『トワイライト』とは?日本語と英語では意味が異なる?使い方・類語も紹介

『トワイライト』とは『薄明り』『黄昏』という意味

新人

会社の屋上から見るトワイライトな景色好きなんですよね。
俺は来年定年だし、人生のトワイライトだよ。

上司

新人

いや、専務って若々しいし、まだまだ輝けますよ。

『トワイライト』は、過去に『トワイライトエクスプレス』という寝台車が走っており、映画や曲のタイトルにもよく使われるので、比較的耳馴染みのある言葉だと思います。

『薄明り』や『黄昏』を指す言葉ですが、意味をしっかり意識している人はどのくらいいるでしょうか。実際は、なんとなくのイメージで使ってはいませんか?また、現代では景色だけでなく、上の会話の上司のように、人生観を表す場合もあります

今回は、語源や意味の解説をするだけでなく、正しい使い方、類語についてもわかりやすく紹介していきます。

『トワイライト』の語源・意味

『トワイライト』は英語の『twilight』が語源で、英単語としての意味は次のとおりです。

■黄昏(たそがれ)
■薄明り
■ぼんやりした明るさ
■衰退期
■不明瞭さ

そして、日本語としての『トワイライト』もほぼ同じで、このような意味で使われています。

■日の出前や日没後に薄明かりになっている様子
■黄昏ているさま
■全盛期が過ぎた状態
■人生の終末期
■物事の終盤

英語の『twilight』の使い方

『トワイライト』の英語は『twilight』ですが、英語圏ではこのように使われます。

■twilight hour(黄昏時)
■twilight before sunrise(日の出前の薄明り)
■twilight years(晩年)
■spend one’s twilight years in~(~で晩年を送る)

『トワイライト』の使い方・例文

『トワイライト』は『景色』『黄昏る』『終末期・終盤』で使い方が変わってきます。つまり、前後の文脈により、どの意味で使われているのかを解釈しなければならい言葉であるといえます。ではここで、それぞれの意味ごとの例文を紹介します。状況や景色を想像しながら読んでみてください。

対象が『景色』の意味の例文

■今年の社員旅行で泊まるホテルは部屋からトワイライトな景色が満喫できることで有名らしい。
■朝は通勤の人が多く雑然とした雰囲気だが、同じ場所でも誰もいないトワイライトな道となるととても風情がある。
■朝のキラキラした海もいいけど、トワイライトに包まれた景色のほうが好きだなぁ。

『黄昏る』の意味の例文

■懐かしい写真を見ているとトワイライトな気分になる。

『終末期・終盤』の意味の例文

■会長はもう90歳なので、会社のことは考えず人生のトワイライトを楽しんでもらいたい。
■5年を費やして進めてきた研究だが、ようやくトワイライトを迎えることができそうだ。
■80歳になるが、まだまだ人生のトワイライトだとは思っていない。

現代ではゲームの終盤を『トワイライト』で表現する人もいるよ。

『トワイライト』の類語

景色についての『トワイライト』をほかの言葉で言い換えたい場合は、次のようなものがあげられます。

『トワイライト』の言い換え表現

・月明り
・星明かり
・薄明かり
・ほのかに明るい
・うっすら明るい

また、『黄昏るさま』『終末期・終盤』の類語としては、『センチメンタル』『感傷的』『晩年』があげられます

『トワイライト』は状況に応じて使い方をしよう

景色についての『トワイライト』は感じるままに使っても問題ないでしょう。しかし、なにか物事の終盤を表現する際に使うと、人によっては『若者言葉』だと捉える場合もあります

たとえば『イベントのトワイライト=イベントの終盤』。意味としては間違っていないのですが、年配の人の中には「チャラチャラした言い方をして!」と不快に思うかもしれません。状況に応じて類語・言い換え表現を使いながら適宜、対応していってください。