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【本の要約】自分を最高値で売る方法(小林正弥著)

「自分を最高値で売る方法」の要約を紹介

年収1,000万円以上も稼ぐなんて、夢のまた夢だろうなぁ…
いや、実際にそれだけ稼いでいる人もいるのだから、やり方次第じゃないかな!

「自分を最高値で売る方法」って本を見つけたので、これを読んで固定観念を捨てて考えてみます!

今回ご紹介する「自分を最高値で売る方法(小林正弥著)」は、サラリーマンとして働いていて、そこから抜け出して人生を大きく変えたい方におすすめの一冊。

小林正弥さん(@masaya5853)は、28才で業務委託の仕事がゼロになり、時給900円バイトを経験。「自分を最高値で売る」ということを実践し、現在は1億円プレイヤーという方です。著書も複数あります。

本書には、著者の熱い思いが込められており、「副業でプラス1万円増やしたい」というレベルの方よりは、年収1000万円、3000万円、1億円を目指す方におすすめ。お金の稼ぐ仕組みはいろいろありますが、小林さん流のやり方がマッチする方もいるはずです。

「自分を最高値で売る方法」の目次

序章 魚を売るのではなく、釣り方を教えよ

第1章 普通の会社員で年収1000万円はほぼ不可能

第2章 自分高額商品化

第3章 カスタマーサクセス

第4章 ゼロから3ヶ月で月100万円稼ぐ6つのステップ

第5章 安売り思考から最高値思考にアップデート

目次を見ただけで、どんなことが書かれているのか、なんとなくとらえることができますね。

少しわかりにくい言葉としては「カスタマーサクセス」があります。これは、「顧客の成功」という意味で、要するに顧客の成功につながるような価値を売るという考え方が紹介されています。

普通に会社勤めをすることに疑問を持っており、何もない状態から月100万円以上稼げるようになりたいと考えている方は、本書から吸収できるものがあるでしょう。

著者も時給900円の日雇いバイトから、1ヶ月後に月収210万円になったのだとか!やる気とノウハウがあればいけるのかもしれない。

「自分を最高値で売る方法」で語られる『自分の安売り』

本書の序章では、「自分の安売り」について論じられています。一つの会社に専業で勤めている場合、気づかないうちに自分を安売りしてしまっているといいます。

自分の安売りの理由については、次のように記されていました。

・時給、月給で働いているから

・1社と雇用契約を結んでいるから

・出社・出張しているから

生み出す価値ではなく、労働した時間で報酬をもらっていると、年収としても大きな金額になることはないと述べられています。確かにその通りで、時給や月給で年収1000万円を超えることはなかなかレアなケースになります。

また、著者の考え方に特徴的なのは、お金だけでなく、時間の自由も得るということ。出社や出張など、移動に時間をかけずに済むスタイルを推奨しています。

多くの方は上記の3点に該当する働き方をしていると思いますが、その状態では「自分を最高値で売る」とは程遠くなるのだとわかります。

今、自分が置かれている環境や状況を見直すきっかけになりそうです。1社に通勤して月給をもらっている状態では限界があるということですね。

「自分高額商品化」とはどういうこと?

本書では、「本業で成果をだし、人に教える」という教育型ビジネスが紹介されています。自分の知識や経験を誰かに高額で買ってもらうというわけです。それを「自分高額商品化」と呼んでいます。

扱うものはなんでもいいとされていますが、例として次のように紹介されています。

ダイエット、語学習得、起業法、資産運用、投資など

とにかく、誰かがお金を出して学びたいと思うものならOK。そして、どんな商品も時代の流れとともに陳腐化していきますが、それを回避するための具体的な考え方についても言及されていました。

教育型ビジネスを展開する人は増えてきているよね。あなたにもできることがあるかも!

「自分高額商品化」の具体的なやり方も

自分の高額商品化について論じられている書籍ですが、印象的なのは、具体的なやり方や手順も紹介されていること。普通だとそんな方法は出し惜しみしてしまいますが、本書ではオープンになっていますので、そのへんの自己啓発本とは違います。

実際のステップは3つに分かれており、詳細は本書にゆずりますが、著者はこの方法で60人以上の顧客に高額商品化を成功させています。

どのステップも具体的で、それに当てはめて遂行できれば、自分高額商品化の準備が整っていくでしょう。自ら学びながら商品パッケージを作っていく流れとなるので、あまり気負わず挑戦してみましょう。

自由な時間をお金を手に入れるために

本書では、今の時点で完璧じゃなくてもいい、というスタンスで自分高額商品化のエッセンスが紹介されています。足りない知識はこれから調べたり身につけたりしていけばいいのです。

本書はあなたの今の働き方に一石を投じてくれるものになるかもしれません。自分を安売りせず、思い切って高額商品化し、自由な時間とお金を手に入れたいものです。

ぜひ「自分を最高値で売る方法(小林正弥著)」を一読してみてくださいね!