ファシリテーションとはどんな意味?ビジネスで使える例文、ファシリテーションスキルを高めるコツを解説!

ファシリテーションとは「円滑な進行をサポートすること」

上司

うちのIT部門はもっとファシリテーションスキルを高めるべきだと思わないか?
そうですよね。作ってきたシステムは使いにくいし、システム導入したあとのサポートもいまいちですしね。

先輩

上司

できるかどうかはわからないが、営業部からの正式要望としてITの部長にあげてもいいよな?

今コレを読んでいるあなたは、『ファシリテーション』という言葉に遭遇し、会話を100%理解できず悩んでいることでしょう。

スルスルっと読んでいけるよう、わかりやすくまとめていますので、ぜひ疑問を解決していってください。

ファシリテーションの意味をチェック

使い方については後述するとして、まずはファシリテーションの正しい意味について明確にしておきましょう。

ファシリテーションをわかりやすく言い換えると?

カタカナ用語となるとちょっと難しく感じるファシリテーションですが、日本語に言い換えるとこんなに簡単なんです

ファシリテーションの言い換え表現
・円滑に行えるようにする
・物事を推進する
・スムーズに進行するよう支援する
・活動に至るまでの過程や実際の行動を容易にする
・取り仕切る
・あっせんする
・仲介する など

上司

表現方法はいろいろだけど、『簡単に実行するための支援をする』ことだね。なんとなくイメージできたかな?

ビジネスにおけるファシリテーションの意味

ビジネスでは、特に会議の場でファシリテーションが必要となります。会議を開く際は、主催者がいます。そして、この主催者含め、主要となる人が誰を召集するかを決めるところから、ファシリテーションが始まっているんです。そのほかの役割としてはこんなことがあげられます。

・会議の場で議題に沿って参加者からの意見を引き出す。
・集まった意見を整理する。
・会議結果としてまとめる

また、軽いミーティングであってもファシリテーションスキルの高い人が進行役となると、効率よく話し合いを進めることができます。

[ビジネス版]ファシリテーションの使い方・例文

ファシリテーションがどんなものかイメージができても、使い方がわからなければ会話に取り入れることができません。そこで、いくつか例文を紹介しますので、あなたが置かれている状況と照らし合わせながら読んでみてください。

例文1

上司

キミはファシリテーションスキルが高いねぇ。とてもわかりやすい会議だったよ。
例文2
今回の新システム導入説明会には、システムを作ったC社の人にファシリテーションを依頼することにした。
例文3
新人研修のファシリテーションは、彼女に任せておけば間違いないだろう。

ファシリテーションと一緒に覚えたい類語

ファシリテーションを使う会話には、一緒に登場しやすいカタカナ語がいくつかあります。いくつかピックアップしましたので、併せて覚えておいてくださいね。

ファシリテーター

円滑な進行をサポートすることをファシリテーションといいますが、このサポートを実際に行う人をファシリテーターといいます。

コーディネーション(コーディネーター)

コーディネーションとは、間に入って物事を調整することをいい、これを実際に行う人をコーディネーターといいます。

コーディネーションはただ仲介するだけですが、ファシリテーションになると『円滑に進行できるようにサポートする』という要素が加わります。

お洒落をすることもコーディネーション?!

何かの集まりを調整することもコーディネーションですが、ファッションで、服、靴、アクセサリーなどをうまく調整することもコーディネーションです。

色見を合わせることを『カラーコーディネーション』といいますよね?これも色の調整を指す言葉です。

マネジメント

マネジメントとは、『管理』『経営』を指す言葉として使われており、組織の目標設定、環境整備、人員の育成、目標に対する評価などを行う役割をもっています。

ファシリテーションと似たマネジメントとしては、『プロジェクトマネジメント』があげられます。プロジェクトマネジメントとは、あるプロジェクトを成功に導くため、さまざまな活動の計画、日程の作成・管理、進捗状況の確認・管理などを行うことをいいます。

また、マネジメントについてはこちらの記事で詳しく解説していますのでぜひ読んでみてくださいね。
マネジメントの意味とは?役割やリーダーシップとの違いって?仕事で参考にしたい事例3つも解説

ファシリテーションスキルを高める手法・コツ

中にはもともとファシリテーション能力の高い人もいるでしょう。しかし、今能力が低い人でも努力をすればファシリテーションスキルを高めることができます。ここではそのコツについて簡単にまとめてみました。

意義ある会議にするためのムード作り

ちょっと思い出してみてください。会議によって、思ったことを好きに発言しやすい雰囲気、意見を出しにくい雰囲気がありませんか?

自由に発言しやすい雰囲気の会議でないとたくさんの意見は出てきませんし、問題がある場合でもその指摘を受けることができません。活発な意見交換ができる雰囲気を作ることはとても大切な要素です。

ロジカルシンキングとサマリングの能力を身につける

ロジカルシンキングとは、筋がとおっている一貫した考え方のことを指し、サマリングとは、要約することを指す言葉です。

会議では、活発に意見交換ができる雰囲気になると、多くの情報が散在することがあります。それにより、何についての会議をしているのかがわからなくなる場合がありますよね。

議題からそれてしまうと、本来話し合わなければならないことに費やす時間がなくなってしまいます。そのため、本来の議題から逸脱しそうになった場合に軌道修正しなければなりません。

ファシリテーションの資格を取得する

実務ではなかなかファシリテーションスキルを高めることができない人には、資格を取得したり、講義をうけたりするのも一つの方法です。
参考 ファシリテーター認定制度ファシリテーター認定資格

また、認定資格を取得するほどでもないけど、ファシリテーションについて学んでみたいという人にはセミナーも開催されています。
参考 日本ファシリテーション協会トップページ

ファシリテーションの関連用語

ファシリテーションの意味がだいたいわかったところで、ファシリテーション〇〇といった、関連用語についても併せて学んでおきたいと思います

ファシリテーションペイメント

『ペイ』がついていることから、支払いに関することだと察しがつく人は多いでしょう。ファシリテーションペイメントとは、税関の通関手続きなど、行政サービスが円滑に進められるように設けられている少額の支払いを指す言葉です。

ファシリテーショングラフィック

グラフィックとは、写真や絵などを用いて視覚的に訴えることを指します。そして、ファシリテーショングラフィックとは、ファシリテーションを行う際に、その会に参加している人が同じ認識をもてるよう、発言をわかりやすく図などを用いて記録することをいいます。

新人

みんながわかりやすいようサポートするってことでファシリテーションが使われているんだね。

ファシリテーション能力を高めてスキルアップ!

新人の間は、もしかしたらあまり必要がない能力かもしれません。しかし、社会人としての経験を積み、会議やプロジェクトの主催者になると必ず役に立つスキルです。今のうちに言葉の意味を理解するとともに、能力を高める努力をしておいてくださいね。