストと呼ばれるようになりました。

アシスタントの関連用語

「アシスタントの使い方・例文」に登場したAD(アシスタントディレクター)のように、「アシスタント」には「アシスタント〇〇」という熟語表現で使われている用語がたくさんあります。

世の中に、どのような「アシスタント〇〇」があるのかみてみましょう。

アシスタントマネージャー

アシスタントマネジャーはスポーツ指導者の資格

アシスタントマネージャーの資格保有者は総合型地域スポーツクラブなどで、クラブマネジャーのアシスタントを務めます。クラブ運営に関わる諸活動を補佐するのが仕事。

アシスタント・マネージャー

アシスタント・マネージャーは会社でマネージャーを補佐する人の肩書き。アシスタント・マネージャーの仕事内容や、持っている権限はそれぞれの会社で大きく違ってきます。

「副マネージャー」や「サブマネージャー」と呼ばれることもあります。

アドミニストレイティブアシスタント

アドミニストレイティブアシスタントは秘書の肩書きのひとつ。仕事内容は会社によって異なります。秘書業務だけでなく、庶務なども任されることがあるようです。

先輩

「アドミニストレイティブ」には「管理(上)の」や「経営上の」、「行政(上)の」という意味があるわ。

アシスタントスタッフ

アシスタントスタッフは会社のなかで、ほかの人の仕事の補佐を自分の仕事としている人の肩書きです。営業担当者のアシスタントスタッフをしているなら、営業に関わる裏方の仕事を受け持つなど、仕事内容は会社や配属される部署で変わってきます。

Googleアシスタント

GoogleアシスタントはGoogleが開発したサービスで、ユーザーが必要とするタスクを実行してくれます。Googleアシスタントは双方向の会話ができ、ユーザーは音声やキーボード入力でGoogleアシスタントとやり取りします。

Googleアシスタントはインターネット検索やアラーム設定、買い物リスト管理などができます。

アシスタントの力を借りて効率アップ!

アシスタントは仕事の補佐をしてくれる頼もしい相棒です。新人が見習いとしてアシスタントを務めることもあります。

アシスタントは職場の階級のなかでは下位の位置づけになり、上司と部下という関係になることが多いです。しかし、同じ職場の仲間として尊重しあう方が職場の人間関係はよくなりますよね。アシスタントと協力して仕事を進め、効率アップをはかりましょう!