「感嘆」の意味とは?敬語として使える?例文から類義語、英語まで

「感嘆」とは「感心して褒めること」

今朝の部長のスピーチ、感動しちゃいました。「感嘆しました」って伝えてきます!

それはやめた方がいいんじゃないかな

素直に自分の感情を伝えて何がいけないんですか!

だったら素直に「感動」したって伝えよう

選手たちの勝利への執念に感嘆する 

スポーツ中継を見ていてどんなに劣勢でも最後まで諦めない選手たちの姿に感動して頑張りを称えたくなる時がありますよね。「感嘆」とはそんな感情のこと。

「感嘆(かんたん)」とは「感心して褒め称える」という意味。「感心」と「称賛」が合わさった感情が「感嘆」です。

心が動かされて自然と言葉や息が漏れてしまうことってありますよね

「感嘆」の漢字ともう一つの意味

「感嘆」の「嘆」って…

「感嘆」の「感」は「心の動き」を表す漢字。

一方、「嘆(なげ)く」という字はなぜ使われているのでしょうか。

実は「感嘆」には感動と称賛以外にもう一つ意味があります。「感嘆」のもう一つの意味は「嘆き悲しむこと」この意味であれば「嘆」の漢字が使われていることも納得できます。

とはいえ、「嘆き悲しむ」の意味で使われることはほとんどありません

「感嘆」の使い方・例文

「感嘆」の例文

感嘆して握手を求める

・思わず感嘆の声をあげる

・悲しいニュースを見て感嘆のため息を漏らす

「感嘆する」以外に「感嘆の声をあげる」「感嘆の声が漏れる」という使い方もよくされます。あわせて覚えておきましょう。

「嘆き悲しむ」という意味では「感嘆のため息を漏らす」と表現することができます。単に「感嘆する」とも言えますが、いい意味だと誤解されてしまうこともあるので注意が必要です。

「感嘆」の注意点

「感嘆」の注意点は他にもあります。

「感嘆」をいい意味(感動+称賛)で使う場合であっても、目上の人には使わない方がいいでしょう。というのも、「褒める」「称賛する」という行為は上から目線だからです。

確かに「さっきのプレゼンなかなか良かったよ」と先輩や上司に褒められるのは嬉しいですが、後輩の発言だと思うと微妙な気持ちになりますよね…

目上の人であってもテレビやニュースなど自分とは関係のない事柄に対してであれば、第三者的な視点で「感嘆」と言っても問題ありません。

しかし、目上の人や顧客に面と向かって「感嘆しました」というのは避けた方が無難です。「感嘆」以外の類義表現を使いましょう。

「感嘆」の類義語

・感動

・感服

・感銘

・感心

これらは「感嘆」と同じように心が動かされた時に使う表現です。「感動」や「感服」は目上の人にも使うことが可能

「感銘」は目上の人に使ってもいい、使ってはだめと意見の分かれる表現です。「感心」は「感嘆」と同様、目上の人には避けるべき表現とされています。

迷ったら「感動」でOK!

「感銘」については下記で詳しく解説しています。

「感銘を受ける」は目上や面接に使えるフレーズ!使い方の例文・類語を紹介

「感嘆」を英語で

「感嘆」を英語で

What great news you have! 

⇒なんていい知らせなの!

 

How fast you eat!

⇒なんて君は早く食べるんだ!

 

 That’s unbelievable!

⇒信じられない!

英語の「感嘆」表現は「what」を使ったものと「how」を使ったものがよく知られていますよね。下記の法則もあわせて確認しておきましょう。

・How + 形容詞/副詞 + 主語 + 動詞 + !

・What + (a/an) + 形容詞 + 名詞 + 主語 + 動詞 + !

ちなみに、「!」を「感嘆符」と言います。「?」は「感嘆符疑問符」。「符」が繰り返されているのは間違いではありません。

「感嘆」を伝えるために

思わず言葉や息が漏れてしまうような心動かされるシーンはありますよね。そのまま「感嘆しました」と言うと失礼になってしまう可能性があるというのはおかしな話かもしれません。

とはいえ、褒め言葉ではあるので本人に怒られることはそうそうないかとは思いますが…。せっかくのシーンに水を差すことのないように「感動」や「感銘」など言い換え表現も使いこなしましょう