リクナビNEXTに登録して求人検索や適職診断などを体験してみました。体験してみてわかったことや注意点、詳しい登録方法、レジュメの書き方などを解説していきます。
リクナビNEXTのリアルな使用感が知りたい、登録方法や退会方法、注意点などを把握しておきたい、といった疑問を解決できたら幸いです。
リクナビNEXTの特徴や評判などを検証した記事はこちら。
リクナビNEXTの評判は?リクルートエージェントとの違いも比較先にリクナビNEXTのサイトを確認しておきたいという方はこちら。
リクナビNEXTの登録方法
会員登録ボタンを押して個人情報の入力フォームに進みます。PCからでもスマホからでも同じように登録することができます。ボタンに【無料】の文字があるように登録料、利用料などは一切かかりません。
先輩登録の流れ
STEP.1 メールアドレス入力
メールアドレスを入力すると簡易登録が完了して、のちにくるメールからさらに会員登録を進めていきます。
ポイント①:専用のメールアドレスを用意しましょう
理由はめちゃめちゃメールがくるからです。毎日数通ずつ届きます。登録してから1か月足らずですがざっと100件以上。
専用のメールアドレスを用意できない方はフォルダ分けなど工夫しないと、他の大事なメールを見落とすことになります。リクナビNEXTの退会方法を知りたいという要望があるのは、これが大きな原因ではないかと。
またニュースやメルマガを受け取らないように設定するだけでも半分くらいはメールが減ります。※赤丸で囲んだ箇所のチェックを外してください。
STEP.2 会員情報入力
登録するとメールが届き、URLから会員情報入力ページにとびます。そこから、氏名、住所、学歴、職歴など情報を入力していきますが、ここでポイント②。
ポイント②:いきなり電話がくることはない
電話番号を入力する欄がありますが、いきなり電話がくることはないので安心してください。転職エージェントによっては、登録するとすぐに電話がくるなんて話も聞きますが、リクナビNEXTは転職サイトなので、そのようなことはありません。
リクルートエージェントと混同してそのように不安になってしまう人がいるのかもしれませんね。
そもそも筆者がリクルートエージェントを利用した際も、アポイントなしで電話がくるなんてことはありませんでした。
リクルートエージェント登録から面談、求人探しまでの一部始終を公開! 新人 ※転職エージェントはエージェントが転職活動をサポートしてくれるもの、転職サイトは自分で求人を探すというもの。転職エージェントと転職サイトの違い、リクルートエージェントとリクナビNEXTの違いは概要記事で説明しています。 ポイント③:リクルートエージェントに申し込まない方法 筆者は以前、リクルートエージェントに登録していたことがあるのですが、いつの間にかリクナビNEXTにも登録していました。登録をすすめるどこかのタイミングで、「リクナビNEXTにも同時に登録する」ボタンのようなものを押していたんですね。これと同じトラップ?がリクナビNEXT登録中にもあります。 「転職支援サービスに申し込む」ではなく、「申し込まない」にチェックしましょう。併用するつもりの人にとっては時間短縮になるありがたいサービスですが、とりあえずリクナビNEXTだけ登録しておきたいという方は気を付けてください。※ワンクリックでエージェント申し込みできる箇所は他にもあります。 リクナビNEXTでは、会員が登録したレジュメ(履歴書+職務経歴書のようなもの)を企業やエージェントがチェックして、オファーを送るスカウトサービスがあります。レジュメの書き方は大事なので、後ほど改めて説明するとして、ここでも注意しておくべきポイントがあります。 ポイント④:詳しい個人情報は公開されない 通常、企業に提出する履歴書や職務経歴書は名前はもちろん、住所、連絡先など個人情報は全て記入されていますよね。そんな大事な情報を公開していいの?と不安になるかもしれません。人によっては心配だからちょっとぼやかしておこうと考える人もいるのでは。 しかし、そんな心配はご無用。【氏名】【生年月日】【連絡先】【都道府県以外の住所】は非公開です。資格やアピールポイント、そして学歴、職歴などが公開されます。 ポイント⑤:レジュメの非公開設定 リクナビNEXTは業界最大手の転職サイト。転職を考えているあなたが現在、所属している会社も求人を出している可能性があります。そんな時、あなたのレジュメが会社の人に見られたら…不安になりますよね。 前述したように個人情報はある程度伏せられてはいますが、学歴や職歴などから身バレする可能性もないとは言い切れません。 先輩 登録時に設定しておくことで、レジュメを公開しない企業を選択することができます。現在の勤め先をブロックすればOK。また、勤務先を非公開にすることも可能なので、うまく対策してください。 