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プロセスの意味は?ビジネス・IT業界での意味に違いはある?正しい使い方も例文でチェック!

プロセスとは『過程』や『手順』のこと!

先輩

去年の冬の新商品、予定してた発売日から2週間も遅れました。次の春の新商品では遅れが出ないようプロセスの見直しをしたほうがいいと思うんですが…
そうだな。時間がないけど見直しができるところがあるかもしれないな。関係者集めて近日中に会議をしようか。

上司

先輩

部内は私が招集かけますので、他部署の関係者は部長から各部の部長にお話ししてもらえますか?

プロセスは、ビジネスシーンにおいてはなにか作業を進めるにあたっての『過程』や『手順』を指す言葉。しかし、分野によっては『加工』の意味もあるため、どのような内容の会話をしているのか、文脈によって解釈が必要になることもあります。

あなたの業界ではどの意味で『プロセス』が使われているのかをきちんと理解し、自信をもって正しく使えるよう学んでいってください!

プロセスの意味をチェック

今では日本語のように自然に使われることが多い『プロセス』。英語でもカタカナ用語と同じ意味合いで使われているのでしょうか。これを機にきちんと比較をしてみることにしましょう。

プロセスの英語は『process』

プロセスは英語で『process』と表記し、次のような意味をもつ単語として使われています。

■過程
■成り行き
■信仰
■推移
■訴訟手続き
■訴状
■加工する など

そして、熟語ではこのような使い方になります。

■follow the same process as~(~と同じプロセスを踏む/~と同じ手順を踏む
■get a process going(プロセスを進める)
■in the process of~(~のプロセス中)
■process a document(書類を処理する)
■process control rule(工程管理規定) など

カタカナ用語の意味は分野によって異なる!

英語でもたくさんの意味がありましたが、実はカタカナ用語でも多くの意味合いで『プロセス』が使われています。したがって、分野によって意味合いが異なることがあるのです。ここでは分野ごとのプロセスについて見てみましょう

一般ビジネスでは『過程』『手順』

一般的なビジネスシーンにおいては、多くの人が想像しやすい『過程』『手順』の意味で使われています。英語の意味でもあったように『成り行き』の意味でも会話中に登場するのであわせて覚えておきましょう。

IT用語では『処理単位』

プログラムなどを動作させるときには、ある程度のデータ量がひとつのまとまりとして処理されます。このプログラムの実行単位のことを『プロセス』と呼びます。

ちなみに、プロセスを細かく分けたものは『スレッド』と呼び、プロセスはいくつかのスレッドで構成されているといえます。IT業界で働いている人、これから働く人はこの違いをきちんと覚えておきましょう。

ほかにも、LinuxというOSにおいては、実行中のプログラムを指して『プロセス』と呼んでいます。Linuxとは、『Windows10』や『MacOS』などと同じOSのことで、主にサーバーに用いられています。

また、IT業界もビジネスであることに変わりはないので、『過程』『手順』の意味でもプロセスが使われます。そのため、IT業界では文脈によって意味を解釈することも必要になります。

製造分野では『加工』

身近なところにある『プロセス=加工』といえば食品。簡単にいうと加工食品ですね。手を加えて販売している食品、『ハム』『ソーセージ』焼くだけの状態にしている『ハンバーグ』、スナック菓子など、あげればきりがありません。

そのほかによく耳にするのがプロセスチーズですが、これはナチュラルチーズを原料とし、乳化剤や調味料などを加えて加熱して形成したものをいいます。

また、印刷業界においては『プロセスカラー』という言葉がよく登場します。これは印刷物の色の基本となる、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色を組み合わせて色を表現することや作られた色を指し『プロセスカラー』といいます。

プロセスの類語って?

カタカナ語をビジネス会話に取り込むのはあたりまえになっていますが、場合によっては日本語で表現したいこともあるでしょう。そこで、一般的なビジネスシーンで使われる意味合いの『過程』『手順』の言い換え表現をいくつか紹介しておきます。

プロセスの類語(言い換え表現)
・道筋
・経緯
・連鎖
・戦法
・段取り
・取り組み方
・成り行き など

あえてカタカナ語を使いたくない場面では、こんな日本語に言い換えてみることもできますね。

プロセスの使い方・例文

プロセスという言葉の意味自体はもう頭に入りましたよね?スムーズに会話に取り込めるよう、例文をいくつか紹介しておきます。

プロセスを踏む

『プロセスを踏む』は、決定した手順で作業をすることをいい、次の例文のように会議などで説明をする場合によく使われます。

例文

上司

今回の製造工程ではこのようなプロセスを踏むことになりますので、各部署従業員にしっかり認識させておいてください。

プロセスを見直す

これは想像しやすいですよね?『プロセスを見直す』は以前決定していた手順などを見直すということで、こんな感じで会話に取り入れます。

例文
前回の失敗を教訓に、それぞれの担当者でプロセスを見直すことにした。

プロセス管理

プロセスを管理する、つまり、決定している過程や手順通りに進められるよう管理することをいいます。

例文
今回もプロセス管理をしっかり徹底して、量産スケジュールに遅れがでないようにしてください。

プロセスを読む

仕事をしているうえで、「どんな手順で進めてるんだっけ?」と思う瞬間があるはずです。このように手順を明確にするといった意味合いで『プロセスを読む』を使います。

例文
現在の業務プロセスを読むことで、業務効率化に対する課題が明確になった。

プロセスの関連語は?

多くのカタカナ語にあるように、プロセスにも『プロセス〇〇』といった関連語がいくつかあります。ここではよく目にする言葉をピックアップして紹介しておきますね。

プロセスブロック

正式には『プロセス制御ブロック』と呼ばれているもので、コンピューターで実行中のプログラムを管理する台帳のことを指します。

プロセスレコード

看護の分野で主に使われている『プロセスレコード』。看護には人と人のコミュニケーションも必要ですよね?「この言葉を患者さんに言うことでどんな反応をしたか」「患者さんがどんなことを言ったか」などを思い起こしてまとめること、これがプロセスレコードです。

プロセスセンター

プロセスセンターは主にスーパーマーケットの運営に携わる場面で登場する言葉で、主に生鮮食品の仕入れ、加工、配送を管理する拠点のことを指します。企業によっては『生鮮プロセスセンター』と呼ぶこともあります。

プロセスルール

『プロセスルール』は『製造プロセス』とも呼ばれており、製品を製造する過程で必要な作業工程のことをいいます。主に半導体業界で使われる言葉で、製造する半導体製品の回路線の幅を指すことが多いです。

プロセステープ

さまざまな特徴をもたせるよう加工されたテープで、保護用や装飾用に使われる『マスキングテープ』、熱に強い『耐熱テープ』、薬品が付着しても溶けたりしないよう加工されたテープなど、メーカーによってさまざまなものがあります。

プロセスの意味を理解しビジネスシーンで上手に使いこなそう!

英語だけでなく、カタカナ語としてのプロセスもいろいろな意味合いで使われています。働く業界によっては2つ以上の意味合いでプロセスが出てくることもありますので、意味をきちんと理解し、会話の内容を瞬時に正しく理解できるようにしておきましょう。