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「推奨」の意味とは?「奨励」との違いは?使い方から類語、英語表現まで詳しく解説!

「推奨」とは「おすすめ」という意味

大学時代に買った学校推奨のパソコンがそろそろ寿命みたいです…

私は大学時代は推奨の物じゃなくて自分で選んだお気に入りを使ってたな

僕もおしゃれなやつほしかったですよ…でも推奨だったから

推奨」は別に強制じゃないんだけどね

100歳のおじいちゃんが推奨する健康法

何やら効果ありそうですよね。試してみたら自分も長生きできそうと思っちゃいます。「毎朝4時間ヨガをする」とか「朝ごはんを2時間かけて食べる」みたいなものでない限りは試してみたくなります。

「推奨(すいしょう)」の意味は「おすすめ」。自分がいいと思う物事を人にも伝えることが「推奨」です。

「推奨」は「いいよ」と言っているだけなので、強制するものではありません。また、誰が何を「推奨」しても構いません。専門家や権威ではなくても「推奨」することはできます。

何度も禁煙に成功してきた男が推奨する絶対に禁煙できる方法とは?!

まったく信用できませんが、その「推奨」を信じて試してみるかどうかはあなた次第。

中には「○○推奨」としてはいるものの、半ば強制で買わせることも。ですが、言葉としての意味に「強制」はありません。

「推奨」の使い方・例文

「推奨」を使った例文を見てみましょう。

「推奨」を使った例文

・先生が推奨していた本を買うことにした

・国はオンラインでの申請を推奨している

・十分に加熱してから食べるように推奨されています

・パソコンの性能が推奨環境より不足している可能性があります

「推奨」は物だけではなく、行為に対しても使用します。

「誰が」勧めたものなのか一文の中で省略されることも。その際は文脈から判断できるはずです。

また、IT用語として使われる「推奨環境」はソフトやプログラムを快適に動かすために必要な環境のこと。

「推奨」の類語

「推奨」の言い換え表現を見ていきましょう。

「推奨」の類語

・推薦(すいせん)

・奨励(しょうれい)

「推薦」が勧めることができるのは「人・物」。「推奨」のように行為を勧めることはできません。

「奨励」は「推奨」と似ていますが、「やや強めのおすすめ」。上の立場の人や指導者がぜひやるようにと強くすすめることを意味します。

また、「保護・奨励」するために交付される「奨励金」、今後への期待を込めて授与される「奨励賞」といった使い方も。

「奨励」の例文

・アメリカ政府は在宅勤務を奨励している

・スポーツの振興を図るため、奨励金が交付される

「推奨」の英語表現

「推奨」は英語ではどのように表現できるのでしょうか。

「推奨」を英語で

Our recommendation is a year

⇒一年を推奨しています

「推奨」はあまり日常会話では使いませんが、「recommend」はフランクな会話からビジネストークまで広く使うことができます。「highly recommend」とすると「おすすめ」を強調した表現に。「奨励」と訳してもいいかもしれません。

「推奨」しても採用されるかどうかはわからない

推奨したとしても、それを採用してくれるかどうかは相手次第。あの人が推奨するものだったら間違いないといわれるような人になりたいですね。