同時にエージェントにレジュメを非表示することも可能です。各社エージェントからのオファーがこなくなります。 先輩 お疲れ様でした。これで登録完了です。登録完了後に2択でどちらの企業が興味あるか選ばせる質問がありますが、これはスキップしてもOK。後からいくらでも行うことができます。ちなみに選んだ企業は「気になる」リストに追加されて管理画面で確認可能です。 ポイント①:専用のメールアドレスを用意しましょう 登録時に気を付けてほしい5つのポイントを挙げました。これらさえ気を付ければ登録作業は問題ないでしょう。 続いて、レジュメについて見ていきます。企業に就職したことがある人なら誰でも履歴書を作成したことはあるはず。また転職やバイト、パートの求人では、職務経歴書を求められることもありますよね。 先輩 リクナビNEXTでは、企業やエージェントに公開するため、個人情報を伏せたレジュメを使用しています。レジュメは履歴書と職務経歴書を合わせたもので、フォーマットに沿って入力していくことで、書きなれない人でも割と簡単に作成することができます。 このように選択していくことで作成していきます。もちろん自己PR欄など文章を入力する箇所もあります。 既に履歴書や職務経歴書を準備していたという人はコピペして貼り付ければOK。 レジュメは企業が、あなたを書類選考にすすませるかどうかを判断する重要なもの。悩んで何日もかけて作成する必要はありませんが、押さえておくべきポイントはあります。 新人 ポイント①:情報は正確に入力する 当たり前のことですが、情報は正しく入力しましょう。間違いや嘘があって、後に判明した場合、信用に関わります。 ポイント②:「職務経歴」や「自己PR」をしっかり書く 「職務経歴」や「自己PR」は文章で入力する必要があります。1行で終えるよりはしっかり数行にわたって書く方が印象はいいものになるでしょう。特に「職務経歴」は前の仕事でどれくらい成果を出したか、即戦力になるかなど企業がもっとも注意して見る箇所です。 ポイント③:希望条件は正直に 転職にあたり、業種や給与、勤務地、会社の規模などの希望条件を書く項目があります。ここは正直に書きましょう。企業にこびうるように書いたとしても、あなたにも企業にもメリットはありません。特に譲れない条件がある人はしっかりと書いてください。 ポイント①:情報は正確に入力する とはいえ、反応が悪かったら書き直せばいいので、あまり難しく考えないでください。ただし、応募済みの企業に提出したレジュメは直せないので、応募前に確認するといいでしょう。※応募済みの企業に修正したレジュメを再提出することはできます。 登録が終わったところで、管理画面を見ていきましょう。写真はPC版ですが、スマホ版も同様です。またアプリ版もあり、概要記事で紹介しています。 管理画面では、求人検索やオファー、チェックした企業の履歴などを見ることができます。 ポイント①:企業からのメッセージはEメールではなく管理画面で確認する 企業からのスカウトメールや諸連絡は管理画面での確認がおすすめです。メールがめちゃくちゃくると前述しましたが、管理画面にも同じメッセージが表示されます。分類されているので、Eメールで確認するよりも断然見やすいと感じました。アプリも同様におすすめです。 ポイント②:3種類のスカウトメールは気になるリストの企業だけ 概要記事ではスカウトメールが3つにわけられていると紹介しましたが、すべての企業が分類されているのではなく、気になるリストに入れた企業のみのようでした。すべての企業からのメッセージが分類されていたらとても便利なのに…とちょっと残念に思いました。 ただし、気になるリストの企業に絞ってチェックしていくという方にはいいのではないかと思います。 ポイント③:エージェントからのメッセージもくる ここでいうエージェントとはリクルートエージェントだけのことではありません。レジュメを見た他社の転職エージェントからも連絡がくるということです。筆者のところにはパソナキャリアのエージェントから、ある企業の選考を受けないかというオファーがありました。※エージェントサービスを必要としない方は設定できます。 ちなみにパソナキャリアは親身になってくれるいい転職エージェントです。 ポイント④:なぜオファーをくれたのか明記されている すべての求人ではありませんが、「○○職の経験に注目しました」「○○業界での○○職の経験に注目しました」といったように、見出しになぜオファーをくれたのか明記されているので、企業を選ぶ基準にしやすいと感じました。また自分のどんな経歴がポイントになるのかもわかってくるので分析できます。 ポイント①:企業からのメッセージはEメールではなく管理画面で確認する 筆者は管理しやすいと感じました。はじめはよくわからないという方でも、使い続けていくうちに慣れていくと思います。 