ロジックの意味と使い方は?ビジネスで役立つ例文や考え方のコツを徹底解説

ロジックとは「論理」のこと!

新人

ロジックを組み立てて考えますと、この契約書を書くのにミスした犯人は自ずと見えてきますよ…
(また何かテレビに影響されて…)契約者に説明、記入してもらって確認した人が犯人ね。

先輩

新人

そう……つまり、犯人は僕です!

推理ものでたびたび登場する「ロジック」という言葉。このロジックとは、ズバリ論理のことです。

ロジックの意味をチェック

ロジック=論理。とはいえ、この論理という言葉は解釈の仕方が難しいものです。論理とはいったい何を指す言葉なのでしょうか。

ロジックとは?

論理や議論の筋道といった意味を持つロジック。この論理とは、「正しい結論を出すための考え方」であり、「その考えを説明して多くの人が『なるほど!』と思える説明の仕方」と考えるとわかりやすいでしょう。

これを踏まえた上で辞書を引けば、ロジック則ち論理とはいかなるものなのか理解できます。辞書には、「思考の形式・法則」や「認識対象の間に存在する脈絡・構造」「与えられた条件から正しい結論が得られるための考え方の道筋」などと説明されています。

難解な表現ばかりですが、結局のところは納得が得られるような筋道のことを指すのです。

ロジックを英語で表すと?

ロジックは英語の「logic:論理、論法、道理」からきた言葉。ギリシャ語の「lógos:言葉、理性、論証、思考の技術」が語源です。「I can’t follow your logic.(あなたのロジックにはついてけない。)」のように名詞的に使用します。

ロジックの使い方・例文

ロジックはビジネスシーンでどのように使用できるのでしょうか。使用例を見ていきましょう。

ビジネスシーンでの使用例1
「A社のロジックにはついていけません。ロジックに誤りがあるのに、誰もあの説明に異議を唱えないんですよ。」
「なるほどね…せっかくの共同プロジェクトだし、君のロジックを披露する場を設けようか。」
ビジネスシーンでの使用例2
「君は自身に何が足りないか、ロジックに基づいて考察してごらん。そうすればもっとよくなるよ。」
プログラム用語としての使用例
「先方の組んだロジックに基づいてプログラムを書きました。これでプロジェクトは絶対成功です!」

ロジックに基づいた考え方・伝え方を鍛えるコツ

ロジックに基づいた考え方を、ロジカルシンキングといいます。「logical thinking:論理的思考」からきたもので、感情的な思考と反対の意味を持ちます。感情だけで考えるのではなく、相手を納得させる説明ができるような考え方をいいます。

①:日頃から物事に疑問を持つ

このロジカルシンキングを身につけるためには、さまざまな事柄に「なぜそうなのか?」という疑問を持つことが大切です。

自分なりになぜそうなるのかを分類し、仮設を立てて、検証する癖を付けましょう。それが答えである必要はありません。論理的に物事を捉えるために、「常に考えること」を意識してみてください。

②:結論から話す習慣を持つ

人を納得させる話し方を身につけましょう。ロジックの通った人は、まず結論を述べ、その後に理由付けや経緯を補足する人が多いものです。

誰でも長い話や結論がどこにあるのか分かりにくい話は飽きてしまうので、この順番を常に意識することで、相手を納得させやすくなります。

③:根拠となる情報とともに考える

いくら常に考える癖を付けていても、それが机上の空論では誰も納得させることはできません。根拠となる事実の情報が必要です。結論と根拠となる事実を結びつけて考えを展開することが必要です。判断をより正確なものにするための土台となる根拠とともに考えましょう。

それが具体的な数字のデータだったり専門家のコメントなど説得力のあるものであったりすれば、より他人を納得させるロジックになります。

④:事実と解釈を分ける

物事を考える上で、その情報が事実なのか、事実ではない解釈なのかをはっきり分類しましょう。例えば「パンダの赤ちゃんが産まれた」というニュースを分析するとき、「産まれた事実」「数年後に中国に返還される契約」「名前の公募が行われる」は事実。報道者が発した「動物園に大きな経済効果を与えるだろう」というのは、当然の予測ではありますが、解釈です。

ニュース番組を観るときに事実と事実以外の解釈に分ける訓練をしておくとよりロジカルシンキングが身につきます。

[番外編]IT分野におけるロジックの使い方

ロジックとは人を納得させられる考え方ということを述べてきました。しかし、プログラム関係で「ロジック」という単語が出てきたら、多くの場合は「処理の内容や手順」という意味になることも覚えておきましょう。

これは、ひとつの処理に対し「どんなことをするか」や「どうやってするか」ということです。

わかりやすくするなら、ズボンをはくという処理に対して・・・

1.ズボンを手に持つ
2.片足を上げる
3.ズボンの中へ片足を入れる
4.反対側の足を上げる
5.ズボンの中へその足を入れる
6.ズボンを引き上げる
7.ボタンやチャックを閉める

このような内容と手順を示します。IT分野では処理の内容や手順を示すものをロジックと呼んでいるのです。

ロジックの類語・関連語

ロジックの関連語やロジックの名前のついた商品も多く存在します。

ロジックツリー

ロジックツリーとは、問題の要因を分解して階層毎に整理する思考手法で、結果に対してその原因をツリー状にしていくものです。

根本となる原因を理解し、解決策を模索し、目的を実現するための手段を具体化していくことができます。この原因は、常に論理的でなくてはいけません。

例えば、「契約者のキャンセルが出た」という結果に対し、「契約者の資金不足」「契約者の時間不足」「営業マンとのコミュニケーション不足」「魅力を伝えきれない営業不足」などが原因としてあげられます。さらに、

なぜ契約者は資金不足なのか、なぜ時間不足なのか、営業とのどのようなコミュニケーションが必要だったのか、どんな営業をすべきだったのか…などとさらに原因を探っていきます。これを繰り返し、5層ほど原因と結果をツリー状にして問題解決を図ります。

ロジックボード

ロジックボードとは、コンピュータの主要な電子回路基板。コンピュータを構成するモジュールがすべて搭載された、コンピュータの実質的な本体をいいます。ここでいうロジックとは、プログラムとしてのロジックなので、コンピュータの動作の内容と手順をつかさどります。マザーボードともいいます。

ロジックプロ

ロジックプロ(Logic Pro)とはアップルによって開発・販売されている音楽制作ソフト。手持ちのMacパソコンをプロ仕様のレコーディングスタジオに変えてくれるアイテムです。こちらのロジックも、プログラム用語としてのロジックという意味合いが強いでしょう。

ロジックパラダイス

ロジックパラダイスとは、ルールに従ってマス目を塗りつぶし、浮き出たイラストを見つけるロジックゲームの専門誌。初心者向けのミニサイズから、13000マスの本格派パズルまで掲載。定価470円で思い切り楽しめる、ロジック脳を鍛えられる雑誌です。

ロジックを鍛えてプレゼン・説明をわかりやすく!

ロジックは、人を納得させる力。プレゼンや営業、接待や職場の人間関係構築にも役に立つものです。説明が分かりやすく明快で、誰もが納得できるものであれば、成績や評価が上がるはずですね!ロジックで考え、話す力を付けて、デキるビジネスマンになりましょう!