新人
先輩
業務で使用する機会が多いPC操作スキルを証明できるMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)。パソコン関連の資格の中でも特に知名度が高く、学生から社会人まで幅広い層が独学でチャレンジしています。
今回は独学でMOS合格を目指す場合の勉強法やおすすめの教材をご紹介します。
MOSは独学合格できる?おすすめの勉強法は?
先輩
初心者でもMOSの独学合格は不可能ではありませんが、人によっては苦労するのも確か。習熟スピードや必要な学習時間は、それぞれのスキルや経験、利用環境など、さまざまな要素に左右されます。
独学には向き不向きがある
MOSはOfficeの利用経験が豊富な人なら、短期でも合格を目指せます。一方でPCそのものを使う機会が少ない、あるいは限られた機能しか使っていないという初心者の場合、相応の時間をかけて勉強する必要があります。独学で合格できるか、どの程度勉強時間が必要かは個人差が大きく、一概にはいえません。
自宅で自由にPCを使える環境があり、探求心や好奇心が旺盛な人、わからないことを自己解決できる人は、初心者でも独学に向いている可能性が高いです。そうでない場合は、独学にこだわらず、スクールや通信講座を利用した方がスムーズです。
MOS合格までに必要な勉強時間はどれくらい?スキル×レベル別に検証!
おすすめの勉強法は?
MOSの出題傾向は、毎回概ね一定しています。問題集や模擬試験を繰り返しこなすことが、最も効果的な試験対策です。
初心者は正しい解法を反復学習!
通常の資格試験であれば、テキストを読む→問題集を解くという反復学習が王道ですが、MOSの受験対策については、あまり効果的とはいえません。PC操作に不慣れな場合、それでは時間を浪費することになりかねないからです。
テキストを読んで内容を理解したり、自力で問題を解こうと無理をする必要はありません。解答を見ながら、正しい操作を覚えることに徹しましょう。はじめは意味がわからなくても、繰り返すうちに身につくはずです。要は「習うより慣れろ」方式が近道ということです。
事前のスキルチェックはマスト!
Officeアプリケーションは使い慣れているという人も、油断は禁物です。限られた時間内に正確な操作を求められるMOS試験は、普段のPC操作とは勝手が違うもの。きちんと事前の対策をとっておかないと、実力を発揮できないこともありえます。
また、自分では使いこなせているつもりでも、見落としている機能があるかもしれません。
受験前に必ずMOS公式サイトで出題内容を確認しておきましょう。模擬試験や無料の学習支援サイトで、あらかじめスキルチェックをしておくことをおすすめします。自分の実力を客観的に把握することが合格への近道です。
参考
試験概要MOS公式サイト
参考
学習支援サイトMOS公式サイト
MOSの独学におすすめの教材は?
新人
MOSは複数の公式認定教材があります。書店で実物を手に取ったり、Web上のサンプルをチェックしたうえで、ご自身と相性の良さそうなものを選びましょう。ここではスキル別のおすすめをご紹介します。
初心者にもわかりやすい「よくわかるマスター」シリーズ(FOM出版)
解説と実践の一体型。一冊で受験対策ができます。操作方法や重要なポイントの解説がわかりやすく、初心者にもおすすめ。本番さながらの模擬試験もついていますので、実戦力を養うこともできます。
口コミ通り、この本をマスターすれば合格できます。時間がない方やコンピューターが初心者の方は、最初から本を読むのでなく、まずCDをインストールして模擬試験のアニメの回答を一つずつ確認して、大まかな問題の流れや解凍法を把握する事をお勧めします。 Amazonカスタマーレビュー
Wordをたまに触る程度の方であれば、このテキスト一冊で十分かと思われます。
正統派のテキストなので解説がとっつきにくいのでは?という不安もありましたが、実際に読んでみると必要十分な解説で理解もしやすかったです。 Amazonカスタマーレビュー
試験直前対策にもおすすめ 「MOS攻略問題集」シリーズ(日経BP社)
ある程度知識がある人におすすめの1冊。1問ずつ正誤を確認できる「練習モード」と、本番と同じ形式で出題される「模擬試験モード」の組み合わせで、着実に実力をつけることができます。
この本で100%取れるようになれば試験はバッチリだと思います。解説もわかりやすかったです。 Amazonカスタマーレビュー
本はあまり見てないのですが模擬試験CDにかなりお世話になりました。
その場で回答確認できたり、本番のシュミレーションができたりと、便利でした★ Amazonカスタマーレビュー
きちんと対策すればMOSは難しくない!
MOSは出題傾向をきちんと把握し、事前に対策をしておけば、独学でも充分合格をねらえる資格です。ご自身のスキルに合わせて、しっかり事前準備をしておきましょう。
初心者の場合は時間はかかるかもしれませんが、必ず成果はついてきます。決して無駄にはならないビジネススキルが身に付きますので、迷っているならチャレンジをおすすめします!