次は求人検索についてもチェックしていきましょう。検索できる企業は14,621件(2019年6月6日現在)とあります。ちなみに業界2位のマイナビ転職は求人数が15,000件を超えていますが、計算方法など違いがあるので単純に比較はできません。とりあえずいえることは、求人数でも業界1,2を誇っているようです。 業種や職種、勤務地で検索できるのは他の転職サイトと変わりはありませんね。 試しに【職種:営業】で検索してみると、3,228件ヒットしました。企画営業やコールセンターなどさらに細分化したり、【新着のみ】【初心者歓迎】で絞っていったりすることもできます。 【勤務地】を福岡にしてみました。福岡のような大都市は福岡市・北九州市とそれ以外の地域といったように分類されているようです。338件ヒットしました。 ポイント①:年収のきざみ方が雑 年収を400万円以上に絞ってみます。が、【301万円~】とんで【501万円~】というようにちょうどいいのがなかったので【301万円~】で検索します。この辺はもっときざんだ方がいいのではないでしょうか。228件まで絞れました。 ポイント②:【+もっと詳しく指定する】を活用 まだ見ていくには多いので、【+もっと詳しく指定する】をクリックします。そうすると、【雇用形態】【従業員数】【設立からの年数】も指定できるようになりました。それぞれ、【正社員】【11~100名】【11年~】に設定。34件まで絞り込めました。これなら1件ずつ吟味していけますね。 ポイント①:年収のきざみ方が雑 ちょっと残念ポイントもありましたが、おおむね使い勝手は悪くありませんでした。膨大な求人数から絞り込む方法も便利で的確です。 これは何かというと、質問に答えていくことで、あなたがどんな強みを持っているのか教えてくれる適職診断。5つの強みと結果に沿った企業を提案してくれます。 こんな感じでやりたい心を凄く刺激するのですが…結論からいうと、無理してやる必要はないかなと感じました。その理由を解説していきます。もちろん、こういうのが好きな方は全然やって構わないと思います。 新人 ポイント①:質問の数がとにかく多い ポイント②:質問の仕方が曖昧 「一人で旅行するのが好きだ」or「皆で旅行するのが好きだ」…時と場合とその日の気分によるでしょ!と思うのは筆者だけでしょうか。また質問の意図がわからないものもちょくちょくあります。こういう診断系が直接的な質問をしないでこういう曖昧な感じで攻めていくというのは理解してはいるのですが… ポイント③:結果に物足りなさを感じる 【決断力】【独創性】【親密性】【現実思考】【冷静沈着】といった具合に5つの強みで診断結果を表してくれるのですが、18種類からただ5つ選ぶだけだったら、こんなに労力をかける意味ある?と感じました。 ポイント④:自己分析のヒントにするのはあり ただし、自己分析をする際のヒントにはなるかなと思います。そのまま丸コピはだめですが、こういう面確かにあるよね~♪、いわれてみればこういうところあるかも~♪みたいな感じで参考にしていくといいでしょう。 ポイント⑤:志向に合った求人、ホントに合ってる? 最後に「あなたの志向に合った求人を探しませんか」として求人候補を出してくれるのですが、どういう結果から導き出したのか知りようがないので、志向に合っているのかどうかわかりません。たとえ、あなたの【決断力】という面に着目しました!とあったとしても同じ結果の人は何千といるのではないでしょうか。5つ全部の組み合わせパターンで割り出しているとしたら話は別ですが… ポイント⑥:1アカウントにつき1回だけ これは別に問題ない気がします。納得できないからもう1回やってみたい!友達にやらせてみたい♪ができないということですね。 ポイント①:質問の数がとにかく多い マイナスポイントの方が多かったので、悪口みたいになってしまいましたが、決してそうではありません。ただ、すぐに求人を見つけたい人、効率的に求人探しをしたい人があえてやる必要はないかなという感じ。ただし、こういう診断系が好きな人や自己分析のヒントにしたい人にはおすすめです。 最後にリクナビNEXTの退会とメール停止の方法を説明していきます。冒頭でもお話ししましたが、リクナビNEXTに登録するとメールが鬼くるので、利用が終わったら退会したいと考える人もいるかもしれません。ここでは退会方法と退会しなくてもメールをこないようにする方法、2つを紹介していきます。 マイページ>登録・設定情報の【退会する】から退会することができます。 ポイント①:退会後にログインすると再度登録したことになってしまう ただし、再度ログインしてしまうと、登録扱いになるので気を付けましょう。 ポイント②:リクルートエージェント、リクルートIDなどそれぞれ退会手続きが必要 リクルートエージェントやリクルートIDにも登録している場合は、それぞれ退会手続きが必要です。