バイタリティとは『活力』『生命力』のこと
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「バイタリティが溢れている」は、日常でもときどき耳にする言葉ですよね?なんとなく元気やエネルギーがある人を思い浮かべるかもしれません。実際に『バイタリティ』はどんな意味で使われているのでしょうか?
ここでは、正しい意味や使い方、高め方のポイントについてもわかりやすく解説します。今後、意味を理解したうえでバイタリティという言葉を使いこなせるようになりましょう!
バイタリティの意味をチェック
言葉を正しく使うためには、意味がわかっていることが前提条件となります。ここではまず英語・日本語それぞれの意味を明確にしていきましょう。
バイタリティの英語は『vitality』
バイタリティは英語で『vitality』と表記し、こんな意味をもつ単語として使われています。
■生命力
■活力
■活気
■生気
■持続力 など
そして、熟語ではこのような使い方をします。
■vitality of corporations(企業の活力)
■vitality of the elderly(高齢者の活力)
■tremendous vitality(絶大な生命力)
■vitality of big cities(大都市の活気) など
vitalityは、viltalの名詞形で、英語のvitalには『生命維持に必要な』『元気な』といった意味があります。
また、医療用語にも『バイタル』がありますが、正式名称は『バイタルサイン』で、患者の生命に関わるもっとも基本的な情報のことをいいます。
日本語におけるバイタリティの意味
日本語においてのバイタリティは、『活力』『生命力』など、人間が元気よく生活していく力や、動植物が成長していく力を指すことが多いです。
しかし、活力や生命力は、その場だけではなく継続して感じられるものなので、『持続力』『持久力』を意味する場合もあります。
バイタリティの類語
『活力』『生命力』『持久力』など、活気ある様子を表すバイタリティですが、ほかにもこんな言い換え表現ができます。
・元気
・旺盛さ
・意気
・血気
・前進への意欲 など
バイタリティ溢れる人とは?
バイタリティ溢れる人とは、いったいどんな人を指しているのでしょうか。ここでは、バイタリティ溢れる人にみられる特徴をあげてみました。
すべてに対して全力
仕事中はキリっとしていて私生活は力が抜けている人もいれば、私生活は元気いっぱいで仕事中は存在感が感じられない人もいますよね。
しかし、バイタリティ溢れる人は、仕事にも遊にびも全力で向かっていく傾向にあります。何事にも全力で取り組んでいる人は、バイタリティに溢れているとみなされるでしょう。
周囲の視線を気にしない
「こんなこと言ったらどう思われるだろう」「失敗したらどうしよう…」など、どんな言動をするにも、周囲の目を気にする人もいます。
しかし、バイタリティ溢れる人は、チャレンジ精神が旺盛なので、周囲を気にせず行動に移す傾向にあります。周りの目や評価を気にしすぎず、自分が思った方向に突き進む、といったイメージです。
失敗を引きずらない
バイタリティ溢れる人は、果敢にチャレンジするぶん、失敗することも少なくありません。しかし、失敗したことを長く引きずることはなく、サッと切り替えて次に向かって進んでいく特徴があります。くよくよせず、気持ちを切り替えて前向きになれるのです。
効率よく行動ができる
仕事も遊びも全力なので、切り替えが上手なことはもちろんですが、バイタリティ溢れる人は時間の無駄遣いを好まない傾向にあります。
そのため、仕事でもプライベートでも、優先順位をつけて行動するので、とても効率のいい時間の使い方をします。
バイタリティを高めるポイント
バイタイリティ溢れる人にあこがれても「あんなふうにはなれないな」と諦めることはありません。ちょっとした工夫で、少しずつでもバイタイリティを高められるので、そのポイントについて紹介しておきます。
バイタリティに溢れている人を観察する
あこがれている人や「ステキだな」と思う人は、自然と目で追ってしまったり、自分も真似してみようと思ったりしますよね?
バイタリティに関しても同じです。「あの人はバイタリティに溢れているな」と感じる人を観察し、自分にもできそうだと思うことを真似ていると、自然と身についてきます。
明確な目標や理想をもつ
「こうなりたい」という目標や理想があれば、そこに向かって自然と活力が湧いてくるものです。小さな目標でいいのです。一つ達成したら、また次の目標、といったように、常に何かに向かう癖をつけていくと、バイタリティも高くなっていきます。
規則正しい生活を送る
無駄に夜更かししたり、予定がないからといっていつまでも寝たりしている人は、その生活習慣を改めてみましょう。いつも眠そうで気だるそうな様子では、バイタリティがあるとはいえません。
生活リズムを整え、すっきり目覚め、朝から活動的に過ごせるようにしましょう。
また、仕事によってはやむを得ず毎日同じ時間に起きて、同じ時間に起きるといった生活ができない人もいます。その場合でも、ある程度同じリズムにもっていくことは可能だと思うので、時間割をぜひ見直してみてください。
[ビジネス版]バイタリティの使い方・例文
バイタリティの使い方は、ある程度のパターンがあるものです。ここではよくある使い方で例文をいくつか紹介するので、正しく使えるようチェックしておきましょう。
バイタリティ溢れる
『バイタリティ溢れる』は人以外にも使うことができます。
上司
バイタリティが高い・低い
これも『溢れる』同様によく登場する使い方です。
【番外編】住友生命保険のバイタリティ
住友生命保険には『Vitality』という名称の保険があります。これは、従来のように病気などのリスクに備えるだけでなく、いろいろな健康プログラムにチャレンジし、健康増進への取り組みもサポートしてくれる新しい保険です。
さまざまなプログラムで獲得したポイントにより、ブルー、ブロンズ、シルバー、ゴールドのステータスが決定し、それぞれに応じた割引を受けられるのもこの保険の特徴です。
参考
住友生命「Vitality」とは住友生命「Vitality」
また、アップル社から発売されているアップルウォッチとの連携も可能となっており、運動目標達成に向けた『アクティブチャレンジ』ができます。その結果により、電子マネーギフト等に交換できるVitalityコインが付与される仕組みです。
参考
Reward特典(リワード)住友生命「Vitality」
周りの人も元気にするくらいにバイタリティを高めてみよう
バイタリティ溢れる生活は、考えすぎると「辛い」という印象を受けるかもしれません。しかし、活力ある毎日は、自分自身も明るく元気になれるものです。無理のない程度からでもいいので、ぜひチャレンジしてみてください。