リークとは?英語や分野ごとの意味、使い方って?リーク情報やリークテストについてもわかりやすく解説

リークとは「漏れる」という意味の言葉!

先輩

今回取り上げるワードはリークよ!
リーク投下のリークですよね。ついこの前もソニーが2019年の秋にPS4スーパースリムの発売を計画してるって記事がネットに出てましたよ。信ぴょう性は不明ですけどね。

新人

先輩

新人君はゲームのことだと耳が早いわね。リークは情報以外にも使われる言葉だからね、しっかり意味を確認しましょう!
リークは「漏れる」という意味のカタカナ語。そこから意味が広がり、いろいろな分野で使われています。

ビジネスでもよく用いられる言葉なので、それぞれの意味や使用法をしっかり習得しましょう!

ちなみに、リーク投下は機密情報を勝手に外部にばらすこと。あまりよくない意味の言葉なの使い方には注意が必要です。

リークの意味を解説

ビジネスでのリークの使い方をより深く理解できるように、まずはリークという言葉の意味を詳しくみてみましょう。

英語のリーク(leak)はどんな意味?

リークは英語表記すると「leak」。「leak」には次のような意味があります。

leak
漏れる
・漏出
・漏入
・しみ込む
・水漏りがする
・漏れ口(穴)
・漏出(入)物
・漏電(箇所・量)
「leak」は小便や小用を婉曲的にいうときにも使われます。

カタカナ語のリークとは?

カタカナ語のリークは次のような意味をもつ言葉です。

リーク
・水や空気などが漏れること
・情報や秘密を意図的に外部に漏らすこと
・漏電(ろうでん)
同じ言葉なのに、含まれる意味はバラバラ。使われるシチュエーションによって意味が大きく変わるのがリークです。

分野別!リークの意味・使い方を例文でチェック

リークの基本的な意味がわかったら、分野ごとの意味と使い方を学んでみましょう。状況をイメージしながら例文を読んでみてください。

①:情報・マスコミ業界におけるリーク

例文

新人

取引先のA社の品質不正がマスコミにリークされて、A社が大騒ぎになっていますよ!
A社から納品された製品に不正がないか、我が社でも早急に調査することになったよ。

上司

情報分野でのリークは「情報や秘密を意図的に外部に漏らすこと」という意味で使われます。「意図的に漏らす」というのがポイントで、不注意などで情報が漏れてしまったというときにはリークは使用できません。

不正の内部告発はリーク。正式発表前に企業側がより大きな宣伝効果を期待してわざと情報を漏らすのもリークです。

②:電気工学におけるリーク

例文

上司

電気設備の年次点検で、設備の一部にリーク痕が見つかったそうだ。今度の休み、業者に修理に来てもらうから、社員全員、休日出勤はなしになったよ。
やったぁ~。久しぶりの土日連休ですね!

新人

電気工学でのリークは漏電を意味します。漏電とは電気機械や電線の絶縁に不備があり、回路外に電流が漏れ出すこと。リーク痕は漏電した痕のことです。

③:工業におけるリーク

例文

先輩

リークを極限まで小さくした高精度な製品の製造を可能にする、独自技術が我が社の強みよ。
お客様にわかりやすく説明できるように、パンフレットを作成しましょう!

新人

工業分野でのリークはガスや空気、水などの漏れを意味します。高気密性が必要なガス機器部品、自動車用部品など、製造分野でよく使われる言葉です。

④:医療分野におけるリーク

例文

医療器具製造メーカー新人

マスク型の人工呼吸器は、気管挿管する人工呼吸器よりも空気の流量が多い機器が使われているんですね。
マスク型はマスクの隙間からの酸素リークが最初から想定されているのよ。高流量で空気を送り込むことで、リークしても大丈夫なようにしてあるの。

先輩

医療分野でのリークは血液や輸液、空気の漏れを意味します。

人工呼吸器の空気漏れ。点滴チューブからの輸液漏れ。体内の膿や血液、消化液や浸出液など不要な液体を体外に排出するドレーンの、空気漏れ(エアリークという)などで使われます。

あわせて覚えたいリークの関連語

リークには、ビジネスでもよく使われる関連語がいくつかあります。どのような言葉がどんな意味で使われているのか、あわせて覚えておきましょう。

リーク情報

リーク情報は読んで字の如く、リークされた情報のこと。意図的に外部に漏らされた未発表の情報や秘密のことです。

メモリリーク

メモリリークはパソコン用語。プログラムが作業するために確保していたメモリ上のスペースを、作業が終わっても解放しないことが何度も起こり、メモリの空き領域がどんどんなくなっていくこと。

作成者がプログラムを作成するときに、作業後には確保していたスペースを解放するという命令を、プログラムに入れ忘れたバグが原因で起こる現象です。

リーク電流

リーク電流は電子回路内部の電流が流れないように絶縁されている箇所から、電流が流れ出てしまう現象。電子回路の外部に電流が流れてしまう漏電とは区別します。

製品の欠陥が原因のリーク電流もありますが、正常な製品でも量子トンネル効果が起こってリーク電量が生じることも。

リーク電流が増えると消費電力に無駄が生じ、誤作動の原因にもなります。また、発熱量の増加による熱暴走、回路の劣化、最悪破損の恐れもあります。

トンネル効果とは

トンネル効果とは、本来は粒子が通り抜けることができないようになっているエネルギーの障壁があるのに、トンネルを潜り抜けるように通過してしまう現象。

リーク電流の場合は、電子回路が技術の進歩によってどんどん小さくなっていくことで、配線などの導体同士が密集。電流が絶縁体の膜を超えてしまうこと。

リークテスト

リークテストは真空装置や圧力容器、溶接にごくごく小さな穴やシール不良などによるリークがないかを確認するテストのこと。

リークディテクター(リークテスター)

リークディテクター(リークテスター)はリークテストで使用される検査装置。水道器具、ガス器具、油圧製品、医療器具など、さまざまな分野での部品、配管、完成品などのリークテストに用いられています。

リークディテクターには油圧、水圧、空気圧の3方式があり、現在では空気圧方式がメインで使われています

[番外編]栄養豊富な新野菜リーク

リークは地中海沿岸原産の下仁田ネギに似た野菜。日本では静岡県・長野県などで生産されていますが生産量はまだ少なく、販売されているリークの大半は輸入品です。

リーキ、西洋ネギ、ニラネギ、西洋ニラネギ、ポロ葱などと呼ばれたりもします。

ビタミンB6、ビタミンK、ビタミンC、葉酸が豊富で、貧血対策や月経前症候群(PMS)を和らげたい方におすすめできるといわれている野菜です。スープやポトフ、マリネ、グラタンなどにするとおいしいですよ!

リークは週刊誌だけの言葉じゃない!業界ごとの意味を理解しよう!

リークというと週刊誌への情報提供をイメージするかもしれませんね。しかし、リークはマスコミ業界だけでなく、さまざまな業種で使用されている言葉です。

業界ごとのリークの意味を理解し、正しく使い分けできるようになりましょう!