※リクルートIDは、使用することでポイントがたまるサービス。気づかないうちに登録していることもありますので確認しておきましょう。 マイページ>登録・設定情報の【情報配信設定】から設定することができます。メールの種類によって設定できるので取捨選択してください。 ポイント③:企業やエージェントからのメッセージは停止できない 設定でメールの配信を停止したとしても、企業やエージェントからのメッセージは停止できません。送られてくるメールの半分くらいはこれなので、完全停止したいのであれば、退会手続きをするしかありません。 ポイント①:退会後にログインすると再度登録したことになってしまう リクナビNEXTはじめようと思ってるのに、やめる時の話なんかいらないけど?と思う方がいるかもしれませんが、少なくない人が感じている【メール問題】とその解決策を把握しておくことで、不満を軽減することができるはずです。 ポイント①:専用のメールアドレスを用意しましょう ポイント①:情報は正確に入力する ポイント①:企業からのメッセージはEメールではなく管理画面で確認する ポイント①:年収のきざみ方が雑 ポイント①:質問の数がとにかく多い ポイント①:退会後にログインすると再度登録したことになってしまう 筆者が体験したリクナビNEXTのリアルな使用感や、登録・退会方法、注意点などを紹介してきました。気になるメールがめちゃくる問題は、管理画面を使う、設定を変更するなど対策可能で、利用が終わったら退会することもできるので問題ないでしょう。スカウトメールや求人検索は使いやすく、転職活動のパートナーとして心強いと感じました。 リクナビNEXTに興味があったけど実際どうなの?という方の疑問を、この記事で解消できたとしたら幸いです。STEP.3 レジュメ作成
STEP.4 登録完了
登録時のポイント
ポイント②:いきなり電話がくることはない
ポイント③:リクルートエージェントに申し込まない方法
ポイント④:詳しい個人情報は公開されない
ポイント⑤:レジュメの非公開設定レジュメの書き方
レジュメを作成する際のポイント
レジュメ作成時のポイント
ポイント②:「職務経歴」や「自己PR」をしっかり書く
ポイント③:希望条件は正直に管理画面と企業からのメッセージ
パソナキャリアの評判とは?特徴やメリット・デメリットを総まとめ
使いやすい管理画面とメッセージ管理
ポイント②:3種類のスカウトメールは気になるリストの企業だけ
ポイント③:エージェントからのメッセージもくる
ポイント④:なぜオファーをくれたのか明記されている求人検索
検索してみる
職種で
勤務地で
年収で
もっと詳しく指定する
使い勝手は悪くない求人検索
ポイント②:【+もっと詳しく指定する】を活用グッドポイント診断
診断は選択式でポンポン進めていくことができるのですが、とにかく質問の数が多いです。3部にわかれていて、1部:93問、2部:126問、3部:74問、計293問。何度もやめたくなりました。終わる頃には疲労困ぱいです。約45分かかりました。診断系が好きな人や自己分析のヒントにしたい人にはおすすめ
ポイント②:質問の仕方が曖昧
ポイント③:結果に物足りなさを感じる
ポイント④:自己分析のヒントにするのはあり
ポイント⑤:志向に合った求人、ホントに合ってる?
ポイント⑥:1アカウントにつき1回だけリクナビNEXTの退会・メール停止方法
退会方法
メール停止方法
メール問題を知っておくべき
ポイント②:リクルートエージェント、リクルートIDなどそれぞれ退会手続きが必要
ポイント③:企業やエージェントからのメッセージは停止できないポイントまとめ
登録時のポイント
ポイント②:いきなり電話がくることはない
ポイント③:リクルートエージェントに申し込まない方法
ポイント④:詳しい個人情報は公開されない
ポイント⑤:レジュメの非公開設定レジュメ作成時のポイント
ポイント②:「職務経歴」や「自己PR」をしっかり書く
ポイント③:希望条件は正直に管理画面とメッセージ管理のポイント
ポイント②:3種類のスカウトメールは気になるリストの企業だけ
ポイント③:エージェントからのメッセージもくる
ポイント④:なぜオファーをくれたのか明記されている求人検索のポイント
ポイント②:【+もっと詳しく指定する】を活用グッドポイント診断のポイント
ポイント②:質問の仕方が曖昧
ポイント③:結果に物足りなさを感じる
ポイント④:自己分析のヒントにするのはあり
ポイント⑤:志向に合った求人、ホントに合ってる?
ポイント⑥:1アカウントにつき1回だけ退会・メール停止したい時のポイント
ポイント②:リクルートエージェント、リクルートIDなどそれぞれ退会手続きが必要
ポイント③:企業やエージェントからのメッセージは停止できないリクナビNEXTは転職活動のパートナーとして心強い